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めまいや冷や汗で倒れるのは便秘と無関係ではない?
腸の中に排泄物が滞った状態が長く続くと、老廃物が腐敗して有害なガスを発生させるんです。
ガスの一部は腸壁から吸収され、血液に混じるようになるんです。
血液中に混じった有害物質は、血流にのって全身の細胞に送られるんですね。
この有害物質が頭などに送られると、めまいが起きるたりするんです。
また、この有害物質が血液に混じることによって、血行不良になるともいわれているんです。
血行不良になると、頭への血液が送られなくなって、めまいを起こしたりするんですね。
めまいがひどいと倒れることもあるかもしれませんから、注意が必要なんですね。
また、便秘がちの人は水分不足の人が多いって知ってましたか?
水分が不足すると、便が硬くなり便秘がちになるんです。
水分不足になると、さらに体全体をめぐる血液の濃度も濃くなるんです。
そうなると、頭に血液が正常に送られにくくなり、めまいや頭痛などが起こり、冷や汗が出たり、吐き気が起きたりするんですね。
そして、このような血行不良が続くと倒れるような大変なことが起こることもあるんです。
便秘が原因のめまいや冷や汗、さらには倒れるようなことを防止するには、便秘を解消するしかないんですよね。
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めまいや冷や汗で倒れるのを防ぐには便秘を解消する?
まずは、水分不足を改善するのがよいかもしれませんね。
まず朝起き掛けの水を飲むようにすることが大切かもしれません。
朝起き掛けの水を飲む
朝起き掛けの水は、空っぽの胃に入って刺激を与えてくれるんです。
その刺激は腸にぜん動運動をするように、サインを送ってくれるんです。
水分は便をやわらかくしてくれますから、日中を通して、たっぷり摂るようにしてくださいね。
1日の目安として、1.5リットルから2リットルは必要だといわれているんですね。
これだけの量の水を飲むとしたら、意識的に準備して飲むようにしなければならないですよね。
水分不足を解消するには、朝一番にペットボトルを用意する必要がありそうですよね。
一番簡単な便秘解消やめまい解消ですから、試してみてくださいね。
次に、便秘の解消には何といっても食物繊維を摂ることが大切なんです。
食物繊維を摂る
食物繊維は消化されないまま大腸へ送られる、便の材料になる成分なんですね。
便の量を増やしてくれ、大腸を刺激してくれ、排便をスムーズにしてくれるんです。
では、どんな食品が食物繊維が多いのでしょうか。
まず、ネバネバ食品には食物繊維がたっぷり入っているといわれています。
ネバネバ成分は腸内の善玉菌も増やしてくれるので、免疫細胞を活性化させてくれるんですね。
例えば、納豆のナットウキナーゼという酵素は血液中の血栓を溶かしてくれ、血栓ができにくくしてくれるんですね。
動脈硬化や脳梗塞の予防にもなるんですね。
めかぶも水溶性食物繊維が豊富で、余分なコレステロールを吸着して、便と一緒に排出してくれるんですね。
オクラのネバネバ成分は整腸作用があり、下痢や便秘を防いでくれます。
また、悪玉コレステロールを減らしてくれたり、ビタミンB、C、カリウム、鉄なども豊富なんですね。
オクラをさっと熱湯で30秒ぐらいゆでて、水で冷やして、輪切りにします。
それをボールに入れて、さらに納豆、めがぶを加え、付属のタレを入れて、醤油で味の調節をして、ネバネバグチャグチャに混ぜ合わせます。
ワサビやからし、柚子胡椒などを入れてもおいしいですよね。
ご飯にぶっかけてもおいしいですし、うどんやそばにかけてもおいしそうですよね。
手間もかかりませんし、便秘解消に効果があって、栄養満点ですから、試してみてくださいね。
ところで、生の食品の中で最も食物繊維が多いものって、なんだか知っていますか?
実は、らっきょうなんですね。
らっきょう
らっきょうには水溶性食物繊維のフルクタンという成分が豊富なんですね。
腸内環境をよくしてくれ、免疫力を高めてくれるんです。
らっきょうの独特のにおい成分、硫化アリルは、ビタミンB1の吸収力を高めてくれ、血液を浄化して、保温効果を高めてくれるんですね。
らっきょうを食べ終わった後、漬け汁が残りますよね。
この漬け汁にはフルクタンがたっぷり溶け出しているんです。
乾燥ワカメを水で戻して、漬け汁をかければ、即席の酢の物ができそうですよね。
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乾燥ワカメ
ワカメなどの海藻に含まれる水溶性食物繊維は、水に溶けてカサを増し、独特のヌメリで水分不足の便をやわらかくしてくれるんです。
ワカメ、昆布、モズク、ヒジキに含まれるアルギン酸は、血圧を下げる働きがあるんです。
乾燥ワカメを使った料理って、いろいろありそうですよね。
一番簡単な料理として、味噌汁に乾燥ワカメを入れてもよいですよね。
味噌汁といっても難しく考える必要はありませんからね。
お湯を入れるだけの即席の味噌汁が売っていますから、それにそのまま乾燥ワカメを入れるだけでできますからね。
1日1食でも、この味噌汁を飲むと食物繊維が摂れそうですよね。
また、味噌汁の材料の味噌は、植物性乳酸菌を豊富に含んでいるんですね。
植物性乳酸菌は酸やアルカリ、温度変化に強いので、生きたまま腸に届きやすいんですね。
生きたまま腸に届くと、腸内で乳酸を出し、腸の中を弱酸性の環境にしてくれるんですね。
弱アルカリ性の環境を好む悪玉菌を抑えてくれるんです。
その結果、善玉菌だけが増えていく環境にしてくれるんです。
植物性乳酸菌は、漬物にもたくさん入っているんです。
漬物
ぬか漬け、しば漬け、野沢菜漬け、キムチ、ザーサイなど、発酵した野菜に含まれているんです。
おかずとして漬物を一品加えてやるんです。
自分で漬ける必要はありませんから、スーパーで売っているもので十分ですから、お好みの漬物を選んでくださいね。
漬物の材料である野菜は、それ自体にビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富ですからね。
手軽ですので、試してみてくださいね。
また、オリゴ糖を砂糖代わりに使ってみてはどうでしょうか?
オリゴ糖
オリゴ糖は消化吸収されにくいので、そのまま大腸に届いて、ビフィズス菌のエサになってくれるんですね。
オリゴ糖は大腸内の善玉菌を強力に増殖させてくれるんです。
カロリーは砂糖の半分以下なので、ダイエット効果もありそうですよね。
悪玉菌は腸内のいろいろなものをエサにして強く生き延びるんですが、善玉菌はオリゴ糖のような特定のエサが不足すると、減少してしまうんですね。
ですので、毎日続けて摂ることが大切なんですね。
料理などに使ったり、コーヒーや紅茶などに使うことができそうですよね。
季節の新鮮なフルーツにヨーグルトをかけて、さらにオリゴ糖をかけてやると、腸の中の善玉菌が大喜びするデザートになるんですね。
手軽な朝ご飯にもなりますので、やってみてくださいね。
いろいろ便秘解消についてお話ししましたが、参考になれば幸いです。