簡単なストレッチで肌荒れを改善・・・
パソコンに向かいっぱなしでほとんど動かないような生活は、想像以上に深刻な問題をはらんでおり、頭痛や腰痛、肩こりなどのトラブルが起こり、脚はむくみ、代謝が悪くなって冷え性にもなります。
からだが疲れていないせいで寝つけずストレスがたまれば、肌あれやニキビなど肌にも明らかに影響が出てきます。
これらを改善するためには、からだを動かすしかあらません。
サプリメントで栄養を補給したり、入浴で汗をかいたりするのではなく「運動」しかないのです。
ウォーキングもなかなかできないのであれば、何の準備も必要なく今すぐ始められる、簡単なストレッチをやるようにします。
どんな運動にしろ、三日坊主で終わらせずに、続けることが大切です。
ウォーキングが軽くこなせるようであれば、ジョギングに切り替えてもよいです。
まずは1日10分くらい走ってみて、少しずつ時間を延ばしていきます。
週に1回、15分がめやすです。
泳ぐことは全身の運動になり、水圧で血行が促進されるのもうれしいところで、ひざに痛みがある人は、ふつうのウォーキングより、まずは水中ウォーキングから始めるようにします。
ヨガは精神統一や呼吸法を取り入れているのが特徴で、高いヒーリング効果が得られるようです。
ただし、ウォーキングほどの代謝アップや筋力強化はのぞめません。
①伸びをする
椅子に座ったまま、両手を頭の上で組んで、組んだ手のひらを上に向けてクーンと伸びをします。
②からだを左右にひねる
椅子に座ったまま、右腕を左脚のほうへ持っていくようにして腰をひねります。
このとき、右手で左脚のひざを押さえるようにしてからだを伸ばします。
反対側も同じように伸ばします。
③全身を伸ばす
朝、目が覚めたら、からだをベッドから起こす前にクーンと伸びをします。
そして、首を左右に曲げたりまわしたりして、こり固まった筋肉をほぐします。
次に、左ひざを立て、からだの右側にゆっくり倒して背中や腰の筋肉を伸ばします。
反対側も同じように伸ばします。
④脚のこりをほぐす
仰向けに寝て、右ひざをゆっくりと胸のほうに引き寄せます。
とくに座りっばなしの仕事をしている人は、こり固まった筋肉をほぐすつもりで伸ばします。
反対側も同じように伸ばします。
⑤背中や腰を伸ばす
両足の裏をつけて座り、かかとをからだの側に引き寄せて、からだを丸めるようにして背中や腰を伸ばします。
美容と健康のために、規則正しい睡眠はもっとも重要なのです。
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きびきび動くことで運動不足解消・・・
忙しくて運動するひまがないという人でも、日々の生活や行動をよくよく振ら返ってみれば、必ずからだを動かせるときがあるはずです。
何気ない動きでも、無意識にだらだら動くのと、意識してきびきび動くのとでは、運動効果が違ってきます。
たとえば、近所に買い物に出かけるにしても、サンダルを履いてだらだら歩いていくのと、スニーカーを履いて、腕を大きめに振って早足で歩いていくのとでは運動量に差が出ます。
こうしたちょっとした運動でも、習慣化して積み重ねていけば、運動不足の解消になります。
通勤電車に乗っているとき、テレビを見ているとき、歯みがきをしているとき、ぼーっとやり過ごしがちな時間を、ながら運動の時間に変えるようにします。
心がけ次第で、運動はいつでもどこでもできるのです。
①電車の中で必ず立つ
だれよりも先に座ろうとせずに、「必ず立つ」と決めてみてます。
姿勢を正してスッと立ち、おしりをキュツと締めるように力を入れます。
たまにかかとを上下すると、より運動効果がアップです。
②テレビを見ながらストレッチ
仰向けに寝て腰を浮かせたり、脚を上げ下げしたり、または立って足踏み運動をしたり、いろいろな運動ができます。
③歯みがきをしながらストレッチ
かかとの上げ下げをしたり、スクワットをしたり、積極的にからだを動かします。
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運動で肌の代謝が上がる・・・
運動による肌への最大の効果は、代謝が上がるということで、ひとくちに「代謝」といっても、いろいろな代謝がありますが、運動をすると血液の流れがよくなり、肌の「新陳代謝」が高まります。
また、適度に筋力アップすることによってからだの「基礎代謝」も上がります。
つまり、血行がよくなって、肌のターンオーバーがスムーズに温こなわれるようになり、次のような美肌効果が現れるのです。
□肌が再生し、肌老化の予防になる。
□クマやくすみを改善して、肌が明るくなる。
ちなみに、運動をすると汗が出ますが、汗がたくさん出ること自体が肌によいわけではありません。
水や汗にこだわるのは無意味なことです。
①新陳代謝
新しいものが古いものと入れ替わることをいい、肌でいうと、ターンオーバーがこれにあたります。
美しい肌を保つためには、肌の新陳代謝を高めることが大切です。
②基礎代謝
人間が生きていくために必要なエネルギー量のことで、たとえば、成人女性の基礎代謝は約1300キロカロリーです。
筋肉が多いほど基礎代謝が高く、太りにくいからだだといえます。
③水分代謝
水を飲み、いったんからだに吸収された水分が汗や尿となって排出されることをいいます。
たくさん水を飲むと、その分たくさんの尿が出ますが、新陳代謝や基礎代謝が高まっているわけではありません。