ご老人の便秘の解消法はあるのか?

ご老人が便秘になりやすい原因とは?

ご老人は便秘になりやすいといわれているんですね。

加齢によって、善玉菌が減少し悪玉菌が増加すると、悪玉菌は大腸内を腐敗させるんですね。

便を送り出すぜん動運動も低下し、内臓自体の働きも鈍くなるんですね。

そんなことで、便が大腸内に長くとどまると、水分が吸収されカチコチの便になってしまうんですね。

どんどん便を排出しにくい状態になってしまうんです。

ご老人は食事量が少なくなってきていることも便秘の原因なんですね。

排便するためには一定の食事量が必要なんですね。

また、病気のために薬を飲んでいる可能性もあり、薬によって体が水分を吸収し、便に水分がいかないために便秘になっているのかもしれません。

薬の副作用もあるのかもしれません。

ご老人になると口の渇きも感じにくくなるともいわれているんです。

そのため、水分が足りておらず、便が硬くなっているのかもしれません。

便をほどよいやわらかさにして、排出しやすくするためにはたっぷりの水分が必要なんですね。

そして、ご老人の便秘を解消するには、便秘になりにくい食生活に変えていくしかないんですね。

といっても、それほど難しいことではないんです。

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ご老人の便秘の解消法は食生活を変えること?

まずはたっぷりの水を飲むようにしてみてはどうでしょうか?

たっぷりの水を飲む

ご老人の便秘の原因として、水分不足になっていることが多いんですね。

水分補給の目安として、1日1.5リットルから2リットルは必要だといわれているんです。

水分のほとんどは小腸で吸収され、大腸へいくわずかな水分も、さらに大腸で吸収されるので、便の中に含まれるのは本当にわずかなんですね。

夏になって汗をかくようになると、便に含まれる水分量はさらに減少してしまうんです。

特に、ご老人の場合、水分不足になると血液の濃度が上がり、脳血栓や心筋梗塞を起こすこともあるんですね。

ですので、まずはたっぷりの水を飲むようにしてみてくださいね。

ペットボトルや水筒を常に持ち歩けば、いつでも水分補給できそうですよね。

簡単なので試してみてくださいね。

朝起きてすぐに水を飲む

さらに、朝起きてすぐに水を飲むようにしてみてください。

空っぽの胃に水が入ると、胃が刺激されて、腸のぜん動運動が始まるんですね。

これを胃・結腸反射といい、前夜までにS状結腸にためられていた便が直腸へ移動するんです。

起きて時間が経つと胃腸が活動を始めますから、胃への刺激が軽減してしまうので、目覚めたらすぐに飲むことが大切なんですね。

朝食を食べる

さらに、追い打ちをかけるように朝食と食べるんです。

朝食は胃に食べ物を入れることですから、朝起きてすぐの水よりも胃への刺激が強いので、急激な腸のぜん動運動が始まるんです。

この胃・結腸反射が最も起きやすいのが朝食後なんですね。

朝食に食べるものも、便秘を解消してくれる食物繊維の多いものがいいんです。

食物繊維の多いものを食べる

食物繊維は消化されないまま大腸へ送られていく、便の材料になる成分なんですね。

便の量を増やして、大腸を刺激してぜん動運動を高めてくれるんです。

ご老人の場合は、食物繊維の多い食べ物をやわらかく調理するのが、おススメかもしれませんね。

食事には白米を食べますよね。

例えば、白米に大豆を一緒に入れて炊くんです。

大豆

大豆はスーパーで売っている大豆の水煮缶で十分ですからね。

もうすでに煮てありますから、さらに炊きこむとホクホクでやわらかくなるんですね。

いろんな種類の豆が入っている水煮缶もありますからね。

大豆には食物繊維がたっぷりで、さらに、大豆に含まれる大豆オリゴ糖は腸内のビフィズス菌のエサになってくれるんですね。

これによって善玉菌を大量に増やしてくれるんです。

また、便のカサも増してくれ、ぜん動運動を刺激して、便通をスムーズにしてくれます。

さらに、女性ホルモンに似た大豆イソフラボンも豊富なんですね。

しかも、豆は良質なタンパク質なので、ご老人の健康には必要不可欠なものなんですね。

大豆つながりといえば、納豆も便秘解消に効果的なんです。

納豆

もちろん、食物繊維もタンパク質も豊富なんですが、納豆菌が豊富なんです。

納豆菌は乳酸菌の仲間で、腸内の善玉菌を増やしてくれるんです。

胃酸や胆汁酸にも強く、生きたまま大腸に到達するんですね。

また、胃・十二指腸潰瘍の原因ともなるピロリ菌を抑えるほどの抗菌作用もあるんです。

納豆菌の酵素ナットウキナーゼは、血液をサラサラにする効果もあるんです。

納豆が食べられるなら、是非、試してみてくださいね。

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味噌汁を飲む

さらに、味噌汁をおかずに加えてみてください。

味噌には植物性乳酸菌が豊富で、腸内の善玉菌を増やしてくれるんですね。

難しく考える必要はないですよ。

味噌汁はお湯をそそぐだけの即席のもので十分ですからね。

さらに、味噌汁の中に乾燥ワカメを入れてみてください。

乾燥ワカメを入れる

ワカメの食物繊維は水に溶けて、便のカサを増やしてくれ、ヌメリ成分で水分不足の便をやわらかくしてくれるんです。

味噌汁の素と乾燥ワカメをお椀に入れて、お湯をそそぐだけですから、手軽に試してみてくださいね。

さらに、漬物をおかずに加えてみる。

漬物もスーパーで売っている出来合いのもので十分ですからね。

注意するのは、ちゃんと野菜が発酵しているものを選んでくださいね。

しば漬け、野沢菜漬け、ぬか漬け、キムチやザーサイなど、何でもお好きなものでいいですからね。

漬物はそれ自体が野菜なので、食物繊維もビタミンもミネラルも豊富なんですね。

ご飯、味噌汁、漬物があれば、おかずは肉でも魚でもなんでもお好きなのでいいですからね。

朝、どうしても食欲がない場合・・・

果物をかじるだけでもいいですよ。

果物

果物の果糖には大腸を刺激する作用がありますし、水分を引き込む作用もあって、便をやわらかくしてくれるんです。

もちろん、食物繊維も豊富なんですよ。

さらに、果物の上にヨーグルトをかけてやる。

ヨーグルト

ご存知、ヨーグルトの乳酸菌は大腸内の善玉菌を増やしてくれますよね。

さらに、オリゴ糖をかけてやる。

オリゴ糖

果物にヨーグルトとオリゴ糖をかけてやると、大腸内の善玉菌が大喜びする朝食になるんですね。

果物を食べる食欲もないような場合には、コーヒーや紅茶にオリゴ糖を入れて飲むだけもいいですからね。

オリゴ糖のカロリーは、砂糖の半分以下なんですね。

ですので、ダイエット効果もありますから、普段使っている砂糖をオリゴ糖に変えてみてもよいかもしれませんね。

オリゴ糖を使った料理を食べるだけで、便秘解消になりそうですよね。

いろいろ便秘解消についてお話しましたが、参考になれば幸いです。

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