代謝が低下する原因とは・・・
代謝が低下すると、脂肪がうまく燃焼せず内臓脂肪はたまる一方です。
代謝が悪いかどうかは、自分ではなかなか気づきにくいものですが、いくつかのサインがあります。
①汗をかかない
一般的に、代謝が悪いと運動などをしても汗をかきにくくなります。
②手足が冷たい
手先、足先が冷たい人は、冷え症かもしれません。
体が冷えていると血液循環が無く、代謝も低下します。
手足だけでなく、体を冷やさない工夫が必要です。
③便秘気味である
内臓脂肪がたまると、腸が圧迫されて便秘がちになる人がいます。
便が脂肪を排泄するわけではありませんが、便秘は代謝を低下させます。
効率よく脂肪を燃やすにけ便秘を解消する必要があります。
代謝が低下すると、肌の色つやにも影響し、くすんだ顔色になっていたら代謝が悪いのかもしれません。
④いつもシャワーですましている
湯舟で温まらず、冬場でもシャワーだけですます人が増えています。
シャワーだけでは、どうしても体の芯から温まりません。
湯舟にゆったりと入り、じっくり温めることで血行が促進され、代謝もスムーズになります。
喫煙や睡眠不足とメタボの関係とは・・・
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メタポリックシンドロームの喫煙者は、心臓・血管系疾患にかかりやすくなることがわかっています。
加えて怖いのは、過去の喫煙本数も影響を及ぼすという調査報告です。
現在の喫煙者、過去の喫煙者ともに、1日の喫煙本数が多いほどハイリスクとなります。
喫煙は、大量の活性酸素を発生し、血管を収縮させるので、血管障害の引き金になるなど、場合によっては命に関わる事態も予測されます。
メタボの人は、喫煙ほどリスキーなものはありません。
そろそろ禁煙どきかもしれません。
また、2万人以上の地方公務員に行った調査によると、睡眠時間が5時間未満の人は5時間以上の人に比べて、1.4倍肥満になりやすく、1.3倍高血糖になりやすい、という報告があります。
また、ある調査では3歳のときの睡眠時間が9時間未満の子は、11時間以上の子より、中学1年のときに肥満になる確率が1.6倍になったといいます。
睡眠は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを保つために不可欠です。
睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌など生体リズムが乱れ、代謝機能もスムーズに働かなくなってしまうため、内臓脂肪がたまりやすい体になってしまうのです。
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歩かないと内臓脂肪がたまる・・・
意外にも、忙しく仕事をしている人ほど、あまり歩いていないかもしれません。
テスクワークが多い人なら、なおさらで、普段の移動には、車、バス、電車を利用し、歩くのは通勤や買い物のときだけ、気づいてみると1日に20分も歩いていないという人は多いのです。
外出先では、エレベーター、エスカレーターは使わずに階段を利用しましょう、といわれても、疲れているときなど、階段をかけ上るという選択をするのはかなりの勇気が必要です。
職種にもよりますが、日々の仕事をこなしながらカロリー消費を心がける、というのは実際は、なかなか難しいものなのです。
けれども、このように歩かない生活をしていれば、確実に内臓脂肪はたまっていきます。
同時に、筋力も衰え、足腰力さえあやしくなってきます。
現代人が1日に歩く平均的歩数は約5000歩といわれています。
江戸時代の庶民の1日の平均歩数が3万歩で、これは明治頃まで変わらなかったそうです。
交通機関の普及が歩数に与える影響がわかります。
現在、多くの専門家が、健康のためには1日1万歩をすすめていますが、かなり意識して歩かなければ達成できません。
日常生活のなかで、こまめに歩数を稼ぐ工夫が必要です。