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コロコロの便や細い便になるような便秘の原因とは?
コロコロの便や細い便になる原因は、便に含まれる水分が少ないためといわれているんです。
水分が少ない便は腸内を移動するのも遅く、さらに腸内で水分が吸収されるため、便意が起こっても硬い便になり、出にくくなるんですね。
また、腸の働きが悪くなっていると、便を直腸まで運ぶぜん動運動が鈍くなっているため、便が長く腸にとどまるようになり、さらに水分を吸収されるので、硬い便や細い便、コロコロの便になるんです。
硬い便になり、排便のためにいきむようになると、硬い便で肛門を傷つけてしまい、痔になることもあるんですね。
痔になると排便のたびに痛むようになり、排便を我慢するようになると、さらに便秘がひどくなるんですね。
コロコロの便や細い便が出ているようなら、こうなる前に早く便秘を解消することが大切なんですね。
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コロコロの便や細い便になるような便秘を解消する?
細くコロコロの便が出るような便秘を解消するには、まず水分をたっぷりとって、便をやわらかくする必要があるんですよね。
水分をたっぷりとる
水分の摂取量は1日1.5リットルから2リットルが目安といわれているんです。
1リットルの水を飲んだ場合でも、大腸に届く水分は100ミリリットルぐらいなんですね。
大腸に届いたとしても、水分は大腸内で再吸収されるので、便の中に残る水分はそれ以下なんです。
夏は汗が出るため、便にいく水分はさらに減るので、たっぷりの水分をとらなければならないんですね。
特に、朝目覚めてすぐに1杯の水を飲む習慣が大切だといわれます。
朝目覚めてすぐに1杯の水を飲む習慣
空っぽの胃に冷たい水が入ると、胃が刺激されて大腸にぜん動運動を始めるように信号を送るんですね。
そうなると便が直腸へ移動するようになり、排便を促してくれるようになるんです。
次に、食物繊維を多くとることも便秘解消には大切なんです。
食物繊維を多くとる
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があるんです。
水溶性食物繊維は水に溶ける性質があり、水分を抱き込んでゲル化させ、水分の吸収を促して便をやわらかくしてくれるんです。
水溶性食物繊維はライ麦、納豆、ワカメ、モズク、果物などに多く含まれています。
不溶性食物繊維は水に溶けずに水分を吸収して膨らんでいき、腸内で便のカサを増し、腸を刺激して排便を促してくれるんです。
不溶性食物繊維は玄米、オートミール、豆、カボチャ、ゴボウなどに多く含まれています。
これらの食物繊維が豊富な食材で、おかずを一品増やすだけでも便秘は解消しそうですよね。
オリーブオイルも便秘解消に効果があります。
オリーブオイル
オレイン酸という脂肪酸が小腸で吸収されにくく、小腸を刺激して排便を促してくれるんですね。
普段使っている油をオリーブオイルに変えるだけで、腸の動きがよくなるかもしれませんね。
植物性乳酸菌も便秘解消に効果的なんですね。
植物性乳酸菌
植物性乳酸菌は味噌、醤油、納豆、ぬか漬けなどに多く含まれています。
植物性乳酸菌は生きて腸まで届き、腸内の善玉菌として働いてくれるんですね。
和食の味付けに味噌や醤油を使ったり、ご飯のおかずと一緒に漬物をつまんだりするだけで、便秘解消に効果がありそうですよね。
ビタミンCも便秘解消によいといわれます。
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ビタミンC
ビタミンCが腸内で分解されるときに発生するガスは、腸のぜん動運動を活発にするといわれています。
また、ビタミンCを積極的にとると便をやわらかくしてくれるんです。
例えば、野菜サラダにレモンをしぼって、オリーブオイルをかけるような簡単な料理でも、腸を元気にしてくれそうですよね。
オリゴ糖も便秘解消に効果的なんですね。
オリゴ糖
オリゴ糖は人の消化酵素では分解できないため、そのまま大腸に到達して、腸内のビフィズス菌のエサになってくれるんですね。
また、小腸で消化されにくいので、血糖値の上昇を抑えてくれるんです。
オリゴ糖は砂糖の半分のカロリーなので、砂糖代わりに使うとダイエットにもなりますよね。
甘味料としてコーヒーや紅茶に使うこともできそうですよね。
オリゴ糖は熱しても変性しにくいので、煮物などの味付けにもよく、特に根菜や豆類の煮物にすると食物繊維も豊富にとれますよね。
朝目覚めてすぐの水に入れて飲むのも効果的ですよね。
コロコロの便や細い便になるような便秘の解消に役立つ食材をいくつか挙げましたが、やりやすいところからやってみてくださいね。
どれか一つでも試してもらえば、今よりもずっと便秘は解消されると思いますよ。
いろいろお話しましたが、参考なれば幸いです。