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産後の便秘で痩せない原因とは?
産後は便秘になりやすいといわれ、特に授乳中はおっぱいに水分が取られてしまうので、水分不足になるんですね。
便が硬くなるのは水分が不足することが原因で、たっぷりの水分を摂っていれば、便もしっとりとやわらかく排便しやすくなるんですね。
しかし、昼夜問わず赤ちゃんの面倒を見ていれば、疲れたり、睡眠不足になりますよね。
そうなると、自律神経が乱れてくるんです。
赤ちゃんの世話で便意があっても、トイレに行けないこともあるかもしれませんよね。
妊娠中にはホルモンのバランスで便秘になりやすいといわれていますが、出産後も妊娠中の便秘を引きずることが多いんですね。
便秘になると細胞の新陳代謝が落ちたりするので、痩せない太りやすい体質になったり、下腹がポッコリしてくるんですね。
これを改善するには便秘を解消するしかないんですよね。
腸内環境が整うと、実は自然と3キロぐらいは痩せてくるといわれているんです。
腸は消化と排泄を行うだけの器官ではなく、食べ物から栄養を取り込み、血液を作っているんです。
腸で作られた血液が全身の細胞に栄養を運ぶんですね。
便秘で腸の機能が弱っていると、質の悪い血液しか作れないので、その栄養を全身の細胞が取り込まないと、行き場を失った栄養は脂肪にためこまれるんです。
そうなると、皮下脂肪や内臓脂肪になってしまうんです。
腸内環境がよいと、質の良い血液が作られるんです。
質の良い血液中の栄養は全身の細胞に行き渡り、栄養の受け渡しがスムーズになり、それによって新陳代謝がよくなり、脂肪の燃焼力も高まるんです。
また、腸内環境が整うと便秘でたまっていた便をすっきり排泄させることができるんですね。
産後の便秘が原因で痩せないような状況を改善するには、便秘を解消するしかないんですね。
まずは、水分不足を改善するのがよいかもしれませんね。
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産後の痩せないような便秘を解消するには?
簡単なことから始めることが大切なんですね。
水分不足を改善する
ペットボトルや水筒を常に持ち歩いて、水分をたっぷり摂りながら、赤ちゃんの世話をしてみるのがよいかもしれませんね。
特に授乳中は水分不足で便秘になりやすいですから、根本的な原因から改善していくのが先決なんですね。
また、朝起きたらすぐにコップ一杯の水を飲む習慣をつける。
朝起きたらすぐにコップ一杯の水を飲む
朝起きてすぐの水は、脳を目覚めさせ、胃へのビックリ水になるんですね。
これにより、胃・結腸反射が起こり、大腸のぜん動運動のスイッチが入るんですね。
腸のぜん動運動が低下すると、食べ物が腸の中を進まなくなるんですね。
そうなると、腸壁で便の水分を吸収してしまいカチカチの便になってしまい、排便が困難になってしまうんです。
朝起きてすぐの水は、胃・結腸反射が起きやすく、腸が動き出し、ぜん動運動が活発になるんですね。
ですので、簡単なことですので、水分をたっぷり摂ることと、朝起きてすぐの水を飲むこと、実践してみてくださいね。
また、食生活で食物繊維を多く摂ることも大切なんですね。
食物繊維を多く摂る
といっても、それほど難しくはありませんから、気軽に読んでくださいね。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とがあるんですね。
水溶性食物繊維は、体内で水分を含みゲル化し、老廃物や毒素、コレステロールを吸着して、体外へ排出してくれるんです。
また、腸内で善玉菌のエサとなってくれるんですね。
不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らみ、カサを増してくれ、腸壁を刺激して腸のぜん動運動を活発にしてくれるんです。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく摂ることが、便秘解消の効果が速いといわれているんですね。
そしてですね、できれば朝食で摂るのが、最も効果があるんですね。
できれば朝食で食物繊維を摂る
朝食は空っぽの胃に食べ物を入れるわけですから、胃・結腸反射が起きやすく、腸のぜん動運動を活発にしてくれるんです。
朝起きてすぐの水を飲んだ後に、食べ物を入れるわけですから、ダブルで刺激してあげるんです。
そして、朝食を少し工夫して、食物繊維が豊富に摂れるようにする。
例えば、ご飯を玄米に変えたり、白米に胚芽米や雑穀米を混ぜてみる。
不溶性食物繊維が豊富ですので、便のカサを増してくれるんですね。
また、乾燥ヒジキや大豆の水煮、根菜などを細かく切って、白米と炊きこんでもよいかもしれませんね。
お米をたべるだけで、食物繊維が摂れますから、試してみてくださいね。
また、味噌汁を一品加えてみるのもよいかもしれません。
味噌汁を加える
味噌汁は植物性乳酸菌が豊富で、腸内環境を整えてくれて、排便力を強くしてくれます。
あまり難しく考える必要はないですよ。
味噌汁は即席のお湯を入れるだけのものがスーパーで売っていますから、それで十分ですからね。
もうちょっと工夫してみましょうか。
味噌汁を一工夫
フタつきの鍋を一つ用意して、水を入れて沸騰させます。
水の量は適当でよいですからね。
そのお湯に冷蔵庫の残り物の野菜を入れる。
一種類でいいですからね。
野菜に火が通ったら、野菜+お湯を即席の味噌汁の素にそそぐ。
これだけで野菜の味噌汁が出来上がります。
そして、鍋に残った野菜+お湯はフタをして、冷めたら冷蔵庫で保管します。
次の日、鍋の水を足して野菜+お湯を沸騰させ、また残り物の別の野菜を入れ、味噌汁の素にそそぐ。
なんと、2種類の野菜の味噌汁になるんです。
これを続けていけば、毎日野菜たっぷりの食物繊維たっぷりの味噌汁を飲むことができるんです。
冷ました後に、冷蔵庫に保管して、食べる前に火を入れることで、傷みにくくなりますからね。
乾燥のワカメを入れてもいいですよね。
もやしなどは切る必要がありませんよね。
ナメコやエノキを入れると、とろみがついて、すごくおいしくなります。
手軽に食物繊維がたっぷり摂れますから、試してみてくださいね。
もう一品、漬け物を加えてみる。
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漬物を加える
漬物にも植物性乳酸菌が豊富なんですね。
また、漬物はそもそも野菜ですから、それ自体に食物繊維はもちろん、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているんですね。
わざわざ作る必要はありませんよ。
野菜が発酵したものなら、なんでもよいですから、スーパーでできたものを選んでくださいね。
ご飯、味噌汁、漬物があれば、おかずは肉でも魚でも好きなものを食べてくださいね。
朝、食欲がないという人もいるかもしれませんね。
食欲がないということは、消化ができていないということですから、無理にたくさん食べる必要はありませんからね。
無理に食べると腸内で便が詰まってしまったり、胃に負担がかかりますからね。
ただ、効率よく働くには少しでも栄養を補給しておくことが必要なんですね。
バナナやリンゴ、キウイフルーツなどのフルーツをかじるだけでもいいかもしれませんね。
フルーツをかじる
フルーツも食物繊維が豊富なんですね。
その上にヨーグルトをかけて、さらにオリゴ糖をかけてあげると、腸内の善玉菌が大喜びする朝食になるんですね。
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになり、強力に善玉菌を増やしてくれるんです。
カロリーは砂糖の半分以下ですから、ダイエット効果もありそうですよね。
他の料理にも砂糖の代わりに使えそうですよね。
もし、朝、フルーツを食べることも難しい場合には、野菜ジュースやグリーンスムージーにオリゴ糖をかけて飲むだけでも、よいかもしれませんね。
いろいろ便秘解消についてお話ししましたが、参考になれば幸いです。