便秘が原因で左脇腹の痛みが起こるのはなぜ?

便秘が原因で左脇腹が痛む理由とは?

便秘で排便されない便がたまった腸内では、悪玉菌が増殖するんですね。

悪玉菌が増殖すると、便の腐敗や発酵が起こり、そこからガスが発生するんですね。

そして、ガスが硬い便にふさがれて、腸の外に放出されないで、腸内にたまると、お腹が張って痛みを感じるようになるんですね。

その場所が、便がたまっている左脇腹あたりなんですね。

さらに、腸内に便がたまると、腸の働きが悪くなり、横行結腸にたまったガスが胃を圧迫するんですね。

その場所も左脇腹あたりなんですね。

それだけならまだいいんですが、食欲不振、吐き気、胸やけなどの症状が出てくるんです。

さらに、硬い便にふさがれて排出されにくくなったガスは腸壁から吸収されるんです。

そして、血液に混じって全身の細胞に送られていくんです。

そうなると、肌荒れや吹き出物や体臭の原因にもなっていくんです。

便秘で左脇腹に痛みがあるようなら、便秘を解消しないと、いろいろな症状が出てくるんですね。

かといっても、便秘を解消するのはそれほど難しくはないんです。

少し食生活を変えるだけでいいんです。

「それが難しいんだよ!」

なんて、いわれそうですが・・・

なるべく簡単な方法を挙げてみましたので、参考にしてみてくださいね。

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便秘を解消して左脇腹の痛みをとる?

便秘を解消するには、なんといっても、便の材料である食物繊維の多い食事を摂ることが大切なんですね。

食物繊維を摂る

食物繊維は便の量を増やして、大腸を刺激し、腸のぜん動運動を高めて、便を送り出す働きを活発にしてくれるんですね。

まずは、食事のときにスープを飲むのが簡単かもしれません。

このスープを一工夫して、食物繊維たっぷりにするんです。

スープといっても難しく考える必要はないですからね。

即席のお湯を入れるだけのスープの素で、十分ですからね。

味噌汁、コーンスープ、ワカメスープ、キムチスープなど、何でもいいですからね。

スーパーをのぞいてみると、実に、いろんな種類のスープの素が売っているんですよ。

ですので、まずは、スーパーでお好みのスープの素を買ってきます。

ここから、一工夫なんですが・・・

フタ付きの鍋を用意します。

鍋に水を入れて沸騰させます。

沸騰したら、冷蔵庫に余っている野菜を、1種類だけ選んで、鍋に入れます。

野菜に火が通ったら、スープの素にそそぐと・・・

野菜たっぷり、食物繊維たっぷりのスープの出来上がりです。

鍋に残った中身はフタをして、常温で冷まします。

冷めたら、冷蔵庫に入れて保管します。

次の日、鍋に水を足して、沸騰させます。

沸騰したら、昨日とは違う野菜を、1種類だけ選んで入れます。

そして、これをスープの素にそそぐと、2種類の野菜たっぷりのスープの出来上がりなんですね。

これを数日間続けると、たっぷり種類の、たっぷり野菜の、たっぷり食物繊維のスープを毎日飲むことができるんですね。

「何日も続けたら、傷むんじゃねーの?」

なんて、言われそうですよね・・・

でもですね、常温に冷ました後で、冷蔵庫に保管するので、傷みにくいんですね。

次の日には火を入れるので、さらに傷みにくいんですね。

これぞ、じっくり煮込んだ、おでん屋方式なんです。

「野菜は何を入れればいいの?」

なんて、言われそうですが、本当に何でもいいんですよ。

といっても、少しお野菜を紹介しますね。

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葉野菜

ホウレン草、小松菜、春菊などの葉野菜は、加熱すればカサが減って、たくさん食べられるので、食物繊維がたくさん摂れそうですよね。

葉野菜には腸の働きを活発にするビタミンやミネラルも豊富に含まれているんですね。

葉緑素やβカロテンなどの栄養成分も豊富で、美容効果が期待できそうですよね。

オクラ、モロヘイヤ、ジュンサイなどのヌメリ野菜は水溶性食物繊維がたっぷり入っているんです。

珍しい野菜と思われるかもしれませんが、スーパーで普通に売っていますから、のぞいてみてくださいね。

この水溶性食物繊維のヌメリ成分が腸内でゲル化し、スポンジ状になって、余分な水分を吸収して、ほどよいやわらかさの便にしてくれるんですね。

そして、何よりスープにとろみがついて、おいしいんですよ。

サツマイモ

サツマイモは食物繊維はもちろん、ビタミンB、Cも豊富なんですね。

加熱するとできる難消化性でんぷんは、腸内で善玉菌を増やしてくれるんです。

ヤラピンというサツマイモ独特の成分は、ごく穏やかな下剤効果があるので、便秘解消に効果を発揮してくれるんですね。

サツマイモって甘いですよね、これにあうスープは・・・

実は、辛いスープなんですよ。

チゲとか、キムチスープとか、辛いスープに甘いサツマイモが入っているのと、はまりますよ。

カボチャ

甘いといえば、カボチャも食物繊維たっぷりですよね。

緑黄色野菜は栄養素もたっぷりで、さらにβカロテンなどもたっぷりなんですね。

ゴボウ

ゴボウは不溶性食物繊維が豊富で、便のカサを増してくれるだけでなく、腸内を刺激して、腸のぜん動運動を促してくれるんですね。

ゴボウを買ってきて、洗って、切ると、大作業になりますから、ささがきになっているパックに入っているやつでいいですからね。

切り干し大根

変わり種として、切り干し大根もいいかもしれませんね。

生に比べて15倍も食物繊維が含まれているんですね。

これは、乾燥することで凝縮されるんですね。

鉄は48倍、カルシウムは22倍、栄養の宝石箱ですね。

水でもどす必要はありませんよ、鍋の中はそもそも水なんですから。

キノコ

キノコは食物繊維も栄養成分もたっぷり入っているんです。

なめこやエノキを入れると、とろみがついておいしいですよね。

何といっても、キノコの香りがとってもいいんですね。

キノコはいろんな種類があって、しかも常に手頃な値段なので、ネタに困らないですよね。

コンニャク

コンニャクは水溶性食物繊維が豊富で、抜群の保水力で便のカサを増してくれ、腸壁を刺激してぜん動運動を促してくれるんですね。

また、コレステロール、中性脂肪、胆汁酸などを吸着して、体外に排泄してくれ、腸の中をきれいにしてくれるんです。

板こんにゃくをちぎって入れてもいいですし、糸こんにゃくをラーメン気分で入れてもいいですよね。

あまり味はないのですが、ほぼノンカロリーなので、ダイエット効果は抜群ですよね。

おまけに便が大量に出ますから、ポッコリお腹もへっこみますよ。

大豆

大豆は皮ごと食べられるので、食物繊維をたっぷりで、便のカサを増して、排便回数を増やしてくれるんです。

大豆に含まれる大豆オリゴ糖は、腸内のビフィズス菌のエサになって、強力に増やしてくれるんです。

スーパーに豆の水煮缶が売っていますので、それをそのまま入れるだけですからね。

海藻

海藻も水溶性食物繊維が豊富で、水に溶けてカサを増し、ヌメリで便をやわらかくしてくれるんですね。

これも簡単、乾燥ワカメを買ってきて、入れるだけですからね。

とにかく何を入れてもいいですからね。

そしてですね、このスープ、野菜のダシが出て本当においしいんですよ。

ダシが出てるので、いろんな料理に応用できそうですよね。

もし、スープに飽きたら、カレーのルーやシチューのルーを入れてもいいですよね。

何よりもヘルシーなカレーやシチューになりますよね。

食物繊維がたっぷり溶け出していますから、たくさん食べてもいいですからね。

キッパリ、太りませんから!

オリゴ糖

大豆には大豆オリゴ糖が含まれているといいましたが、このオリゴ糖を砂糖代わりに使うと、自然に便秘解消になるんです。

オリゴ糖は熱にも強いので、料理の味付けにできそうですよね。

コーヒーや紅茶に入れてもいいですよね。

ココア

ですが、おすすめはココアなんです。

ココアパウダーには不溶性食物繊維がたっぷり入っているんですね。

腸の中で善玉菌を増やし、腸内環境を酸性にしてくれ、悪玉菌を抑えてくれるんです。

また、有害物質や水分を抱え込んで、カサを増し、腸を刺激して、ぜん動運動を促してくれるんですね。

ココアパウダーにはポリフェノールも含まれていて、ピロリ菌を殺菌してくれ、動脈硬化も予防してくれるんです。

また、ヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べるのもよいですよね。

ご存知の通り、ヨーグルトの乳酸菌は腸内を酸性にして、悪玉菌を抑えてくれます。

腸内の善玉菌が大喜びするデザートになるんですね。

便秘解消についていろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。

↓日本一売れているオリゴ糖は??↓


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