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便秘が原因で喉の違和感を感じることがある?
便秘によって排出されない便が長く大腸内にとどまると、便は腐敗していくんですね。
そうなると、腐敗した便をエサとする悪玉菌が増殖して、ガスを発生させるんです。
そのガスが排出されればいいんですが、便秘によって硬くなった便にふさがれて、ガスが大腸の外に排出されずにたまっていくんです。
そして、横行結腸にたまったガスが胃を圧迫するんです。
それによって、胸やけや吐き気が起こり、酸っぱいものがこみ上げるような感じがするようになるんです。
それが喉の違和感につながっているのかもしれません。
また、たまったガスが腸管から吸収されると、吸収された有害物質は血液にのって全身をめぐるんです。
そのため、ニキビ、肌荒れ、むくみなどの症状を引き起こし、さらに肩こりや頭痛などの症状が出る人もいるんですね。
喉の違和感やさまざまな症状は便秘と関係しているんですね。
便秘が原因で喉の違和感があるような場合には、便秘を解消するのが最優先なんですね。
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喉の違和感の原因の便秘を解消する?
便秘のほとんどは生活習慣が原因なので、手軽なところから生活を変えてみるのがよいかもしれませんね。
まずは、朝起きてすぐ水を飲む。
朝起きてすぐ水を飲む
便秘の人は大腸の動きが弱くなっているので、大腸に動いてもらうために刺激を与えるんですね。
朝起きてすぐの水は胃に刺激を与えるので、その刺激が大腸に伝わるんですね。
それによって、なまけ気味だった大腸が活発に動き出すようになり、排便の準備ができるんですね。
また、水分を摂ることは便をやわらかくしてくれるんですね。
水分不足だと便が硬くなり排便しにくくなるんですね。
呼吸、発汗、排尿などで水分は常に体から出ていっているんです。
しかも、大腸に行く水分はわずかなので、日中もたっぷりの水分を摂ることが大切なんですね。
1日の目安としては、1~1.5リットルぐらいといわれています。
まずは朝起きてすぐに水を飲むこと、それと日中も水分をたっぷりと摂ることから始めてみてはどうでしょうか?
それだけで便秘が解消するかもしれませんよ。
さらに、朝ご飯を食べる習慣をつけることも便秘解消に効果があります。
朝ご飯を食べる
人間の体は食べ物が胃に入ってきて膨らむと、大腸にその合図が送られるんです。
その合図を受けた大腸は反射的に腸内にある便を押し出そうとするんですね。
これを胃・結腸反射といい、これは胃が空っぽのときほど強く起こるんですね。
朝起きてすぐは胃の中が空っぽの理想的な状態なんですね。
その状態で朝食をきちんと摂れば胃・結腸反射が起こり、強い便意をもよおすようになるんですね。
ちなみに朝食は和食がいいんですね。
便秘解消にはどうしても食物繊維を摂る必要があるので、お米を中心に野菜や海藻や豆類の和食が便秘解消に効果的なんですね。
食物繊維を摂る
お米を白米から玄米に変えると、さらに食物繊維をたくさん摂れるようになります。
玄米が苦手な場合だったら、白米と乾燥のヒジキを一緒に炊きこめば、ヒジキご飯になります。
ヒジキには水溶性食物繊維のセルロースが豊富で、しかも乾燥ヒジキは5割が食物繊維なんですね。
また、カルシウムや鉄分も豊富なんですね。
工夫次第で、白米を食べるだけで食物繊維を摂れるようにできるんですね。
寒天をご飯と炊きこんでもよいかもしれませんね。
寒天も水溶性食物繊維が豊富で、寒天を常食にすると腸内で水を含んだ程よいやわらかさの便を作ってくれるんですね。
また、寒天の水溶性食物繊維は、胆汁酸や余分な脂肪酸やコレステロールを吸着して体外へ排泄してくれるんです。
寒天ご飯の作り方は、棒寒天を洗って水で軽く戻し、小さくちぎってご飯と一緒に炊きこむだけなんです。
モチッとした食感でおいしいんですよ。
また、味噌汁を一品加えると、またまた便秘解消に効果的なんですね。
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味噌汁を加える
味噌は植物性乳酸菌を多く含むので、腸の中で善玉菌を増やしてくれるんですね。
植物性乳酸菌は酸やアルカリ、温度変化に強いので胃や腸で死滅することなく腸に届くんですね。
植物性乳酸菌を多く含むものは、味噌、醤油、漬物・・・そうなんです、和食なんですね。
味噌汁もいちから作る必要はなく、お湯を入れるだけでできる市販のものが売っていますので、それで十分なんですよ。
それに乾燥のワカメを入れてあげると、ワカメの水溶性食物繊維が水分不足の便をやわらかくしてくれるんです。
また、おかずの一品に漬物を加えてみるのもよいかもしれませんね。
漬物を加える
ぬか漬け、しば漬け、野沢菜、すぐき、キムチ、なんでもいいんです、スーパーで売っているもので十分ですので、お好みの漬物を選んでくださいね。
漬物は1日に1~2切れで十分なので、気軽にご飯のおかずに加えてくださいね。
ヒジキご飯に味噌汁、漬物、あとは肉でも魚でもお好みのおかずで大丈夫ですからね。
和食の朝ご飯を食べて便意を起こし、さらに次の日の便を作るんですね。
和食の朝食が面倒なら、フルーツをかじるだけもよいかもしれません。
フルーツをかじる
リンゴ、バナナ、キウイフルーツなどフルーツは食物繊維が豊富なんですね。
特にキウイフルーツは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスがよいので、便秘解消に効果が早いといわれているんですね。
できれば、フルーツにヨーグルトをかければ、乳酸菌を摂ることができますよね。
ヨーグルトの乳酸菌は胃で死滅するといわれていますよね。
だったら、生きたまま届くヨーグルトを買うべきか、と思われるかもしれません。
そんなことはないんですね、死んだ乳酸菌も腸に届くと、腸内の善玉菌を増やしてくれるんですね。
ですので、お好みのヨーグルトを買えばいいんですね。
さらに、その上にオリゴ糖をかけてやる。
オリゴ糖をかける
オリゴ糖は腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサになってくれ、強力に増やしてくれるんです。
砂糖の半分のカロリーですので、料理などで砂糖代わりに使うと自然と摂ることもできそうですし、ダイエットにもなりそうですよね。
胃や小腸で吸収されませんから、血糖値が上がりにくいんですね。
もし、フルーツも無理だという場合には、朝のコーヒーや紅茶の砂糖代わりに、オリゴ糖を使ってもよいですよね。
便秘解消についていろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。