クレンジングの選び方とは・・・

クレンジングの選び方とは・・・

クレンジング料は、肌への刺激を考えて選ぶ必要がり、実際にどう選べばよいのか。

ひとつは、クリーム、ジェルなどの形状を参考に選ぶことで、クレンジング料の多くは、メイクアップ料になじみやすくするための「油分」と、油分を乳化する「界面活性剤」でできています。

その割合によって形状も変わるため、形状から、界面活性剤による刺激や洗浄力がある程度わかるのです。

多くの人は、クレンジング料を価格や手軽さで選びがちです。

でも、クレンジング料は選び方を間違うと肌に負担をかけやすいもので、だからこそ、自分の肌に合う、質のよいものを使います。

クレンジング料を選ぶときに気をつけたいのは、クレンジングをするときに肌をこする刺激も、肌を傷める原因になるということです。

指の摩擦が強く肌に伝わりやすい形状のものは避けたほうがよいのです。

総合的に考えると、適度にメイクの汚れを落とすことができ、比較的刺激が少ないのは、クリームタイプということになります。

また、ジェルタイプのなかでも、乳化させた乳白色のジェルならばよいです。

ただし、形状はあくまでもめやすで、クリームやジェルのなかにも刺激の強いものもあるので、実際に自分の肌で試して選ぶようにします。

①クリームタイプ

油分と水分のバランスがよく、メイクの汚れを浮かせやすいもので、また、クリームには適度な硬さがあるため、クレンジンクをするときにクッションとなり、肌を強くこすらずにすむところもメリットです。

ただし、もちろんものによって内容にバラつきはあります。

②ミルクタイプ

水分が多くてメイクになじみにくいため、洗浄力は弱めで、濃いメイクの人には向きません。

「ミルク」というと肌にやさしいように聞こえますが、化粧品でいうミルクとは、油分と水分を界面活性剤で乳化させたもので、必ずしも肌にやさしいわけではありません。

③ジェルタイプ

乳化していない透明ジェルタイプは、界面活性剤が多く含まれている場合が多いようです。

ジェルタイプのなかでも乳化ジェル(透明ではなく乳白色のジェル)なら、適度に油分を含んでメイクになじみやすく、肌への刺激も比較的弱いです。

④リキッドタイプ

油分が少ないのでメイクになじみにくく、それを補うために、界面活性剤が多く含まれている可能性があります。

また、サラサラしているので肌をこすってしまいやすいので、肌への刺激は強くなりがちです。

⑤オイルタイプ

油分が多くメイクアップ料になじみやすい代わりに、大量の油分を洗い流すため、界面活性剤も多めです。

洗い流すときにすばやく乳化するものほど、界面活性剤が多いと考えられます。

クレンジンクのときに指の摩擦が強くかかりやすいことも肌にとってマイナスです。

⑥ふき取りタイプ

メイクを浮かせる油分をほとんど含まないため、界面活性剤が多めですので、クレンジンク料のなかでも刺激は強めです。

拭き取るときの摩擦で肌に傷がつきやすいのもデメリットです。

手軽に使えて便利ですが、毎日使うのはやめたほうがよいです。

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クレンジングの仕方とは・・・

自分に合ったクレンジング料が選べたら、今度はクレンジングの方法です。

肌に負担をかけないためには、「時間をかけて、しっかりと」ではなく「すばやく豪快に」クレンジングをすることが大切です。

多くの方が、メイクを落とすときに、クレンジングのあとに洗顔料で洗顔する「W洗顔」をしています。

W洗顔をするのであれば、クレンジングの段階でていねいにメイクを落とす必要はあらません。

おおまかにいってクレンジングでは、メイクの6割程度が落ちていればOKで、残りの4割はそのあとの石けん洗顔で落ちます。

クレンジングは、クレンジング料を肌になじませるのに約40秒、すすぐのに約20秒、合わせて約1分で終わらせます。

クレンジングで毛穴の汚れまで取り除こうと、一生懸命マッサージする人がいるようですが、こすりすぎは禁物です。

クレンジング料は「界面活性剤」を含み、その刺激で肌を傷めやすいもので、そんなクレンジング料で顔をていねいにマッサージするのは、強い洗剤で顔をこするようなものなのです。

そもそも毛穴の汚れは、クレンジングで落とせるものではありません。

クレンジングは最小限にすべきなのです。

クレンジングをするときは、すすぎの水の温度にも気をつけます。

冷たい水では油分が落ちにくく、熱すぎると乾燥をまねきやすいので、ぬるま湯ですすぎます。

入浴中であればシャワーですすいでも大丈夫ですが、お湯の温度は低め(36~37℃程度)に設定します。

①クレンジング料を適量手にとる

肌に負担をかけないために、クレンジンク料は少ないほうがよいと思うかもしれませんが、少ない量をちまちまと伸ばすのは摩擦が強くなるためかえって肌によくありません。

ケチらずに多めに手にとり、手早く顔に広げます。

②Tゾーンになじませる

まずは、顔のなかでも比較的皮膚が強いTゾーンから、指の腹を使って伸ばし始めます。

クレンジンク料は肌がぬれていない状態で、やさしくなじませていくのが基本です。

③Uゾーンになじませる

Tゾーンからほおを含む∪ゾーンヘ、クレンジンク料を広げていきます。

強くこすらず、やさしくなじませていきます。

④目元、口元になじませる

皮膚が薄くて弱い目もと、ロもとは、薬指でやさしくなじませます。

こすりすぎると乾燥やシミの原因になります。

⑤ぬるま湯ですばやくすすぐ

すすぎはぬるま湯で、お湯を手のひらにすくい、手は顔に触れないように、すくったお湯に顔をつけるようにしてすすぎます。

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ポイントメイクの落とし方・・・

マスカラや口紅など落ちにくいポイントメイクを、専用のポイントリムーバーで落とすという人がいますが、ポイントリムーバーはふつうのクレンジング料よりも刺激が強いものです。

皮膚の弱い目のまわりに毎日使えば炎症を起こし、シミやシワの原因となることもあります。

コットンでこすることによって、まぶたが黒ずんでしまうこともあります。

ポイントメイクを落とすときは、薬局などで購入できるオリーブオイルを使うのがおすすめで、オリーブオイルなら、界面活性剤の力を借りず、油分を浮き上がらせることができます。

①ポイントメイクにオリーブオイルをなじませる

顔全体のクレンジンクをする前に、コットンにオリーブオイルをしみ込ませ、まぶたなどのポイントメイクにコットンをのせて、30秒~1分程度おきます。

②コットンでまつ毛をぬぐう

メイクがにじんできたら、力を入れずにやさしく、まつ毛をぬくいます。

このあと、顔全体のクレンジンクのステップヘと進みます。

クレンジングは、メイクアップ科の油性の汚れを界面活性剤の力を借りて落とすもので、界面活性剤は、肌に少なからず悪影響を及ぼしますが、メイクを落とすためには必要なものです。

だからこそ、クレンジング料の選び方やクレンジングのしかたが大事になってきます。

①クレンジング料は、洗浄力と肌への刺激のバランスで選ぷ。

②こする、拭き取るといった物理的な刺激を与えないようにする。

③クレンジング料は、ほおからではなく、皮膚が比較的強いTゾーンからなじませる。

④クレンジングで6割、洗顔で残りの4割の汚れを落とすようにする。

これらのことを、一度、自分のクレンジングを見直してみるようにします。

1、肌にメイクアップ料がついている状態

最近のメイクアップ料はくずれにくく水をはじくので、水で洗い流そうとしても、十分に落とすことができません。

2、油分で油汚れを浮かせ、界面活性剤で乳化

メイクアップ料にクレンジンク料の油分をなじませて汚れを浮き上がらせ、さらに界面活性剤で乳化します。

3、乳化した汚れが水で洗い流される

界面活性剤によって乳化した汚れは水になじみ、ぬるま湯で流せばきれいに洗い流されます。



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