ご老人は便秘で発熱しやすくなる?

ご老人が便秘で発熱しやすくなる理由とは?

便秘が原因で、ご老人が発熱しやすくなる、というのは本当なんでしょうかね?

ウイルスや細菌が体内に侵入すると、体の中では免疫力が働くんですね。

体の中の免疫力はウイルスや細菌を退治しようとするんです。

そして、免疫力を高めるためには、平熱よりも高い体温が必要になり、発熱するんですね。

ですので、発熱自体が病気というわけではないんですよ。

発熱するのは、ウイルスや細菌を退治するために、免疫たちが闘っているわけなんですね。

ところで、腸は大きな免疫器官といわれているんですが、便秘になって腸内の悪玉菌が増えると、免疫力が下がるといわれているんです。

つまり、腸内の悪玉菌が少なく、善玉菌が多い状態が免疫力が高い状態なんですね。

ご老人になると、大腸からの粘液の分泌が低下するといわれていて、そのため、便を送り込む運動がスムーズにいかずに、便がたまってしまうんですね。

また、食事の量が減少したり、食事の内容も消化しやすい繊維質の少ないものになりやすいことなどから、便秘になりやすいんですね。

便秘になると、大腸に便が長くとどまり、悪玉菌が増殖するんです。

そして、悪玉菌が増殖することによって、免疫力が下がるんですね。

そこへ、体内にウイルスや細菌が入ってくるんです。

免疫力が強い状態だと、ウイルスや細菌をすぐに倒すので、のどの痛みや寒気など、軽い風邪症状だけで済むんですね。

しかし、免疫力が弱っていて、その時点で倒せない場合には、免疫力を強めるために、体温を上げるんです。

これが発熱なんですね。

つまり、ご老人は加齢によって便秘になりやすく、便秘になると、腸内の悪玉菌が増えて、免疫力が下がり、発熱しやすいといえるんですね。

いくら発熱は病気ではないといっても・・・

ご老人がしょっちゅう発熱を起こすようであれば、心配ですよね。

であれば、原因である便秘を解消する必要があるんですね。

便秘を解消するには食生活を変えていくしかないんですよね。

食生活を変えていくといっても、あまり難しいわけではないんです。

少しずつ、少しずつ、変えていけばいいんですよ。

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ご老人の発熱を予防するために便秘を解消する?

まずは、たっぷりの水分を摂るようにしてみるのが、よいかもしれませんね。

水分を摂る

たっぷりの水分は便をやわらかくして、排便をスムーズにしてくれるんです。

どれくらいの量かというと、1日の目安として、1.5リットルから2リットルといわれているんですね。

そうなると、意識的に水分を補給しなければならないですよね。

ペットボトルを持ち歩いたり、お気に入りの水筒などを持ち歩くと、やる気が出そうですよね。

そして、水つながりなんですが、朝起きてすぐの水も便秘解消に効果があるんですね。

朝起きてすぐの水

空っぽの胃に水が入ると、胃が刺激され、胃・結腸反射が起こり、腸がぜん動運動を始めるんですね。

それによって、前の夜までにS状結腸にためられていた便が、直腸に移動するんですね。

そのため、朝の1杯の水だけで便意が起こることもあるんですね。

にがりを入れる

さらに、水の中に「にがり」を入れるんです。

にがりは海水から塩を作る時にできる副産物で、主成分はマグネシウムなんですね。

塩化ナトリウム、亜鉛、鉄、リン、塩化カルシウムなどの多くのミネラルも含まれていて、健康効果も高いんですね。

マグネシウムは腸の働きを活発にしてくれ、便に水分を補ってやわらかくしてくれ、排泄しやすくしてくれるんですね。

便秘薬としても使われているんですね。

普通にスーパーの塩のコーナーなどに、お手軽な値段で売っていますので、のぞいてみてくださいね。

水ににがりを入れて飲む、簡単ですから、試してみてくださいね。

食物繊維を摂る

次に、便の材料となる食物繊維を摂るようにします。

スープで取るのが簡単かもしれませんね。

スープといっても難しく考える必要はないですからね。

お湯を入れるだけの、即席のスープで十分ですからね。

味噌汁、ワカメスープ、コンソメスープ、なんでもいいですからね。

スーパーで探してみると、すごい種類のスープの素が売っているのに驚きますよ。

スープは水分ですから、ここからも水分が摂れそうですよね。

「インスタントスープの、どこに食物繊維が入っているんですか?」

なんて、いわれてそうですよね・・・

実は、この即席のスープを一工夫しちゃうんです。

まず、フタつきの鍋を用意し、水を入れて沸騰させるんです。

沸騰したら、冷蔵庫の中の余り野菜を1種類だけ、入れるんです。

野菜に火が通ったら、それをスープの素にそそぐんです。

それだけ。

野菜たっぷりの、食物繊維たっぷりのスープのできあがりなんです。

鍋の中に余っているものは、フタをして常温で冷まします。

冷めたら、冷蔵庫で保管します。

次の日、鍋に水を足して、沸騰させるんです。

沸騰したら、冷蔵庫の中の昨日とは違う、余り野菜を1種類だけ入れます。

火が通ったら、スープの素にそそぐ。

これで、2種類の野菜たっぷりの、食物繊維たっぷりのスープの出来上がりなんですね。

もうわかりましたか?

そうなんです、これを続けると、たくさんの種類の野菜、たくさんの野菜の食物繊維、たくさんの野菜の栄養の入ったスープを食べることができるんです。

5日続ければ5種類、10日続ければ10種類なんです。

1種類だけの食物繊維や栄養よりも、いろんな種類を摂る方が便秘解消にも、健康にも美容にも断然いいんです。

しかも、簡単でしょ。

「これ、傷まないんですか?」

なんて、言われそうですよね・・・

大丈夫なんです。

これ、常温に冷ました後に、冷蔵庫で冷やして保管しますよね。

これだけで、傷みにくくなるんですね。

さらに、食べる前に火を入れるので、さらに傷みにくいんですね。

何日も火を入れた、ダシのしみ込んだおでんと同じ原理なんですね。

といっても、一応、食べる前には傷んでないか確認してみてくださいね。

さて、僕の家の冷蔵庫には必ずといってもいいほど、玉ねぎが余っているんです・・・

なぜかわかりませんが・・・

ですので、まずは、玉ねぎを切ります。

火が通りやすいように、スライスします。

半分も切れば、たっぷり玉ねぎのスープになりますよね。

玉ねぎは食物繊維も豊富なんですが、オリゴ糖も多く含まれているんですね。

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オリゴ糖を摂る

オリゴ糖は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで届き、ビフィズス菌のエサになって、強力に善玉菌を増やしてくれるんです。

これによって、免疫力の強化にもなるんですね。

オリゴ糖を毎日のように摂ると、ビフィズス菌が30%台まで増えるんです。

すごいでしょ。

病気の予防や老化防止のためには、腸内のビフィズス菌が占める割合を、30%以上にするとよいといわれているんですね。

ですので、オリゴ糖は最適かもしれませんね。

また、ビフィズス菌がオリゴ糖を食べると、酸を出して、腸内を酸性にするんですね。

そうなると、酸に弱い悪玉菌が減少して、酸に強い善玉菌だけが増える腸内環境になるんですね。

また、酸は腸のぜん動運動を促す働きもあるんです。

血糖値を上げない作用もありますので、糖が高い人でも安心ですよね。

他に、オリゴ糖を多く含む食材として、ゴボウ、大豆、ニンニク、アスパラガス、はちみつなどが挙げられるんです。

例えば、ゴボウをスープに入れてもよいですよね。

「え、ササガキに切るの?」」

なんて、いわれそうですが・・・

安心してくださいね。

すでにササガキになっている、パック詰めのゴボウが売られていますからね。

簡単に、それを使ってくださいね。

また、大豆の水煮缶なども手軽ですよね。

これらをスープに入れてもいいですよね。

そういえば、キノコを忘れていました。

キノコはスープの香りを良くしてくれるんですよね。

なめこやエノキダケは、おいしいとろみをつけてくれますよね。

そしてですね、キノコは免疫機能自体を高める作用があるんですね。

免疫力が落ちると活性酸素がたまり、活性酸素がたまると、さらに免疫力が落ちるという悪循環に陥るんですね。

しかし、キノコは強い抗酸化作用で、活性酸素を除去してくれるんですね。

なんか、結局、いろいろと挙げてしまい、頭がごっちゃになっているかもしれませんが、印象に残ったやりやすいところから始めてみてくださいね。

便秘解消についていろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。

↓日本一売れているオリゴ糖は??↓


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