揚げ物の油を減らす方法とは・・・
揚げ物は、油をたくさん吸収するので、メタボの人はできるだけ避けたいメニューです。
なかでも、フライや天ぶらなど、衣のある揚げ物はかなりの高カロリーです。
どうしても食べたい時には衣を薄くしてカロリーを抑える工夫をします。
たとえば、天ぶらは、水分多めのサラッとした衣にします。
ドロリと濃い衣は厚くなって油をたくさん吸収してしまいます。
カツやフライでは、生パン粉よりも乾燥パン粉のほうが油の吸収が少しですみます。
また、パン粉をすり潰して細かくするとさらに吸収が抑えられます。
揚げる前に余分なパン粉を軽く叩いて落としまいます。
また、油で揚げずに、オーブンでパン粉焼きにすればさらにカロリーダウンになります。
あらかじめパン粉を少量の油で妙めておいて、小麦粉、溶き卵にくぐらせた具材に薄くまぶしてオーブンで焼きます。
揚げるよりも軽い仕上がりのフライができます。
揚げ油を使わないのでレンジ周りの油汚れや、油の後始末などの面倒がないのもうれしい点です。
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油を減らす調理器具とは・・・
フッ素加工のフライパンは焦げ付きにくいので、油を少なくしても調理できます。
つい多めに敷いてしまいがちな油ですが、思い切って今使っている分量の半分以下で料理してみます。
また、最近は従来のような鉄製のフライパンでも、焦げ付きにくく加工されているものもあります。
植物油をスプレーで吹きつけて使うオイルスプレーも便利です。
フライパンに噴射すればまんべんなく薄く抽を敷くことができ、油を使いすぎることがありません。
サラダに使ったり、ゆであげたパスタにオリーブオイルをなじませたり、妙め物の香り付けにごま油を少し、という場合にも、油の使用を抑えることができます。
パン粉焼きなどでは、普通のフライの手順でパン粉をまぶし、最後にパン粉の上かからオイルをスプレーして、オーブンで焼くという方法もあります。
調理前の肉やベーコンをキッチンペーパーの上に乗せて電子レンジで加熱すれば、溶けた油がペーパーに吸い取られてカロリーを減らすことができます。
また、にんじんやジャガイモ、かぼちゃ、ブロッコリーやカリフラワーなど火の通りにくい野菜は、電子レンジで加熱してから妙めると、少ない油でも焦げにくくなります。
最近は水蒸気を利用して塩分、油分を落とせるオーブンレンジもあります。
こういったハイテク調理器も、カロリーダウンの味方です。
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豆腐やおからで料理のかさ増しをする・・・
カロリーゼロでなくても、比較的カロリーが低い食品を上手に利用すれば、料理の幅を狭めることなく、また、献立が単調にならずにメタボ脱出に取り組めます。
たとえば、豆腐やおからなどの大豆製品を隠し素材として使います。
同じタンパク質食品なので、肉や魚に混ぜ合わせても違和感なく食べることができます。
ハンバーグや肉団子に混ぜるのはもうお馴染みですが、つみれにも、魚のすり身と一緒に混ぜてみます。
小さく刻んだ白滝を混ぜ込めば、さらに低カロリーでおいしくいただけます。
また、ビールは、麦芽比率67%以上で原料が指定されていますが、発泡酒は麦芽比率25%未満であればよく、原料指定はありません。
ビールに比べて低価格の発泡酒ですが、カロリーオフだけでなく、健康維持に役立つ商品が多くあります。
たとえば、痛風に関係するプリン体を減らしたもの、血糖値を上昇させる糖質をカットしたもの、食物繊維を加えたもの、などです。
ただし、アルコールによる肝臓への負担はビールと同じですから、飲みすぎには要注意です。