赤ちゃんが突然に便秘になる原因とは?
赤ちゃんが突然に便秘になる原因として考えられるのは、次のようなことなんです。
不規則な食生活や不規則な授乳で、食事の量がその都度変わるような場合。
赤ちゃんは自分で運動ができないので、運動不足になっているような場合。
運動不足になると腸の働きが活発にならないんですね。
おむつかぶれで、おしりに痛みを感じる場合、また、切れ痔などで痛みを感じる場合。
便秘でうんちが硬くなると肛門が切れて痔になることがあるんですね。
また、便が腸内にとどまっている時間が長くなると、便の水分が吸収されて、ますます硬くなるんです。
その硬い便を出そうとして肛門が切れるんですね。
そして、うんちを出すためにいきむと痛みが走るので、うんちを我慢してしまうんです。
ママが忙しい時などのうんちを怒られたことで、心理的にうんちを我慢している場合。
どんなときでも赤ちゃんを怒らないでくださいね。
うんちを我慢しだすと、確実にがんこな便秘になりますから。
生まれて間もない赤ちゃんの機嫌が悪かったり、1回の授乳時間が長すぎたり、体重の増えが良くない場合は、おっぱいが不足していることが原因かもしれません。
離乳食が始まっているなら、食物繊維が足りないのかもしれません。
赤ちゃんが突然の便秘になるとかわいそうですから、赤ちゃんの便秘解消法を挙げてみますから、試してみてくださいね。
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赤ちゃんの突然の便秘を解消する?
生まれて間もない、まだおっぱいしか飲んでいない赤ちゃんの便秘解消法を挙げてみますね。
「の」の字マッサージ
赤ちゃんを仰向けに寝かせて、腸に沿うように、おへその周りを「の」の字を書くように、軽く押しながらマッサージしてあげるんです。
これは腸を刺激して、腸のぜん動運動を活発にしてあげ、排便を促すんですね。
赤ちゃん体操
赤ちゃんを仰向けに寝かせて、両足を持って上下に動かすんです。
これが股関節の運動になり、それによって腸の動きが活発になり、排便が促されるんですね。
おむつ替えの時や、お風呂上がりのお着換えの時に、やってあげるようにするとよいですよ。
うつ伏せ遊び
赤ちゃんとお互いにうつ伏せで顔を向かい合って、手をつなぐんです。
顔を見ながら赤ちゃんの動きに合わせて、ママも動くんです。
単に体を動かすだけでなく、リラックスして楽しめるようにすると、自律神経の働きがよくなって、腸の働きも活発になるんですね。
綿棒浣腸
綿棒の先にワセリンをつけて、肛門に綿の部分が完全に隠れるくらい入れ、肛門を少し外に広げるように「の」の字を書くように回してあげてください。
しばらく続けていると、排便が起こってきます。
ただ、その時にはビニールシートや新聞紙を敷いてあげてくださいね。
オレンジジュースやプルーンジュースを飲ませてあげる
オレンジジュースやプルーンジュースは食物繊維が豊富で、便を出しやすくする働きがあるんですね。
麦芽糖を病院で処方してもらう
麦芽糖は小腸で吸収されにくく、大腸の善玉菌のエサになってくれ、善玉菌を増やしてくれるんですね。
商品名はマルツエキスといわれます。
麦芽糖とはオリゴ糖の一種なんですね。
後で、オリゴ糖についてもご紹介しますね。
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体重を測ってみる
赤ちゃんの場合、おっぱいが不足していると便秘をすることがあるといいましたが、排便の回数が減ったり、おっぱいの飲みが悪かったり、授乳時間が極端に長かったりしたら、体重を測ってみてくださいね。
体重の増え方が悪いようなら、お医者さんに相談してみてくださいね。
離乳食が始まった赤ちゃんの便秘は、ほとんどが食べる量が少なく、便のカサが増えないことが原因なんですね。
赤ちゃんが小食なら、食物繊維の多い食事にしてあげてくださいね。
イモ類や豆類は便のカサを増やしてくれます。
イモ類だとサツマイモ、ジャガイモ、サトイモなど、豆類なら納豆や煮豆などです。
これらは、離乳食に使いやすい食材なんですね。
また、海藻はミネラルたっぷりで食物繊維も豊富なんです。
ワカメやヒジキはおかゆに混ぜたり、スープに入れたりしてあげてくださいね。
ミネラルと食物繊維が豊富な寒天で、フルーツジュースなどをかためて、デザートにしてもよいですよね。
季節の新鮮なフルーツは赤ちゃんの大好物ですよね。
フルーツはジュースにするよりも固形で食べさせてあげるほうが、食物繊維が摂れるんですね。
できれば、そのフルーツにヨーグルトをかけてあげてください。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やしてくれます。
ヨーグルトの乳酸菌は胃酸に弱く、90%は死滅し、生きたまま腸に届かない、といわれますよね。
安心してください、胃酸で死んでしまったとしても、乳酸菌が作り出した物質が腸に届き、腸にいるビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれるんですね。
ですので、お好みのヨーグルトで十分効果がありますからね。
ヨーグルトに使う砂糖は、オリゴ糖を使ってみてください。
オリゴ糖は人の消化酵素ではほとんど分解できないので、そのまま大腸に到達して、腸内のビフィズス菌のエサとなって、強力に増殖させてくれるんですね。
カロリーは砂糖の半分以下なので、赤ちゃんの肥満防止にもなりますよね。
熱にも強いので料理にも使えますから、離乳食の味付けなどに使ってみてくださいね。
十分な水分補給をしてあげる
水分は便をやわらかくしてくれ、排便をスムーズにしてくれます。
赤ちゃんの突然の便秘解消についていろいろお話しましたが、参考になれば幸いです。