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子供が便秘がちだと検便が提出できない?
子供が学校で検便を提出する際に便秘がちだと、提出のタイミングにうんちが出ないこともありますよね。
提出できないで、個人的に病院で検便を受けるとなると、費用がかかるんですよね。
検便は寄生虫、ウイルス、特定の細菌の有無を調べる検査で、また消化器官からの出血があるかどうかを調べる検査なんですね。
定期的に受けることによって、子供の健康状態を知っておくことは大切なんですよね。
また、検便を受ける受けないというより、子供の便秘を治してあげることのほうが、もっと大切なことなんですよね。
健康な人の腸は生き物のように動いていて、腸の内容物を肛門のほうに送り出しているんです。
この運動をぜん動運動といい、このぜん動運動が弱っている子供が増えているんです。
便秘は下腹部の張りやガス腹、腰痛などを起こしやすくなるんです。
また、口臭や体臭、ニキビや肌荒れ、むくみなどの原因にもなります。
便秘は有害物質を体にため込んでいる状態ですので、ガンをはじめとする恐ろしい病気を引き起こす危険もあるわけです。
子供は自分の体の状態を上手に説明できませんから、お母さんが気づいてあげて、正しい排便習慣をつけてあげたいですよね。
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子供の便秘の原因と改善の方法とは?
子供の便秘の原因として、まず挙げられるのが朝食を抜く生活なんです。
朝食を抜く生活
人は眠っているときに、胃や腸は一緒に休んでいるんですね。
朝起きて食事をすると、その休んでいる胃や腸は刺激を受けるんですね。
空っぽの胃に食べ物が入ると、腸のぜん動運動が強くなるんです。
そうなると、胃・結腸反射が起きて、大ぜん動運動が始まるんです。
すると、大腸にある便を大ぜん動運動で肛門へ押し出そうとしてくれ、これにより排便ができるんですね。
朝食を抜くと、胃・結腸反射が起こらないんです。
つまり、排便に至らないんです。
子供が朝食を抜くことが多いようなら、少し早く起こしてあげて朝食を食べさせる生活に変えるだけで、お子さんの便秘は治るかもしれませんね。
便秘を改善するには、とにかく食生活を見直すことが大切なんですね。
排便を促してくれるような食材を摂ることが大切なんです。
まずは食物繊維を摂ることが大切で、食物繊維には不溶性と水溶性とがあります。
食物繊維を摂る
不溶性は根菜や葉野菜に多く含まれており、腸内の便のカサを増やしてくれ、腸を刺激して排便を促してくれます。
水溶性はキノコや海藻に多く含まれており、水分の吸収を促し、便をやわらかくしてくれます。
植物性乳酸菌も便秘を改善するには効果的で、漬物や味噌、キムチなどに多く含まれています。
植物性乳酸菌
植物性乳酸菌は生きて腸まで届くため、そのまま腸内の善玉菌として働くんです。
また、水分をたっぷり摂ることも便秘改善には大切なんです。
水分をたっぷり摂る
朝起き掛けにすぐに水を飲むと、これにより胃・結腸反射が起きやすくなるんです。
水分をたっぷり摂ることで、便をやわらかくしてくれ、便通をよくしてくれます。
オリーブオイルやゴマに多く含まれるオレイン酸も便秘改善には効果的なんです。
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オレイン酸
オレイン酸を一時的に多く摂った場合、小腸で吸収されにくく大腸に届くんですね。
そして、大腸を刺激して排便を促してくれるんです。
緑黄色野菜や果物に多く含まれるビタミンCも便秘改善に効果があります。
ビタミンC
ビタミンCは腸内で分解されるときにガスが発生するんですね。
そのガスによって腸のぜん動運動が活発になるんですね。
また、便をやわらかくしてくれるんです。
はちみつや大豆などに多く含まれているオリゴ糖も便秘改善に効果的で、特に子供の便秘に効果があるといわれています。
オリゴ糖
オリゴ糖は腸内の善玉菌のビフィズス菌のエサになるんですね。
しかも、オリゴ糖は人間の消化酵素では消化されにくく、大腸までそのまま届くんですね。
砂糖代わりに使ってあげると、お子さんの便秘が自然に治るかもしれませんね。
カロリーは砂糖の半分ですので、使いやすいですよね。
便秘改善する方法を少しだけ挙げましたが、お母さんのやりやすいことからやってあげるだけで、効果がありますよ。
いろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。