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どうして糖質ダイエットで便秘になって痩せないのか?
糖質制限ダイエットで便秘になるのは、炭水化物を極端に減らすことが考えられるんですね。
炭水化物は糖質と食物繊維からできていますから、便の材料になる食物繊維が不足するんですね。
いくら糖質制限ダイエットをしていても、便秘になると痩せない体質になってしまうんです。
便秘になると腸内に悪玉菌が増加し、腐敗や発酵が起きるため、有害なガスが発生しやすくなるんです。
この有害ガスが、便秘で硬い便にふさがれて腸の外に放出されずにいると、腸壁から吸収されて血液に溶け込んでいくんです。
有害ガスが溶け込んだ血液が全身の細胞に行きわたると、細胞の新陳代謝が悪くなるんですね。
細胞の新陳代謝が悪くなると、脂肪を燃焼する力が弱まって、太りやすく痩せない体質になってしまうんです。
しかし、腸内環境がよくなり、便秘が解消し始めると、実は自然と痩せてくるんですよ。
細胞の新陳代謝が良くなれば、脂肪を燃焼する力がすごく高まるんです。
また、お通じが改善され、たまった便が排泄されると、ポッコリとしていた下腹もスッキリするんです。
そうなると、いくら食べても太らない体質になっていくんですね。
つまり、糖質ダイエットよりも便秘を解消して、腸内環境をよくするような食生活にする方が、太らない体質になるんですね。
ダイエットではありませんから、食べる量の制限はありません。
ただ、食べるものを多少気を付ける必要はありそうですよね。
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糖質ダイエットより便秘を解消することが痩せない体質を改善する?
便秘を解消する食生活というのはそれほど難しくないので、できるところからやってみてくださいね。
まず、水分をたっぷり摂るようにする。
水分をたっぷり摂る
水分は便をほどよいやわらかさにして、排出してくれるんですね。
常にペットボトルや水筒ををそばに置いて、こまめに水分を補給するだけですので簡単ですよね。
まずは試してみてくださいね。
また、朝、起き抜けの水を飲むことも便秘解消に効果があるんです。
朝、起き抜けの水を飲む
空っぽの胃に一気に水が入ると、胃が刺激されて、胃・結腸反射が起こるんです。
それによって、前夜までにS状結腸にためられていた消化物が、スムーズに直腸へ移動するんですね。
この朝起き抜けの水だけで、便意をもよおすこともあるんですね。
これも簡単ですよね、やってみてくださいね。
さきほどの胃・結腸反射は、朝ご飯を食べることでも起こすことできるんです。
朝ご飯を食べる
というよりも、朝食後が一番起こりやすいといわれているんですね。
空っぽの胃に食べ物が入ると、水が入るよりも強力な刺激になりますので、大腸に急激なぜん動運動が起こるんです。
それによって、消化物が大腸から直腸へ送り込まれ、自律神経の働きで便意を感じるようになるんですね。
そして、最も大切なのが便意を感じたときに、それに逆らわないことなんです。
朝忙しかったりして、便意を我慢し続けていると、そのうち便意がなくなってくるんですね。
便意がなくなれば、便を出す機会がなくなるということになるんです。
頑固な便秘の人の多くは、実は便意を感じない人なんですね。
ですので、便意を感じたら、すぐにでも出すことがすごく大切なんですね。
そして、できれば朝食は腸が喜ぶような食べ物にすることがいいんです。
まず、味噌汁を飲むようにしてみるんです。
味噌汁を飲む
味噌には植物性乳酸菌が豊富で、腸内の善玉菌を増やしてくれ、悪玉菌を抑えてくれるんです。
また、ぜん動運動をはじめとする腸の働きを活発にしてくれるんですね。
味噌汁を一から作る必要はないですよ。
お湯を入れるだけの即席のもので十分ですからね。
一緒に乾燥ワカメを入れると、お湯でもどりますから、ワカメたっぷりの味噌汁になります。
ワカメに含まれる水溶性食物繊維は水に溶けて、便のカサを増してくれ、独特のヌメリで水分不足の便をやわらかくしてくれるんですね。
簡単ですから、しばらくは試してみてくださいね。
もし、ワカメに飽きたら・・・
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味噌汁を一工夫
フタつきの小さな鍋を一つ用意して、水を入れて沸騰させます。
沸騰したら、冷蔵庫の中の残り物の野菜を入れ、火が通ったら、即席の味噌汁にそそぐんです。
すると、食物繊維たっぷりの野菜の味噌汁ができあがるんです。
余ったお湯と野菜は、鍋のふたをしめて冷まして、冷めたら冷蔵庫に保管します。
次の日、鍋に水を足して沸騰させ、冷蔵庫の中の違う野菜を入れ、即席の味噌汁にそそぐんです。
すると、2種類の野菜の味噌汁ができます。
これを何日も続けていると、野菜たっぷりの味噌汁を毎日飲むことができるんですね。
例えば、ホウレン草、小松菜、春菊、などの青菜は、腸の働きを活発にするビタミン、ミネラルも豊富で、当然、食物繊維もたくさん入っています。
色素成分の葉緑素やβカロテンなどの栄養もたっぷり。
ナメコ、エノキダケなどのヌメリのあるキノコは、汁にとろみがついて味噌汁がおいしくなります。
ヌメリ成分は、腸内でゲル化し、スポンジのようになって余分な水分を吸収し、ほどよい便の硬さにしてくれるんですね。
キノコ類は味噌汁の香りをすごくよくしてくれるので、試してみてくださいね。
さらに、お米を玄米にしてみたり、胚芽米や雑穀米を混ぜると、食物繊維、ビタミン、ミネラルが何倍にもなるんです。
ご飯を一工夫
スーパーのお米売り場にいろんな種類が置いてありますし、袋には説明や炊き方などの書いてありますから、のぞいてみてくださいね。
玄米などが気が進まないような場合には、乾燥ヒジキを白米と炊いてもいいかもしれませんね。
白米を炊くときに、乾燥ヒジキを入れるだけで、食物繊維たっぷりのヒジキご飯になりますからね。
少し磯の香りがするようになりますが、それほど白米と変わりませんから、普通におかずと食べられますよ。
ご飯を食べるだけで、食物繊維がたっぷり摂れますから、試してみてくださいね。
さらに、漬物を一品おかずに加えてみる。
漬物を加える
野菜を発酵させた漬物は、植物性乳酸菌が豊富で、腸内の善玉菌を増やしてくれるんです。
漬物の材料は野菜ですから、もともと食物繊維、ビタミン、ミネラルはたっぷりですからね。
自分で漬ける必要はありませんから、スーパーで売っている、できているもので十分ですからね。
お好きな漬物を選んでくださいね。
味噌汁、ご飯、漬物があれば、便秘対策はバッチシですから、おかずは肉でも魚でもなんでも好きなものを選んでくださいね。
たくさんの量を食べても、便秘が解消されれば、痩せる体質になっていきますからね。
朝忙しかったり、食欲がないので、こんな朝ご飯は難しいという人もいるかもしれません。
そんな人は、果物をかじるだけでもいいですからね。
果物をかじる
果物も食物繊維が豊富ですから、リンゴでもバナナでもキウイでも新鮮なものなら何でもいいですからね。
特にキウイは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスがよく、便秘解消に効果が早いといわれいるんですね。
さらに、果物と一緒にヨーグルトを食べる。
さらにさらに、その上にオリゴ糖をかける。
オリゴ糖をかける
この組み合わせは、腸の中の善玉菌が大喜びする朝食なんですね。
オリゴ糖は腸内のビフィズス菌のエサになってくれるんです。
そのため、ビフィズス菌などの善玉菌を強力に増殖させてくれるんです。
胃や腸で消化吸収されないので、血糖値も上げにくいんです。
カロリーは砂糖の半分ですから、ダイエット効果もあるんですね。
砂糖代わりに使うと、自然と腸内の環境を整えてくれるんです。
それでも朝食が食べられない人は、コーヒーや紅茶にオリゴ糖を入れるだけでも便秘解消に効果がありますからね。
いろいろ便秘解消についてお話ししましたが、参考になれば幸いです。