腹部膨満感や吐き気、胃痛がありおならがよく出るのは便秘が原因?

腹部膨満感や吐き気、胃痛、おならの原因は便秘?

腹部膨満感は、食べすぎ、飲みすぎで胃が膨らんだり、空気をたくさん飲み込んだり、腸管にガスがたまっている場合に感じるんです。

便秘によって排便されない便がたまると、腸内で悪玉菌が増加して、便を腐敗させ、ガスを発生させるんです。

そして、ガスが硬い便でふさがれて、腸の外に排出されずに腸内にたまると、腹部膨満感を感じるようになるんです。

そうなると、腸の働きが悪くなって横行結腸にたまったガスが胃を圧迫して、吐き気や胃痛を起こすんです。

また、おならも出やすくなり、おならをしてもまたすぐにしたくなるんです。

おならができない環境では我慢しますから、腸内がガスに圧迫されてさらに苦しくなり、さらにガスが胃を圧迫して、さらに吐き気や胃痛を起こす悪循環にはまっていくんですね。

この悪循環を断つには、便秘を解消するしかないんですよね。

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腹部膨満感や吐き気、胃痛、おならの原因の便秘を解消するには?

便秘を解消するには腸内細菌を増やすことが大切で、腸内細菌が大好物なのが食物繊維なんですね。

食物繊維

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、腸内細菌は水溶性食物繊維を好むんです。

水溶性食物繊維は発酵しやすく、ビフィズス菌が増えやすいといわれています。

昆布やワカメなどの海藻類、全粒穀物、ゴボウ、エシャロット、ニンニク、アボガド、果物類に多く含まれています。

また、納豆、オクラ、モロヘイヤ、サトイモなどのネバネバしたものにも豊富に含まれています。

水溶性食物繊維は粘着性があって胃や腸をゆっくり移動するので、おなかがすきにくく、食べすぎを防いでくれるんです。

糖質の吸収もゆるやかにしてくれ、食後の血糖値上昇を防いでくれるので、糖尿病の予防や改善になるんですね。

また、胆汁酸やコレステロールを自分にくっつけて、体外に排出してくれるので、ダイエット効果もあるんですね。

不溶性食物繊維は人間の消化酵素では分解されず、強い繊維で腸内のカスや細菌の死骸をからめとって、便のカサを増やしてくれるんです。

不溶性食物繊維が不足すると、食べ物のカスや細菌の死骸が腸内に残り、腐敗菌を増殖させ、善玉菌を減らしてしまうんです。

また、不溶性食物繊維は胃や腸でも水分を吸いとって大きく膨らみ、腸を刺激してくれるんです。

不溶性食物繊維は全粒穀物や野菜、豆類、キノコ類、海藻、おからなどに多く含まれています。

生きた乳酸菌やビフィズス菌の入ったヨーグルトや乳酸飲料も腸内細菌を増やしてくれます。

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乳酸菌、ビフィズス菌

その乳酸菌やビフィズス菌がそのまま腸に棲みつくわけではなく、大部分は胃酸に弱く、死んでしまうといわれています。

死んでしまっても乳酸菌やビフィズス菌がいた溶液が腸に届き、腸にいる善玉菌のエサになって増やしてくれるので十分効果があるんですね。

ただ、効果があるにしてもやはり続けることが大切なんですね。

オリゴ糖も腸内の善玉菌のエサになって、善玉菌を増やしてくれます。

オリゴ糖

オリゴ糖は熱にも強く、胃酸や消化酵素によって分解されないので、腸に届きやすい特性があるんですね。

オリゴ糖を1週間とると、摂取前18%のビフィズス菌の割合が40%になり、2週間後には46%になったという調査報告があります。

しかし摂取をやめると1週間でもとの数値に戻ったようです。

腸内の善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖もやはり続けることが大切なんですね。

いろいろ便秘解消についてお話ししましたが、参考なれば幸いです。

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