便秘で苦しく痛いような場合とは?
便秘で便が通常よりも長い間体内にとどまると、腸内には便に混じって大量の毒素がたまるんです。
その毒素が腸壁の血管から再吸収されて、全身に散らばっていくんですね。
そうなるとお腹や肌などに症状が現れてくるんです。
ガスがたまってお腹が張り、ひどくなると腹痛を起こすこともあるんです。
そして、下腹が重苦しく、だるさも出てきます。
たまったガスが胃を圧迫し、食欲不振や吐き気、胸やけも起こることもあるんです。
ひどくなると胃酸が逆流して逆流性食道炎になることもあるようです。
また、便が出ないと強くいきむようになり、便が硬いと、肛門に傷がついて痔になることもあるんです。
ニキビや吹き出物など肌荒れも起こります。
これは腸内にたまったガスが皮膚に影響していると考えられているんですね。
便秘が続くと腸内に悪玉菌が増え、腸のぜん動運動が低下します。
それによって、老廃物が多くなり、それをエサにする悪玉菌が増殖するんです。
腸内の環境が悪玉菌優勢になると、便秘はさらにひどくなるんですね。
ちなみに、ガスでお腹が張り、スカートやズボンのウエストがきつく苦しいような場合は、2~3リットルのガスがたまっていることもあるようです。
つまり、500ミリリットルのペットボトルが4~6本分お腹の中に入っていることになるんですね。
すごい量ですよね。
毎日便があっても、便が臭いような場合、排泄されなかった便が体内で腐敗している可能性もあり、便やおならが極端にくさくなるようです。
便が出てても、胸やけがする場合、老廃物が体内に残っていることもあるようです。
膨満感や腹痛がある場合は、便を出し切れてないので老廃物がたまり、お腹のあたりに違和感があり、苦しいこともあるようです。
これらの症状がある場合、排便力が低下している可能性があり、放置すると腸の働きがさらに低下し、便秘がさらにひどくなるんですね。
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便秘で苦しく痛い症状を改善するには?
便秘の原因にはいろいろあるようですが、まずは食生活の乱れが一番のようです。
朝食を抜いていたり、ダイエットをしたりと、小食や偏食などで食物繊維が不足したり、水分が不足することが原因で便秘になるんです。
ストレスも自律神経の働きを乱れさせ、それが腸の働きを悪くするともいわれます。
運動不足も腸が刺激されず、働きを悪くするともいわれます。
女性は月経前にホルモンバランスが乱れやすく、腸の働きが悪くなるともいわれます。
便秘を改善するには、まず食生活を改善することが何より大切なんですね。
そして、腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整えるのに、効果があるのがオリゴ糖なんですね。
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オリゴ糖
オリゴ糖は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサとなり、ビフィズス菌を増殖させてくれるんです。
オリゴ糖は人間の消化酵素では消化されにくく、そのまま大腸まで届き、エサとなるんです。
オリゴ糖は、はちみつや大豆などに含まれているんです。
市販のものもあるので、砂糖の代わりに使うと便利ですよね。
熱に強いので、コーヒーや紅茶、料理などにも使えそうですよね。
いろいろお話しましたが、参考になれば幸いです。