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便秘で苦しい吐き気がする原因とは?
便秘が続くと腸の中が便でいっぱいになり、新しく入ってきた食べ物が腸に下りて行かなくなるんですね。
そうなると食べ物が胃に残ることになり、苦しい吐き気を催すようになるんです。
腸内に便が留まると、腸の働きが悪くなり、横行結腸にたまったガスが胃を圧迫し、食欲不振、吐き気、胸やけを起こすようになるんです。
腸が硬い便にふさがれて、ガスを排出できないでいると、ガスが体内に吸収されてしまい、肌荒れ、吹き出物、体臭の原因になるんですね。
原因はわかっていませんが、便秘がひどくなると頭痛や肩こりを訴える人も多いんです。
苦しい吐き気などを解消するには便秘を解消するしかないんですよね。
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苦しい吐き気を伴う便秘を解消するには?
便秘の解消には腸を積極的に動かしてくれる食材を食べることが大切なんですね。
一番手っ取り早くできることといえば、水分をたっぷり摂ることなんです。
水分をたっぷり摂る
水分は便をほどよいやわらかさにして、排便をスムーズにしてくれるんです。
起きてすぐ冷たい水を飲むことも効果があるといわれてるんです。
起きてすぐの空の胃の中に冷たい水が入ると、胃が刺激を受けて、胃・結腸反射を起こすんです。
それにより前夜までにS状結腸にためられていた便が直腸へスムーズに移動するんですね。
頑固な便秘解消には、まずはたっぷりの水を飲むことが大切なんですね。
体の水分は汗や尿などで出ていくので、こまめに水分を補給することが大切なんですね。
オリーブオイルも便秘の解消に効果があるといわれます。
オリーブオイル
オリーブオイルを短い時間で比較的多く摂ると、オリーブオイルに含まれているオレイン酸が腸管内に多く残るんですね。
オレイン酸が腸管の内容物に混ざり、便がやわらかくなり、排便の促進になるんですね。
サラダなどの料理にオリーブオイルをかける習慣をつけると、手軽に便秘の解消ができそうですよね。
そして、便秘解消にはやはり食物繊維の多い食生活することが大切なんですよね。
食物繊維の多い食生活
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があるんですね。
不溶性食物繊維は水分を吸収して便のカサを増やしてくれ、腸管を刺激してぜん動運動を活発にしてくれます。
不溶性食物繊維はレタスやキャベツ、ごぼうなどに多く含まれています。
水溶性食物繊維はヌルヌルとしていて、便がゆるめのときには腸内の余分な水分を吸収して、ほどよい硬さにしてくれるんですね。
また、コレステロールを吸着して排泄してくれます。
水溶性食物繊維は海藻類や熟した果物に多く含まれています。
夕食の一品は食物繊維の多い食材を使うとよいかもしれませんね。
また、植物性乳酸菌も便秘解消には効果があるといわれます。
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植物性乳酸菌
植物性乳酸菌を多く含むのが漬物なんですね。
漬物の材料は野菜ですので、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富でさらに効果がありそうですよね。
漬物の乳酸菌は、血圧やコレステロールを下げるGABAを作り出す力が強いといわれています。
ぬか漬けに関していえば、生野菜に比べてビタミンB1、ビタミンC、ミネラルが増えるんです。
納豆には納豆菌があり、納豆菌は胃酸や胆汁酸に強く、生きて大腸に到達し、大腸の善玉菌を増やしてくれます。
ビタミンCも便秘解消には効果があるといわれているんです。
ビタミンC
ビタミンCが腸内で分解されるときに発生するガスに、腸のぜん動運動を活性化させる働きがあるんですね。
生野菜サラダにレモンをしぼって食べると、ビタミンCが多く摂れそうですよね。
オリゴ糖も便秘解消に効果的といわれます。
オリゴ糖
オリゴ糖は小腸で消化されずに大腸まで届き、善玉菌であるビフィズス菌の栄養になるんですね。
悪玉菌は酸に弱く、善玉菌は酸に強い性質で、ビフィズス菌がオリゴ糖を食べるときに、大腸の環境は酸性になるんですね。
酸に弱い悪玉菌は減少し、酸に強い善玉菌が増えるんです。
また、酸性の環境は腸のぜん動運動を促してくれるともいわれるんです。
オリゴ糖を砂糖替わりに料理などに使うと、手軽に摂れるかもしれませんね。
いくつか便秘の解消法を挙げましたが、やりやすいものからやっていけばよいと思います。
便秘の苦しい吐き気などが少しでもやわらぐとよいですね。
いろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。