かかとの角質がある・・・

かかとの角質がある・・・

素足の露出が増える夏前になると、かかとのカサカサが気になりますが、かかとの角質はなぜ厚くなってしまうのか。

まずは、体重がかかって「たこ」のように厚くなるのが主原因で、また、足の裏の皮膚は皮脂腺がないため乾燥しやすく、ひどくなると、ひび割れを起こしてしまうこともあります。

対策としては、入浴時に軽石で角質を落とし、尿素配合のクリームで保湿をするようにします。

尿素は肌にもともとある天然保湿因子のひとつで、保湿力のある成分ですが、古くなった角質を取り除く働きもあり、足裏のケアにはよいのです。

週に1回のペースで角質を取り、必ず尿素で保湿をします。

また、靴は底の厚いクッション性のあるものを選ぶ、柔らかい中敷きを入れるなどして、歩くときの衝撃をやわらげることも有効です。

①まずは角質を取り除く

入浴時におこなうのがおすすめで、まずお風呂で皮膚を柔らかくしておきます。

目の細かい軽石に石けんをつけて、力を入れず、軽くこすって角質を落とします。

②しっかり保湿する

尿素を配合したクリームなどを塗ります。

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肌老化を抗酸化作用で防ぐ・・・

肌のために積極的に摂りたいものとして、「抗酸化作用のある食品」があげられ、抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去する働きのことをいいます。

活性酸素は反応性の強い酸素の一種で、さまざまな体内の活動にともなって副産物として生まれるものです。

有効な働きももつのですが、増えすぎると体内で細胞を傷つけ、老化を促したり、がんの原因となっねらするといわれています。

肌にとっても、シミやシワなどの肌老化を促し、肌あれ、ニキビなどを引き起こす原因になります。

からだの中から肌の調子をととのえるためには、抗酸化作用のある食べ物を摂るとよいのです。

抗酸化作用をもつ食品はいろいろとありますが、代表的なものはビタミン類を含む食品で、なかでもビタミンA、C、Eは抗酸化作用が高いとされ、「ビタミンACE(エース)」と呼ばれています。

ほかに、ポリフェノールやカロテノイドにも抗酸化作用があります。

注意したいのは、抗酸化作用があるからといって、そればかりを食べればよいというわけではなく、どんな食品にもいえることですが、食品には、からだによい成分も含まれていれば、摂りすぎないほうがよい成分も含まれています。

「**が肌によい」と聞くと、ついがんばってたくさん摂ってしまう人がいますが、そればかりを摂ると偏りが出てきます。

食品は薬ではないので、たくさん摂れば肌が劇的に変わるというものでもありませんので、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切なのです。

さまざまな栄養のなかで、とくにビタミン類などは、手軽に飲める錠剤のサプリメントやドリンク剤が多数出ています。

これらは、ちょっと栄養が偏っているかな、というときに便利ですが、野菜など天然のものから摂った場合とはからだへの吸収率が違います。

実際、肌あれを起こしている人が一生懸命ビタミン剤を飲んでも、肌あれが治るとは限りません。

ビタミン剤を飲むと尿が黄色くなりますが、それは飲んだビタミンが尿から排泄されているからです。

でも、野菜をたくさん食べても尿は黄色くなりません、それは、天然のもののほうが吸収がよいのです。

栄養を摂るためには、サプリメントには頼らないことが大切です。

①ビタミンA

緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、小松菜など)

②ビタミンC

緑黄色野菜(ブロッコリー、ほうれん章、ピーマンなど)、淡色野菜(キャベツ、カリフラワー、れんこんなど)

③ビタミンE

玄米、胚芽米、黒パン、植物油(大豆油、ごま油、オリーブ油)、大豆、落花生

④カテキン

緑茶

⑤イソフラボン

大豆

⑥リグナン

ごま

⑦フラボノイド、アントシアニンなど

赤ワイン、ココア、そば、ブルーベリー

⑧β-カロテン

にんじん、かぼちや

⑨リコピン

トマト

⑩アスタキサンチン

鮭、えび、いくら

⑪クリプトキサンチン、ルティンなど

みかん、オレンジ、とうもろこし

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野菜ジュースはビタミンが少ない・・・

ビタミン補給のために、サラダや野菜ジュースを摂るという人がいますが、それでは十分とはいえず、サラダにはレタスなど水っぽく色の薄い野菜が使われることが多く、含まれるビタミンは意外と少なめなのです。

とくに、コンビニのサラダなどは調理してから時間がたっているため、ビタミンが壊れている可能性もあります。

またパックの野菜ジュースも、パック詰めの際に高温殺菌するためかなりビタミンが壊れています。

また、ジュースはからだを冷やしやすいのも難点です。

野菜は、温野菜など火を通したものを摂るのが理想的で、豆類、海藻、きのこ類もあわせて摂るようにします。

一日に摂取したい野菜の量は、緑黄色野菜100g、淡色野菜200gがめやすで、これに、大豆などの豆類、海藻、きのこ頬をプラスすると理想的です。

野菜は、「加熱するーとビタミンが壊れる」とよくいわれますが、生で食べられる野菜の種類は限られていますし、生だと量も食べられません。

また、からだを冷やすのも問題です。

総合的に考えると、火を通して摂ったほうが効率がよいのです。

なるべく短時間で加熱するくふうをすると、よりよいです。



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