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便秘で苦しい腹痛や気持ち悪いお腹の張りがある原因とは?
便秘で便が排便されずにたまると、腸内では悪玉菌が増加するんです。
その悪玉菌によって便の腐敗や発酵が起こりガスが発生し、ガスが硬い便にふさがれて腸内に留まると、お腹が張って気持ち悪くなるんですね。
そして、苦しい腹痛を起こすこともあるんですね。
また、腸内に便がたまると、腸の働きが悪くなり、横行結腸にたまったガスが胃を圧迫し、食欲不振や吐き気で気持ちが悪くなるんです。
さらに、ガスが硬い便にふさがれると体内に吸収されてしまい、肌荒れや吹き出物、体臭の原因になるんですね。
便秘がひどくなると、苦しい頭痛や肩こりを起こすこともあるんですね。
便秘で苦しい腹痛やお腹が張って気持ち悪いようなときは、とにかく便秘を改善するしかないんですよね。
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便秘の苦しい腹痛や気持ち悪いお腹の張りを改善する?
便秘を解消するには食生活を改善するしかないんですよね。
まずは食物繊維の多い食事に変えていくことが大切なんですよね。
食物繊維の多い食事
食物繊維は体内で消化吸収されないので、便の量を増やしてくれるんです。
腸管を刺激して便を排泄しやすくしてくれ、腸内の水分を吸収して膨らみ、硬くて出にくい便をやわらかくしてくれるんですね。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、これらをバランスよく食べることが便秘解消に効果があるんですね。
不溶性食物繊維は水分を吸収して膨張し、腸壁を刺激して腸のぜん動運動を活発にしてくれるんですね。
不溶性食物繊維はイモ類、豆、ナッツ類、くるみ、エノキダケなどに多く含まれています。
女性に多い弛緩性便秘の人に効果があるといわれています。
ちなみに弛緩性便秘とは、腸の働きが低下して、便を直腸に送れないような便秘をいいます。
水溶性食物繊維は水分を抱き込んでゼリー状になり、粘度が高く刺激を与えることなく腸内をゆっくり移動し、便を体外に出してくれるんです。
水溶性食物繊維は昆布、オクラ、干しアンズ、干しプルーン、なめこなどに多く含まれています。
男性やストレスの多い人に起こりやすい、けいれん性便秘の人に効果があるといわれています。
けいれん性便秘とは、腸がわずかな刺激でけいれんすることで起こり、あるときは便秘になり、あるときは下痢になるということを繰り返す便秘をいいます。
たっぷりの水分を摂ることも便秘の改善には大切なことなんですね。
たっぷりの水分を摂る
たっぷりの水分は便をほどよいやわらかさにして排出してくれます。
起きてすぐの1杯の水も便秘解消に効果があるんですね。
空っぽの胃に水が入ると、大腸の横行結腸からS状結腸に急激なぜん動運動が起こるんですね。
これを胃・結腸反射というんです。
小腸にあった流動性の消化物は結腸に押し出されて、大腸へ移動し、水分が吸収されて直腸に送られるんですね。
ちなみに、起きてすぐの水は冷たい水のほうが刺激になり、また起床後時間が経つと胃腸が目覚めてしまうので、起きたらすぐに飲むといいんですね。
ご存知のとおり、ヨーグルトも便秘改善に効果がありますよね。
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ヨーグルト
ヨーグルトはビフィズス菌などの乳酸菌が豊富なんですが、ほとんどが胃酸や胆汁酸に弱いんですね。
ですので、腸に届く前に殺菌されるんです。
ただ、それでもいいんです、その死骸を腸内の善玉菌がエサにしますから、ちゃんと効果はあるんですね。
また、死んでしまったビフィズス菌はコレステロールを吸着して排出してくれ、腸の免疫力のアップになるんです。
ヨーグルトにバナナ、リンゴなど入れると、ビタミン、ミネラル、食物繊維を補えます。
さらにオリゴ糖をかけると腸内のビフィズス菌のエサになりますので、さらに便秘改善になるんですね。
オリゴ糖
オリゴ糖は小腸で消化されずに大腸に届くので、そのまま善玉菌であるビフィズス菌を増やしてくれるんですね。
善玉菌は酸に強い性質で、悪玉菌は酸に弱い性質なので、ビフィズス菌がオリゴ糖を食べると、腸の中は酸性の環境になるんですね。
そうなると、酸に弱い悪玉菌は減少していき、逆に善玉菌は増殖していくので、さらに腸内環境が良くなっていくんですね。
オリゴ糖は熱にも強いので、砂糖代わりに料理などに使うと便利ですよね。
便秘で苦しい腹痛や、気持ち悪いお腹の張りがあるのは辛いですよね。
どれかやりやすいことから、1つだけでも試してみてくださいね。
きっとよくなると思いますよ。
いろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。