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赤ちゃんが泣くような便秘ってどんな便秘?
赤ちゃんが便秘で泣くようなことがあると心配ですよね。
赤ちゃんが泣くような便秘って、どんなものなんでしょうか?
授乳に30分以上かかり、体重が増えないような場合には、おっぱい不足による便秘といわれます。
特徴は赤ちゃんの機嫌が悪う泣くことも多いようです。
また、排便時に痛がったり、便に血が混じったりする場合、肛門が切れているのかもしれません。
このような場合も痛くて泣くようなことがあるかもしれませんね。
便が腸内に長くとどまると、水分が吸収されて便が硬くなるんですね。
その硬い便を出そうとして、肛門が切れるんですね。
切れた痛みで排便を我慢していると、便秘がさらにひどくなるんです。
そうなると、お腹が張って苦しくなって、泣いてしまいますよね。
ちなみに、うんちが作られ、それが便秘になる過程ってどんなものでしょうか?
まず口から食べたものは胃で胃液と混ざり、ドロドロになり消化されます。
胃で消化できなかったものを小腸で消化します。
残った食べ物のカスが大腸にやってきます。
大腸では水分が吸収され、うんちのようになります。
うんちは肛門のすぐ上にある直腸へ入ります。
直腸は膨らんでいて、うんちをためることができます。
便が直腸に届くと、その刺激が脳に伝わって便意をもよおします。
ただ、赤ちゃんの場合は、そのとき反射的に排泄するようですね。
何らかの原因でうんちの出ない状態が続くと、直腸にたまってふくらんでいきます。
新たなうんちがきても出にくくなるんです。
これが便秘なんですね。
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赤ちゃんが泣くような便秘の原因と改善方法は?
では、赤ちゃんの便秘の原因はというと、いろいろあるんですね。
赤ちゃんに不規則な生活をさせていると便秘になるといわれています。
不規則な生活
排便のリズムは生活リズムに影響するんですね。
また、ストレスが原因で腸の働きを悪くする場合もあります。
ストレス
ママがイライラしていると、赤ちゃんは敏感に感じとるといいますよ。
赤ちゃんは母乳やミルクしか飲みませんよね。
つまり、液体しか飲まないのに便秘になるのか、という疑問が浮かびそうです。
結論は、赤ちゃんも便秘になるんですね。
それは、うんちには母乳やミルクの脂肪のカス、腸の分泌物などの固形物も含まれているからなんですね。
赤ちゃんを便秘で泣かせないように、便秘を早く解決してあげたいですね。
離乳食が始まっているなら、まずは食物繊維を摂ることが大切です。
食物繊維を摂る
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維は水に溶ける性質があり、水分を抱き込んでゲル化させ、水分の吸収を促して便をやわらかくしてくれるんです。
水溶性食物繊維は納豆、ワカメ、モズク、果物などに多く含まれています。
不溶性食物繊維は水に溶けずに水分を吸収して膨らんでいき、腸内で便のカサを増し、腸を刺激して排便を促してくれます。
不溶性食物繊維は豆、カボチャ、ゴボウなどに多く含まれています。
これらの食物繊維が豊富な食材を食べさせてあげるようにすると、便秘は自然と治りますよ。
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運動で腸の働きを促す
運動をすることも大切で、運動をすると腸の働きが促されます。
運動は自律神経の働きを整える効果もあります。
赤ちゃんを寝かせて、両足を持ってゆっくり前後に動かすとよい運動になるんです。
また、うつ伏せにして床で腸を刺激するのもいいんです。
お腹を「の」の字にマッサージしても、腸が刺激されます。
「の」の字マッサージ
お腹の左下腹部から肛門へ向けて、時計回りに「の」の字でマッサージをします。
優しくマッサージしてあげてくださいね。
綿棒で刺激する
綿棒浣腸で肛門を刺激すると、うんちが出やすくなります。
綿棒にワセリンやクリーム、ベビーオイルをつけて、先端が隠れるくらいまで肛門に入れます。
綿棒が入ったら肛門の内側をゆっくりと刺激してあげます。
オリゴ糖を飲ませてあげるのもよいかもしれませんね。
オリゴ糖
オリゴ糖は腸内のビフィズス菌のエサになるため、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らしてくれます。
オリゴ糖を砂糖代わりに使うと、強力に腸内環境が良くなっていくんですよ。
カロリーは砂糖の半分以下ですから、赤ちゃんにも心配ないですよね。
熱などにも強いので料理にも使えるんです。
離乳食などに使ってあげると、自然と赤ちゃんの便秘が治りそうですよね。
季節の果物を小さく切ってあげて、ヨーグルトをかけて、さらにオリゴ糖をかける。
簡単ですが、腸内の善玉菌の大好物の朝食になるんですね。
果物は食物繊維が豊富ですし、ヨーグルトの乳酸菌は腸内の善玉菌を増やしてくれます。
ダメ押しで、オリゴ糖は善玉菌を強力に増やしてくれるんですね。
これなら赤ちゃんも大好きですよね。
どちらにしても、赤ちゃんが泣くほどの便秘は解消してあげたいですね。
いろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。