姿勢を良くして脂肪燃焼する・・・
40代になると、体のさまざまな部分に加齢変化が現れます。
筋肉も例列ではありません。
筋肉量が減るため、筋力が低下します。
年齢とともに、首を前に突き出し、背中や腰を丸めた姿勢になりやすいのも、脊椎を支えている腹筋や背筋などが弱くなるからです。
筋肉は体温を生成する役割もあり、その働きが基礎代謝の多くを占めているので、筋肉量が減ると基礎代謝も低下してしまいます。
基礎代謝が低下すれば、内臓脂肪がたまりやすくなります。
「この姿勢のほうがラク」などといって、首や背中、腰などを丸めた姿勢でいると、筋肉量も基礎代謝も減っていくぼかりです。
また、悪い姿勢は歩幅が小さくなる、ひざがしっかり伸ばせない、すり足になりやすいなど、歩行にも悪影響を与えます。
しっかり歩くことができないと、消費エネルギーも減少させてしまうことになります。
姿勢がいいと体の動きがよくなるだけでなく、あなた自身のイメージアップにもつながります。
でも、腹筋や背筋の筋力が弱いと、なかなか身につかないものです。
よい姿勢でいようとしても、すぐに疲れて、背中を丸めた姿勢に戻ってしまいがちです。
よい姿勢を保つためには、ウォーキングや筋力トレーニングなどで筋肉を鍛えておくことが欠かせません。
悪い姿勢になっていることに気づいたら、その都度、修正するように心がけることが必要です。
座っているときや歩いているとき、鏡ヤショーウインドウに映る自分の姿勢をチェックするのも意外に効果があります。
日頃から、よい姿勢でいるように心がけていれば、少しずつ背筋や腹筋も強くなり、基礎代謝もアップしていきます。
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20代の体重と比べてみる・・・
人の体は20代で成長し終え、つまり、30代以降、身長が高くなったわけでもないのに体重が増えたとしたら、その分は不必要な脂肪だということです。
今の体重と20代の頃の体重の差はどれくらいかを計算してみます。
20代の頃の体重以下に落とす必要はありませんが、増えていたとしても5kg以内の増加に止めておきたいものです。
時々、お風呂上りに自分の体を鏡に映してみたり、20代の頃の写真をよく見て、現在の自分の体型と比べてみたりします。
そして、あきらめずに不必要な脂肪を落とすための努力を始めます。
また、お腹が痛くなるほど笑ったり、涙が出るほどの大笑いをして、心地よい疲れを覚えた経験はありませんか?
お腹がよじれるほど笑ったなどという表現もあるように、大笑いしたときは、結構、エネルギーを消費しているのです。
コメディを見たり、落語や漫才を聞いたり、人によって大笑いできるものは異なるでしょうが、笑って、楽しんで、幸せな気分で消費エネルギーをアップできるのなら、こんなにいいことはありません。
ときには気の合う友人たちと会い、盛り上がって大笑いできるような時間も大切にしたいものです。
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気分転換が肥満を予防する・・・
人の体には25時間周期の生体リズムがあり、これによって睡眠、覚醒、体温の変動などの周期をコントロールしています。
この生体リズムを24時間周期の地球の自転のリズムに合うように調整しているのが、太陽の光です。
太陽の光を浴びる時間が遅い、朝食を抜く、夜遅くに食事をする、夜中に明るい光を浴びて活動している、夜12時渦ぎに起きている、睡眠不足が続いているなど、朝、昼、夜の過ごし方が生体リズムに合っていないと、体にストレスがかかり、さまざまな機能に狂いが生じます。
自律神経のバランスが乱れたり、食欲をコントロールする中枢の働きにも悪影響を及ぼします。
さらに、代謝機能もスムーズに働かなくなるため、脂肪がたまりやすい状態になってしまいます。
適切な食欲を保ち、代謝をよくして内臓脂肪の蓄積を防ぐために、起床、就寝の時間、食事時間、睡眠時間といった基本的な生活習慣を見直します。
仕事や対人関係など、さまざまなことが原因でストレスがたまると、交感神経が過度に働くようになり、自律神経のバランスが崩れます。
この場合も、代謝がスムーズにいかなくなり、肥満しやすくなります。ストレスを和らげるため、こまめに気分転換をして、交感神経と副交感神経のバランスをよくしておきます。
ただし、食べたり、飲んだりすることでストレスを解消するのは肥満の原因になります。