ファンデーションの選び方とは・・・

ファンデーションの選び方とは・・・

クリームやリキッドタイプのファンデーションとは、乳液のようなものの中に、顔料を分散させてつくられています。

分離しやすいので、乳化剤で安定させていますが、乳化剤は界面活性剤とほぼ同じものですから、多すぎれば肌への刺激となりトラブルをまねきます。

また、これらは水分を含むため腐りやすく防腐剤も必要にもなります。

クリームやリキッドタイプのほうが仕上がりはしっとりしているように見えますが、長い目で見ると肌にやさしいとはいえないのです。

一方、パウダーファンデーションは乳化させる必要がなく、水分を含まないので防腐剤もあまら必要ありません。

ファンデーションのなかでは、パウダータイプが肌にやさしいものが多いのです。

また、パウダータイプは紫外線防止効果が高いというメリットもありますが、パウダータイプでは粉浮きしてつけづらいという人もいます。

そういう人は、しっとりタイプのパウダーファンデーションを試してみます。

それでもうまくいかない人には練り状ファンデーションというものもあります。

ファンデーションでなく、ルースパウダー(粉おしろい)は、クリームやリキッドタイプのファンデーションの上から仕上げに使う人が多いようですが、ファンデーションの代わりに使うこともできます。

保湿美容液でたっぷり保湿し、その上にルースパウダーをつけるだけで、軽いカバーカとUVカット効果が期待できます。

肌があれてメイクののりが悪いときは、保湿美容液+ルースパウダーだけのほうが、かえってきれいに仕上がることもあります。

<パウダー>

水分を含まないため、乳化剤が使われておらず、防腐剤も少なく、肌にやさしいフアンデーションです。

<練り状>

顔料に少量の油分を加えて練ったもので、多くは固形で、コンパクトタイプかスティック状等のかたちをしています。

水分を含まないため、乳化剤や防腐剤を含みません。

<クリーム、リキッド>

乳液のようなものの中に、乳化剤を使って顔料を安定させており、多くの場合、防腐剤が使われ、油分や顔料もパウダータイプよりも多く使われています。

①化粧水、美容液をつける

化粧水をつけてから、セラミド配合美容液など保湿成分を含む美容液を多めにつけます。

②粉浮きしやすい人はクリームをつける

粉浮きが気になる人は、下地代わりに保湿クリームを少なめに重ねます(下地用のものでなく敏感肌用クリーム等)。

③時間をおく

約10分時間をおき、基礎化粧品が自分の皮脂と自然に混ざるのを待ちます。

④パウダーファンデーションをつける

パウダーファンデーションをつけます。

最初は粉っぼい感じがしても、1時間ほどで自分の皮脂が出てくれば、自然になじみます。

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自然派化粧品はお肌にやさしいのか・・・

①化粧品は買ってどれくらいもつか?

開封して半年~1年、未開封でも2~3年がめやすで、アイシャドウやチークなど水分を含まないものは、3~5年程度はもちます。

高温多湿を避けた場所で保管し、開けたとき異臭がしたら、材質に変化があったりした場合は使用をやめるようにします。

ちなみに、冷蔵庫に入れると、入れているときと出しねときの温度変化で品質が変わらやすくなるので注意が必要です。

②自然派化粧品はお肌にやさしいのか?

化粧品の「自然派」のものには、防腐剤や香料が入っていない代わりに、ほかの刺激成分が入っている可能性があります。

かぶれやすいものもあるので注意が必要です。

また、植物由来の成分が肌にやさしいというのも誤解で、天然物は成分が複雑で、肌につけるとアレルギーを起こすこともあります。

合成品のほうが成分的にシンプルなのでかえって安全なのです。

③若いうちから高価な化粧品を使うと肌がなまける?

アンチエイジング化粧品などを若いうちから使うと、肌が油断してなまけてしまうといわれます。

しかし、肌がなまけるということは科学的にはありません。

では、化粧品が年代別に分けられているのはなぜか。

それは年齢によって皮脂や水分の量、肌の代謝など肌の状態が変化するためです。

化粧品はそれぞれの年齢を考慮してつくられているので、原則的には自分の年代に合わせて選ぶほうがよいのです。

ただし、違う年代のものを使っても、自分の肌に合っていればとくに問題ありません。

④濃いメイクをしていると色素が沈着する?

「濃いメイクを続けると、色素が肌に沈着してシミになる」と気にする人がいますが、そんなことはまずありません。

タトゥーのように針で皮膚に色素を差し込むくらいしなくては、色素は肌に入っていかないのです。

まぶたのまわりが黒ずんでいる人がいますが、これは、化粧品の色素が沈着したせいではなく、こすったら慢性的な肌あれを起こしていることによるものです。

⑤紫外線対策のためには化粧下地やファンデーションもUV用にするぺきか?

日焼け止め専用のクリームなどのほかに、日焼け止め成分入りの化粧下地やファンデーションというものもあります。

しかし、SPF値の高いものには紫外線吸収剤が配合さ心ている場合があり、肌への負担が大きくならます。

ファンデーション、とくにパウダータイプはそれだけで(UV表示がなくても)紫外線防止になります。

日焼け止め下地は省いてパウダーファンデーションをしっかり塗るほうが、安全で確実なUV対策になります。

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化粧水がしみるときとは・・・

肌あれしているときに化粧水を使い、しみることがあります。

しみるのは、肌のバリア機能が低下しているためで、表皮の角質層にある保湿成分「セラミド」が、不規則な生活、加齢などのせいで減少すると、角質層が不安定になら、外からの刺激を受けやすくなるのです。

化粧水もしみるほど肌があれているときは、肌へのあねらがやわらかいクリームを使います。

保湿成分配合であればなおよいです。

外出するときは、日焼け止めは肌の負担になるので塗らず、パウダーファンデーションかルースパウダーを重ねればUV対策も万全です。

肌あれしているときには、化粧品はあれこれつけず必要最低限にします。

化粧水はしみやすいので、保湿クリームのみをつけます。

保湿クリームでもしみる場合はワセリンを塗ります。

ワセリンは、もっともシンプルな油分だけでできているようなもので、かぶれにくいので、応急処置として使うのに向いています。

下地として保湿クリームを塗った上に、パウダーファンデーション、またはルースパウダーを重ねます。

焼け止めやクレンジンク料は刺激が強いので、これらを使わないようにすることがポイントです。

刺激を与えないよう石けんで洗顔し、その後、再び保湿クリームでケアするようにします。



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