汗はお肌の美容液？
お肌にとって汗をかくことはとても大事なことなんですね。
汗をかくことは体温のコントロールをするだけでなく、お肌のデトックスもしてくれるですね。
毛穴の黒ずみの原因は毛穴の中に汚れが詰まることによって起こることが多いんですね。
ちょっとしたお出かけなどをするとき、外の暑さで毛穴が開き、屋内のクーラーの効いている涼しい場所に入ると、毛穴は一気に閉じてその中でメイクや皮脂が酸化するんです。
酸化した皮脂は毛穴の中でたまりやすくなるんですね。
ですので、汗と一緒に毛穴を開かせ、外に出してあげることが必要なんです。
クレンジングで酸化した皮脂を落とすこともできるんですが、よりきれいな毛穴を目指すには、定期的に汗をかくことが必要なんですね。
汗の成分は９９％が水分で、残りの１％は塩分、アミノ酸、乳酸、尿素などなんですね。
乳酸や尿酸などには肌の潤いを与える保湿効果があり、汗をほどよくかくとお肌がしっとりときれいになるんですね。
良い汗をかくには、普段から汗をかくべきときにしっかりかく習慣を持つことが大切なんですね。
運動する時間がない場合には、半身浴をするのがおすすめなんですね。
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皮脂腺からの汗の出し方って？
お肌は汗をかくことで弱酸性に保たれているんです。
肌の新陳代謝であるターンオーバーは、肌の表面が弱酸性のときに表面の角質層が剥がれ落ちて起こるんですね。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織という３つの層から成り立っているんです。
肌が生まれ変わるのは、表皮の基底層という部分なんです。
この基底層で作られた新しい細胞が変化しながら表面に押し出され、角質層として自然と剥がれ落ちるまでのサイクル、これをターンオーバーというんですね。
汗をかかずにいると肌の表面が弱酸性を保てず、中性になるんですね。
そうなると、ターンオーバーが遅れてしまうんですね。
ターンオーバーが遅れると、剥がれ落ちていくはずの角質層がそのまま残ってしまうことで、肌の透明感を失わせ、肌を乾燥させてしまうんですね。
お肌の乾燥は皮脂の分泌を促し、大人ニキビができやすくなり、また、できたニキビも治りにくくなるんです。
角質層が厚くなってしまうことで、お肌の表面がゴワつき、硬くなってしまうんです。
またですね、ターンオーバーによって排出されるはずのメラニン色素が排出できなくなり、シミが増えたり、濃くなったりする原因にもなるんですね。
またですね、汗をかくと老廃物が排出されるといわれているんです。
汗には２種類あって、汗腺のみから出るサラサラな汗と、汗腺と皮脂腺から出るベタベタな汗なんですね。
老廃物を排出するのはベタベタな汗なんですね。
老廃物は毛穴にある皮脂腺から排出されるので、汗腺のみから出る汗では排出されないといわれているんです。
お肌の乾燥やシミ、シワといった老化を進めてしまう活性酸素ヒドロキシルラジカルという物質も、皮脂と一緒に汗で出てくれるんですね。
皮脂腺からこのベタベタした汗の出し方は、ぬるめのお湯での半身浴やウオーキングなどの軽い運動で、じんわりと汗をかくようにするのが良いんですね。
そして、汗をかいた後はしっかりと洗い流すことも大切なんですね。
そのままで放置していると、排出されたミネラルや老廃物が原因で細菌が繁殖したりして、肌にかゆみが起きたりするんですね。
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汗腺と皮脂腺の違いとは？
人間の汗を出す汗腺には、汗腺と皮脂腺の２種類があるのは先ほどお話ししましたよね。
ちなみに汗腺と皮脂腺の違いとはどういったことなんでしょうか？
汗腺とは
汗はお肌にある汗腺から分泌されるんですね。
汗腺にはほぼ全身に分布するエクリン汗腺と、特定の部位に存在するアポクリン汗腺の２種類があるんです。
エクリン汗腺から出る汗は、汗の水分の蒸発によって体の熱を奪い、体温を一定に保つという大切な働きをしているんですね。
エクリン汗腺では汗をかいたと感じなくても１日約１リットル、真夏やスポーツ時などでは３リットル程度もの汗が分泌されているといわれているんです。
アポクリン汗腺から出る汗は精神の緊張などで発汗するといわれていますが、その働きはよくわかっていないようです。
皮脂腺とは
皮脂腺は皮脂を分泌する器官で、毛穴の奥にあるんですね。
皮脂は毛穴から出て角層の表面に広がり、水分の蒸散を防いで、お肌のうるおいを守る役割をしているんですね。
皮脂の量は気温が高くなると増加するんですね。
年齢でみると、思春期以降から２０代にかけて急激に増加し、徐々に減少していくんですね。
皮脂の分泌量は、皮脂腺が発達している部位に多くなるんですね。
一番多いのは頭皮で、額・鼻などのTゾーンも、皮脂の分泌量の多いところなんですね。
皮脂はうるおいを守るのに大切なものなのですが、多すぎると、肌が汚れやすくなったり、刺激になったりするんですね。
汗やお肌との関係についていろいろお話ししましたが、参考にしていただければ幸いです。
