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寝起きに冷水を飲むと便秘解消する理由とは?
寝起きに冷水を飲むと便秘の解消に効果があるんでしょうか?
寝ている間は胃腸の働きが低下しているんですね。
寝起きの空っぽの胃に冷水が入ると、胃が刺激されて目覚めるんです。
すると、胃・結腸反射というのが起こるんですね。
それによって、腸のぜん動運動を活発にしてくれるんです。
胃・結腸反射は胃が空っぽのときに起こりやすいんですね。
ですので、寝起きに冷水を飲むことは便秘の解消に効果があるんですね。
ただ、ストレスが原因のけいれん性便秘の人や、冷え性の人には刺激が強いかもしれませんね。
その場合には、常温の水でも十分に効果がありますし、温かい飲み物でも効果がありますからね。
とにかく、空っぽの胃に何かを入れることで、胃・結腸反射を起こせばいいんですね。
水ではない飲み物、牛乳やジュースでも効果はありますからね。
ただ、僕の経験ではやはり冷水の方が効果があるような気がしますので、冷水が大丈夫な人は試してみてくださいね。
便秘は水分不足も原因
便秘の人は、そもそも水分不足の人が多いんですね。
水分は便をやわらかくして、排便をスムーズにしてくれるんです。
逆に、水分が不足した便は硬くなり、排便がしにくくなるんですね。
ですので、できれば生の水で水分補給するのが一番いいんですね。
そして、便秘の人は便をやわらかくするために、たっぷりの水を摂る必要があるんですね。
目安としては、1日に1.5リットル~2リットルぐらい必要だといわれているんです。
そうなると、ペットボトルや水筒を常に持ち歩いて、意識的に水分補給する必要があるんですね。
意識さえしておけば、簡単にできることですので、試してみてくださいね。
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寝起きの冷水が便秘解消に効果あるとしても、基本は食生活の改善が大切?
さらに、便秘解消のために、水に「にがり」を数滴たらすんです。
にがりをたらす
にがりはミネラルの一種であるマグネシウムが主成分で、塩を作るときにできる副産物なんですね。
カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれていて、健康効果も抜群なんですね。
マグネシウムは腸内に水分をとりこんでくれるので、便をやわらかくしてくれるんです。
スーパーの塩などを売っている場所にありますので、のぞいてみてくださいね。
そして、ペットボトルや水筒の水に数滴たらしてみてください。
普通の水を飲むよりも便をやわらかくしてくれますからね。
朝ごはんを食べる
さらに、朝ご飯を食べることも便秘解消に効果があるんですね。
空っぽの胃に食べ物が入ることは、水が入るよりも胃に刺激を与えるんですね。
少しでもいいので、食べ物を胃の中に入れてあげてくださいね。
もし、食欲のないような場合には、味噌汁だけでもいいかもしれませんね。
味噌汁を飲む
味噌には植物性乳酸菌が豊富で、胃や腸で死滅することなく大腸に届くんです。
そして、腸内で乳酸を出して、腸の中を弱酸性の環境にしてくれるんです。
これによって、弱アルカリ性を好む悪玉菌を抑えてくれるんですね。
そして、善玉菌だけが増えるような環境にしてくれるんです。
味噌汁といっても難しく考える必要はないですよ。
お湯を入れるだけの即席の味噌汁で十分ですからね。
乾燥ワカメを入れる
さらに、その味噌汁に乾燥のワカメを入れてみてください。
ワカメなどの海藻には、水溶性食物繊維が豊富で、水に溶けて便のカサを増してくれ、ヌメリ成分で水分不足の便をやわらかくしてくれるんですね。
オリーブオイルをたらす
さらに、さらに、味噌汁の中にオリーブオイルをスプーン一杯だけたらすんです。
オリーブオイルのオレイン酸は、便をやわらかくしてくれ、便のすべりをよくしてくれるんです。
味噌汁を一杯飲むだけで、植物性乳酸菌、食物繊維、オレイン酸が摂れますからね。
簡単ですので、試してみてくださいね。
白米と一緒に海藻を炊き込む
朝ご飯をガッツリ食べられる人は、一工夫して、白米と一緒に海藻を炊きこんでみるんです。
例えば、乾燥ヒジキと炊くとヒジキご飯になりますよね。
白米を炊くときに入れるだけですから、手軽なんですね。
棒寒天を軽くもどしてちぎって、白米と一緒に炊くとモチッとした食感になって、おいしいんですよ。
多少、磯の香りはしますが、白米とあまり変わりませんから、おかずと一緒にがっつり食べることができ、たっぷり食物繊維が摂れますからね。
漬物を一品加える
さらに、漬物を一品加えてみるんです。
漬物も植物性乳酸菌が豊富なんですね。
そもそも、漬物は野菜ですので、それ自体に食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているんです。
血圧やコレステロールを下げてくれるGABAという成分も豊富なんです。
これは、特にキムチなどに豊富に入っているといわれているんです。
漬け物も難しく考える必要はないですよ。
スーパーに売ってる、できているものでいいですからね。
ただ、野菜がちゃんと発酵しているものを選んでくださいね。
味噌汁、ご飯、漬物があれば、おかずは肉でも魚でも好きなものを食べていいですからね。
朝ご飯がガッツリ食べられないような場合には、フルーツをかじるだけでもいいですよ。
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フルーツを食べる
フルーツにも食物繊維が豊富に含まれているんです。
フルーツの果糖は大腸を刺激してくれたり、水分を引き込む作用があるんです。
それによって、便がやわらかくなり排便をスムーズにしてくれるんですね。
フルールのクエン酸やリンゴ酸などの酸には、腸を刺激する作用があり、大腸に反射を起こしてくれるんですね。
便意を起こす手助けをしてくれるんです。
フルーツの中でも、特にキウイフルーツは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスがよく、排出しやすいやわらかい便を作ってくれるといわれているんです。
そして、キウイフルーツは食べ始めてからの効果が早いといわれているんです。
ビタミンC、カリウム、葉酸、ビタミンEなど美容や健康によい栄養素もたっぷりなんですね。
キウイフルーツを半分に切って、それをスプーンですくって食べるだけ。
簡単でしょ。
ヨーグルトをかける
できれば、その上にヨーグルトを少しでいいのでかけてみてください。
ご存知の通り、ヨーグルトは乳酸菌がたっぷりですよね。
ただ、ヨーグルトの乳酸菌は胃酸や胆汁酸に弱く、大腸に届く前に死滅してしまうとよくいわれますよね。
では、生きたまま届くヨーグルトを買わなければならないのか、というと、そうでもないみたいなんですね。
胃酸などで死んでしまっても、コレステロールなどを吸着して便として排出してくれたりして、腸の免疫力のアップに役立ってくれるんですね。
ですので、ヨーグルトはお好みのものを選んでくださいね。
オリゴ糖をかける
さらに、その上にオリゴ糖をかけるんです。
オリゴ糖は胃や腸で消化・吸収されにくい性質があり、そのまま大腸に届き、ビフィズス菌のエサになって、大量に大腸内の善玉菌を増やしてくれるんです。
悪玉菌は大腸内のいろいろなものをエサとして、しぶとく生きるんですが、善玉菌は好みのエサが不足すると、たちまち減少していくんですね。
善玉菌を増やしていくには、意識的にエサを摂り続けることが大切なんですね。
キウイフルーツ、ヨーグルト、オリゴ糖、手軽なものだけですが、善玉菌が大喜びする朝ご飯なんですね。
さらに、オリゴ糖を砂糖代わりに使ってもいいかもしれませんね。
カロリーは砂糖の半分以下ですから、ダイエットにも最適なんですね。
朝、どうしても食欲がなくて、フルーツも食べられないようなら、ココアにオリゴ糖を入れて飲むだけでもいいかもしれませんね。
ココアを飲む
ココアパウダーには食物繊維がたっぷり入っているんですね。
不溶性食物繊維が多いといわれ、腸内環境を酸性にして悪玉菌を抑え、善玉菌を増やしてくれたり、便のカサを増してくれ、腸を刺激してぜん動運動を促してくれるんですね。
さらに、ポリフェノールも含まれているので、ピロリ菌を殺菌してくれたり、動脈硬化の予防などの効果もあるんですね。
便秘解消についていろいろお話しましたが、参考になれば幸いです。