内臓脂肪は貯蓄される・・・

内臓脂肪は貯蓄される・・・

インターネットの普及などで、出不精化し、運動不足になると、どうしても消費力ロリーより摂取カロリーが上回ってしまいます。

内臓脂肪は、カロリー使わなければたまる一方です。

テレビを見ていると10キロカロリー、ちょっと体を動かして掃除をすると22キロカロリー、家にいてもちょこちょことカロリーを使って、ムダな脂肪の貯蓄は使うことが大切です。

標準体重を維持できていればいいと思うかもしれませんが、体脂肪率は違う問題で、体重のわりには高いことが多くあります。

また代謝機能の低下にも要注意です。

ありがちなのは、運動後に仲間と一緒にランチバイキングでお腹いっぱい食べたり、生ビールのジョッキがお決まりのコースという人です。

これが習慣になってしまうと、せっかく脂肪を燃焼しても、それ以上のカロリーを摂ってしまいかねません。

汗をかいた後は脱水状態になつていたり、カロリーを消費して空腹感が高まったりしているので、普段よりガブ飲み、ドカ食いしてしまいます。加えて運動したんだから食べてもいい、という油断もあります。

また、運動後は休養モードなので、食べた物が身になりやすいので一層の慎重さを忘れないようにする必要があります。

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内臓脂肪を燃焼させる方法とは・・・

内臓脂肪を燃焼するためには、体に酸素を取り入れながら行う有酸素運動を毎日続けることが大変重要です。

「週1回30分走っているから大丈夫」ではないのです。

毎週日曜の趣味のサッカーで走れても、それだけでは内臓脂肪の燃焼は期待できません。

本格的なスポーツ経験があると、ウォーキングや軽いジョギング程度ではもの足らないせいか、やらなくても一緒、と思う人もいるようですが、こと脂肪燃焼に関してはそうではありません。

何年も運動から遠ざかっている元スポーツマンより、運動音痴でも、毎日30分歩いている人のほうが脂肪燃焼力、足腰力が優れているといえるのです。

「若い頃に比べたら食べる量は減ったのに、なぜ太るのだろう」そう感じる人は多くいます。

運動不足も原因ですが、基礎代謝の低下も原因です。

基礎代謝とは、安静時にも消費されるエネルギーで、いわば生命を推持するために使われるエネルギーのことです。

加齢とともに基礎代謝は低下するので、若い頃と同じ量を食べ続けていると、運動量を増やさない限り、確実に体重が増加します。

また、基礎代謝の多くを占める筋肉が加齢とともに減ることも、関係しています。

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お米を食べると太るのか・・・

カロリーに気をつけているという人に案外多いのが、ご飯を食べずにおかずだけにしているというパターンです。

なぜ、ご飯は太るというのは誤解です。

ご飯といえば炭水化物で、炭水化物は、主にエネルギー源となる栄養素です。

これがいつの間にか、ご飯は高カロリーという思い込みを招いてしまったのかもしれません。

また、おかずでカロリーを減らすよりも、毎食ご飯を減らすほうが、手っ取り早いこともあって、ご飯を抜くという法則ができあがってしまったとも考えられます。

でもご飯は、タンパク質やミネラル、食物繊維なども含む栄養食品で、特に高カロリーというわけではありません。

米飯に代表される粒状の穀類に含まれるでんぷんは、消化されるのに時間がかかるので、食後の血糖値の上昇も緩やかで、腹持ちのよいのが特徴です。

同じ穀類でも、パンやうどんのように小麦を粉にしてから加工された食品に比べて食べごたえもあります。

さらに、多くのパンやうどんには塩分が含まれていますが白飯ならゼロです。

また、最近よく耳にするレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は冷やご飯特有の成分で、食物繊維と同様に血糖値の急上昇を抑えたり、便秘を防いだりする働きがあります。

さらに、白米に玄米、麦やひえ、あわなどの雑穀を混ぜれば、食物繊椎に加えて代謝に必要なビタミンB群も強化されるので、便通を整えたり、コレステロール対策や、血糖値対策にもなり、よく噛むことで脳への刺激にもなります。

以上のことから、米飯はメタボ予防に最適な、優れた主食といえるのです。

決して太る食べ物ではありません。

なお、1日の主食をすべて米飯にする場合、体格や運動量にもよりますが、成人では中盛り茶碗で4~5杯が適量です。



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