便秘の赤ちゃんに冷たい水をあげてよいのか?

便秘の赤ちゃんに冷たい水は効果があるのか?

朝1杯の冷たい水を飲むことは、便秘予防や便秘解消になるとよくいわれています。

それは、便をやわらかくしてくれるのは水分ですし、朝一番の冷たい水によって胃・結腸反射が起きやすいといわれています。

また、腸の神経には冷たい水に対するセンサーがついているともいわれています。

冷たい水が入ってきたことを感知すると、腸のぜん動運動が起こるんですね。

では、赤ちゃんが便秘になった場合、冷たい水は効果があるのでしょうか。

赤ちゃんに少量の水を与えることはあるようです。

しかし、赤ちゃんの胃腸はデリケートですので、冷たい水が刺激になってお腹の調子が悪くなることもあるんですね。

便秘が解消できても、下痢になり、これを繰り返すようになったら、赤ちゃんがかわいそうですよね。

また、冷たい水を飲むと体温が下がり、そうなると、免疫力が下がったり、低体温症になったりすることもあるんですね。

例えば、うんちがカチカチで、水分不足が原因で便秘になっていると考えられるような場合、白湯(さゆ)など常温や体温に近い温度のものをあげるのがよいようです。

生まれたばかりの赤ちゃんの腸内は無菌状態なんですね。

最初に大腸菌やブドウ球菌などの悪玉菌が腸内にあらわれるようになり、その後、すぐにビフィズス菌があらわれて、大腸菌やブドウ球菌を抑え込むようになるんです。

1週間もすると腸内は善玉菌でいっぱいになるんですね。

赤ちゃんは免疫力が弱いので、この最高の腸内環境を持つことで、下痢や感染症から守ってくれているんですね。

授乳中の赤ちゃんの便が臭わないのは、腸内に悪玉菌がいないからなんですね。

ですので、赤ちゃんが便秘気味なら、冷たい水ではなく、腸内環境を守ってくれる善玉菌を増やしてあげることが大切なんですね。

そこで赤ちゃんに最適な食品がオリゴ糖なんですね。

オリゴ糖は母乳の中にも含まれている成分なんです。

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赤ちゃんの便秘にはオリゴ糖で善玉菌を増やしてあげる?

オリゴ糖は胃や小腸で消化されずに大腸までたどり着き、善玉菌であるビフィズス菌に食べられるんですね。

実は、日和見菌や悪玉菌の中にもオリゴ糖を食べる菌がいるんです。

では、オリゴ糖を食べた悪玉菌も増殖するんではないか、と思うかもしれませんよね。

しかし、そうではないんですね。

オリゴ糖を食べた善玉菌は、乳酸や酢酸などの酸を出すんです。

ほとんどの悪玉菌は酸に弱いので、死滅するため、善玉菌が多くなる腸内環境になっていくんです。

また、酸はもともと腸管の中には存在しないものですので、腸はその酸を異物として認識するんですね。

そうなると、体は早く体外へ出そうとして、排便を促すんです。

また、酸は腸壁を刺激して、腸のぜん動運動も促してくれるんですね。

腸内では刺激物である酸を薄めようとして、水分を腸管に呼び込んでくるんです。

そうなると、腸内の水の含有量が増えてきて、便をやわらくしてくれるため、さらに排便をスムーズにする腸内環境にしてくれるんです。

オリゴ糖は糖なので、砂糖の代わりに使うことができ、甘いので赤ちゃんも喜びますよね。

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オリゴ糖を砂糖の代わりに使う

砂糖は小腸で吸収されてエネルギー源となりますが、オリゴ糖は胃腸で分解や吸収はされないんですね。

そのために、血糖値の上昇などを抑えてもくれるんですね。

カロリーは砂糖の半分以下なので、低カロリーで赤ちゃんにぴったりですよね。

オリゴ糖は熱や酸に強いので、離乳食などの味付けなどにも使えそうですよね。

赤ちゃんは免疫力が弱いので、便秘になったりすると、さらに免疫力が弱くなるんですね。

赤ちゃんの身の回りには風邪やインフルエンザのウイルスなど、細菌などの外敵がたくさんいるんです。

この外敵から赤ちゃんの身を守ってくれるのが免疫器官で、人間の体の中で最大の免疫器官が腸管なんですね。

最大の免疫器官が腸管

全免疫細胞の60~70%は、腸管に存在するといわれています。

赤ちゃんの便秘の場合には、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やしてあげることが便秘解消につながるんですね。

例えば、リンゴのすりおろしにオリゴ糖を入れてあげたりすると、リンゴはビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富ですので、便秘解消に効果的ですよね。

ミルクや白湯にオリゴ糖を入れてあげるだけでもよいかもしれませんね。

早く赤ちゃんの便秘を解消してあげてくださいね。

いろいろ赤ちゃんの便秘解消についてお話ししましたが、参考になれば幸いです。

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