美白化粧品の選び方とは・・・

美白化粧品の選び方とは・・・

美白ブームで、お店には多くの美白化粧品が並んでおり、「**ホワイト」のような名のついた化粧品でも、美白成分を含んでいないものもなかにはるので、美白化粧品を選ぶときは注意が必要です。

イメージで美白っぼい化粧品を選んでも、満足を効果は得られません。

美白化粧品を選ぶ際は、まずは美白成分が確実に入っているかどうかを確認するようにします。

□美白成分が確実に入っているか、成分を見る。

□ライン使いの美白化粧品の場合、すべてのアイテムに美白成分が入っているとは限りません。

化粧水よりも美容液かクリームに含まれていることが多い。

□迷ったら医薬部外品を選ぶ。

医薬部外品とは、厚生労働省の承認を受けた成分を配合した、医薬品と化粧品の中間に位置するものです。

たとえば、医薬部外品の美白化粧品であれば、美白成分のいずれかが含まれているということになります(ただし部外品には全成分表示はありません)。

医薬部外品は「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」などと効能をうたうことも認められており、迷ったら、医薬部外品を選ぶのもひとつの方法です。

<美白に有効な成分とは>

①ビタミンC誘導体

リン酸型ビタミンCなど、肌に吸収しやすいかたちに変えたもので、抗酸化作用があり、ニキビ痕のシミや赤みにも有効です。

②アルブチン

もともとはコケモモから抽出された成分で、チロシナーゼ抑制効果があります。

③コウジ酸

コウジ菌由来の成分です。

④エラグ酸

イチゴから抽出された成分で、チロシナーゼ抑制効果があります。

⑤ルシノール

化学名は「4-n-プチルレゾルシノール」(ルシノールは商標名)で、北欧のモミの木の成分をヒントにつくられた成分で、チロシナーゼ抑制効果があります。

⑥リノール酸

サフラワー油などの植物油から抽出され、チロシナーゼ抑制効果があります。

⑦カモミラET

カモミールから抽出される成分で、抗炎症作用を併せもちます。

⑧トラネキサム酸

本来は止血剤や消炎剤として使われていたものを、美白成分として開発したものです。

⑨4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)

慢性的なターンオーバーの不調に着目して開発された成分で、角化を正常にするために働くほか、メラニンの抑制作用もあるとされています。

⑩マグノリグナン

植物由来の天然化合物をモデルに開発された成分で、チロシナーゼの成熟を阻害する働きがあります。

⑪プラセンタエキス

化粧品に使われているのは、豚の胎盤から抽出されたエキスで、チロシナーゼ抑制の効果があります。

⑫油溶性甘草エキス

甘草から抽出したもので、消炎効果もあるのでかぶれにくく、肌の弱い人にも比較的使いやすい成分です。

⑬ハイドロキノン

欧米ではかなり以前からシミのケアに使われている成分で、皮膚への刺激性があるということで、日本では使用が禁じられていましたが、2001年の規制緩和で化粧品に配合することも可能になりました。

チロシナーゼ抑制効果がありますが、濃度が高いと若干皮膚への刺激が強いようです。

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美白パックより毎日使える美容液・・・

美白化粧品には化粧水、クリーム、パック、スポット型などさまざまなものがあり、これらのなかから、どんな化粧品を選んだらよいのか。

高価な美白パックなどには有効成分もそれなりに入っていますが、こういったものをたまに使うよらも、毎日使える商品がよいです。

やはりクリームや美容液で、毎日ケアするのがおすすめで、価格的にも無理のないものが続けやすいのですが、極端に安いものは、効果もそれなりになってしまうようです。

美白化粧品はシミ消しではなくシミを予防するもので、気になる部分だけに使うのではなく、顔全体に使います。

美容液など美白成分そのものを肌に浸透させる化粧品がよいです。

化粧水や美容液を塗るときに、血行を促すツボを押して刺激するようにします。

新陳代謝を活性化させることで、肌もいきいきしてきます。

①百会(ひゃくえ)

頭の頂上にあるツボで、鼻の先端から頭上に伸ばしたラインと、両耳の先端を結ぶラインが交わる部分にあり、血行をよくし、頭のコリをほぐします。

②魚腰(ぎょよう)

眉毛中央のくぼみにあるツボで、目もとの小ジワ、たるみが気になるときに押します。

③頬車(きょうしゃ)

フェイスラインの耳の下あたりで、口を開けるとくぼむ部分で、たるみが気になるときに押します。

④球後(きゅうご)

目尻から4分の1のところにあるくぼみで、目もとの小ジワ、たるみが気になるときに押します。

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ビタミンCでシミの原因を取り除く・・・

シミを気にする人の多くが、ビタミン剤などでビタミンCを摂るようにしているようですが、一度できてしまったシミがビタミンCを飲んで薄くなることはありません。

ビタミンCには確かに、メラニン色素に作用するチロシナーゼという酵素を抑制する働きがあらますが、口から入れたビタミン剤では、肌に届く前に全身のいろいろなところに使われてしまい、肌の中では有効な濃度に達しません。

また、天然のものに比べると、サプリメントのビタミンは吸収率が悪いという問題もあります。

ただし、ビタミンCには、抗酸化作用といって、紫外線によって発生した活性酵素を取ら除いてくれる作用があります。

日焼けなどで発生した活性酵素を除去し、皮膚を守ってくれるのです。

できてしまったシミにはあまり効果がなくても、予防的に摂取することでシミ・シワの発生を抑制することはできます。

海や山など紫外線の多い場所に行く2週間前からビタミンCを多めに摂取すると、シミ予防に効果があるというデータもあります。

ビタミンCのほかにも、抗酸化作用があるといわれているものに、ポリフェノールやカロテノイドがあらます。

これらは、ふだんの食事で、野菜、大豆などの食品から積極的に摂っていくようにします。

活性酸素とは、ふつうの酸素と比べていちじるしく反応性が増した酸素のことで、活性酸素は体内のいたるところで、つねに発生しています。

ストレスや紫外線などによっても発生し、活性酸素が体内で増えすぎると、細胞や組織を傷つけ、老化の原因になるといわれています。

具体的には、肌のシミやシワを引き起こし、またがん細胞の発生を促すこともあるようです。

この活性酸素を除去する作用を、抗酸化作用といいます。



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