妊娠中の妊婦さんで便秘が原因で左脇腹が痛い?

妊娠中の妊婦さんの便秘で左脇腹の痛みの原因とは?

妊娠中の妊婦さんは便秘になりやすいといわれていて、便秘になると左脇腹に痛みを感じる人が多いようです。

妊娠中の妊婦さんは黄体ホルモンが分泌されていて、この黄体ホルモンが大腸のぜん動運動を抑制する作用があるといわれているんですね。

これはつわりの終わるころまで続くといわれ、しかも、つわりで食べ物が十分食べられないので、便の量が少なくなり、さらに便秘になりやすいんですね。

さらに、妊娠6か月頃になると、子宮が大きくなり、腸が圧迫され、再び便秘になりやすくなるんです。

便秘になると、大腸の中に便や排出されないガスがたまった状態になり、お腹が膨らんでいるような膨満感を常に感じるようになるんです。

そのお腹の張りの原因である、便やガスがたまっている大腸の部分が左脇腹なんですね。

そのため、左脇腹の痛みにつながっているんです。

妊婦さんは便秘になりやすいんですが、左脇腹の痛みを解消するには、やはり便秘を解消するしかないんですね。

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妊婦さんの左脇腹の痛みを解消するには便秘を解消するしかない?

つわりで食欲がないような場合には、まずはたっぷりの水分補給をするのがよいかもしれませんね。

たっぷりの水分補給

便が硬くなるのは水分不足が原因ですから、たっぷりの水分を摂っていれば、便もしっとりとやわらかく出しやすくなるんですね。

ペットボトルや水筒を用意して、常に水分補給するようにしてみてください。

さらに用意した水に、「にがり」を数滴たらしてみる。

にがりをたらす

にがりの主成分はマグネシウムですので、腸の動きを活発にしてくれ、便に水分を補ってやわらかくして排泄しやすくしてくれるんですね。

そもそもにがりとは、海水から塩を作るときにできる副産物なんです。

今ではスーパーなどで手軽に買うことができますから、すぐにでも手に入るんですね。

さらに、朝起きてすぐに、にがり入りの水を一気に飲むように習慣づける。

朝起きてすぐに水を飲む

空っぽの胃に一気に水が入ると、胃が刺激され、胃・結腸反射が起こり、大腸のぜん動運動がはじまるんです。

まずは、朝起きてすぐに、にがり入りの水を一気に飲むようにしてみてはどうでしょうか。

簡単でしょ。

さらに、料理に使う油をオリーブオイルに変えてみるのもよいかもしれません。

油をオリーブオイルに変える

揚げ物は今までの油でよいですよ。

オリーブオイルにすると高くなっちゃいますからね。

オリーブオイルは小腸で吸収されにくく、大腸まで届き、大腸を刺激してくれスムーズな排便を促してくれるんですね。

オリーブオイルにはビタミンE、ポリフェノール、葉緑素なども含まれていて、抗酸化作用があるんです。

免疫細胞の機能低下を防いでくれ、免疫の働きを回復してくれるんですね。

また、美肌効果もあるんですよ。

エキストラバージンオリーブオイルがよいといわれますが、どれでもよいと思いますよ。

スーパーでお手軽なお値段のものでよいと思いますので、試してみてくださいね。

また、ココアを飲むようにするのもよいかもしれません。

ココアを飲む

ココアパウダーには食物繊維が豊富に含まれているんですね。

特に不溶性食物繊維が豊富で、腸の中で善玉菌を増やしてくれ、腸内環境を酸性にして、腸内腐敗を防いでくれるんですね。

また、有害物質や水分を抱え込んで、便のカサを増してくれ、腸を刺激して、ぜん動運動を促してくれるんです。

すりおろしたショウガをココアに入れたショウガココアが、腸のむくみをとってくれるともいわれているようですね。

ココアパウダーとおろしショウガに、お湯を注ぐだけですから、簡単ですよね。

チューブのおろしショウガでもよいようなので、試してみてくださいね。

また、オリゴ糖を砂糖代わりに使ってみてはどうでしょうか。

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オリゴ糖を使う

オリゴ糖は胃や腸で分解されることなく大腸へ届き、腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサとなってくれるんですね。

オリゴ糖を食べた善玉菌は乳酸などの酸を出すので、この酸を苦手とする悪玉菌は死滅するんです。

つまり、善玉菌だけが増えていくんです。

カロリーは砂糖の半分以下ですから、ダイエットにも最適ですよね。

ここで、オリーブオイル、ココア、オリゴ糖を組み合わせてみますね。

カップにココアパウダーを入れて、お湯をそそぎます。

そこにオリーブオイルとオリゴ糖をスプーン一杯入れる。

これを飲んでみるとわかるんですが、体を温めてくれて、腸管の働きをよくしてくれるんですよ。

その成分すべてが便秘解消に効果のあるものですから、試してみてくださいね。

そして、便秘解消に忘れてはいけないものが、食物繊維なんですね。

食物繊維を摂る

食物繊維は便のもとになるもので、便のカサを増してくれ、腸内の毒素をからめとり、水分で薄めてくれ、スムーズに排出してくれるんです。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があるんです。

不溶性食物繊維は玄米、ニンジン、ブロッコリーなどに多く含まれていて、水を吸って何十倍にも膨らみ、便のカサを増してくれ、さらに、大腸のぜん動運動を刺激してくれるんです。

水溶性食物繊維はなめこ、海藻類に多く含まれていて、水に溶けるとヌルヌルとしたゲル状になって、食べ物を包み込み、消化吸収を助けて、さらに、善玉菌のエサとなって増やしてくれるんです。

不溶性食物繊維で便のカサを増したところに、水を吸った水溶性食物繊維が混ざると、便は水分を含んだ一番排出しやすい状態になるんですね。

つまり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく摂ることが大切なんですね。

このバランスがすごくよいのがキウイフルーツなんです。

キウイフルーツ

キウイフルーツを毎日食べ始めると、1週間ぐらいで効果が出るといわれているんですね。

キウイフルーツを半分に切って、断面にヨーグルトを少しかけます、その上にオリゴ糖をかけます。

それをスプーンですくって食べると、腸の中の善玉菌が大喜びするデザートになるんですね。

もう一つ不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスがよいのが、プルーンなんです。

特に、乾燥させたドライプルーンは栄養素が凝縮されているんです。

ドライプルーン

しかも、乾燥させると食物繊維が何倍にもなるんですね。

体に有毒な活性酸素を中和してくれるフェノールという抗酸化物質も含まれ、さらに、便秘予防に有効なソルビトールという成分も豊富に含まれているんですね。

これをかばんに入れて持ち歩き、小腹がすいたら食べてもいいですよね。

いろいろ便秘解消についてお話ししましたが、参考になれば幸いです。

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