Contents
フルボ酸とはどんな成分なの?
化粧品にはたくさんの成分が配合されているんですが、特に注目されているのがフルボ酸なんです。
フルボ酸は簡単にいうとミネラルやアミノ酸を豊富に含んだ成分なんです。
人間の体は、タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルでつくられており、アミノ酸はタンパク質をつくっている源で、お肌もアミノ酸の集まりでできているんです。
フルボ酸は次のような働きをしてくれるんですね。
保湿性を保ってくれる
フルボ酸に含まれるアミノ酸、ミネラルは、肌の水分保持をしてくれ、保湿性を保ったモチモチ肌にしてくれるんです。
潤った肌にしてくれる
フルボ酸は吸収しにくいミネラルを吸収しやすい形にしてくれ、ミネラルが皮膚に行き渡ることで良質で健康な潤い肌を作ってくれるんです。
老化を防いでくれる
フルボ酸にはコラーゲンを破壊し、老化を進める物質の抑制効果があるとともに、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを作る細胞を活性化させてくれるんです。
紫外線などで発生した活性酸素を無害化してくれるんですね。
皮膚の酸化障害や老化などの皮膚変化を防ぐことができるんですね。
アトピー性皮膚炎を防いでくれる
フルボ酸には抗菌作用があり、また肌のpHバランスを弱酸性に整えてくれるんです。
pHバランスが取れている肌は、特定の悪玉菌(黄色ブドウ球菌)の繁殖を防ぎ、臭いや痒み、炎症を防いでくれるんですね。
美白肌にしてくれる
フルボ酸の抗酸化力により、紫外線による影響を抑えられるため、シミ防止や美白効果があるんです。
フルボ酸のミネラル吸収効果は、肌の正常なターンオーバーにしてくれるんです。
フルボ酸の入った化粧水で肌から取り込むことで、体の中からも美白肌にしてくれるんですね。
スポンサードリンク
ビタミンとはどんな成分なの?
ビタミンは美肌を維持するために欠かせない栄養素で、体の中でほとんどつくり出すことができないので、食事などから摂る必要があるんですね。
ビタミンが不足すると、新陳代謝の乱れやシミやシワができやすくなったり、お肌のハリが低下しやすくなったり、老化の原因にもつながるんですね。
ビタミンは、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分けられるんです。
そしてですね、ビタミンは体にためておくことのできるどタミンとそうでないビタミンがあるんですね。
脂溶性ビタミンはどんな働きをするの?
脂溶性ビタミンとはビタミンA、D、E、Kの4種類のビタミンで、油に溶けやすく、水に溶けないビタミンなんですね。
これらのビタミンは体の中で蓄積しておくことができるため、過剰摂取を起こしてしまうこともあるんです。
ビタミンA
動物性食品に含まれるβ-カロテンが体内に入ると、ビタミンAへと変わるんですね。
これは美容ビタミンと呼ばれており、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるんです。
ビタミンAが不足すると、目のトラブルが多くなったり、肌や髪がパサパサになったりするんですね。
ビタミンAは、レバー、卵、緑黄色野菜に多く含まれているんですね。
ビタミンD
ビタミンDは丈夫な骨づくりに欠かせないビタミンで、カルシウムのパートナーなんです。
骨の材料であるカルシウムやリンを骨に取り込み、丈夫な骨や歯をつくるために働いているのがビタミンDなんですね。
ビタミンDが不足すると、虫歯ができやすくなったり、イライラしやすくなったりするんですね。
ビタミンDは、肝油、魚 、きくらげ、しいたけに多く含まれているんですね。
ビタミンE
ビタミンEは体の酸化を防いで、老いを防ぐビタミンなんです。
女性ビタミンと呼ばれていて、老いと関係の深い活性酸素を撃退するビタミンなんですね。
ビタミンEはほかの脂溶性ビタミンA、D、Kに比べ、大量にとっても体内で蓄積されることがほとんどないんですね。
ビタミンEが不足すると、肌が乾燥しやすくなったり、肩こりや腰痛がひどくなったり、体臭の原因になったり、更年期障害が重くなったりするんですね。
ビタミンEは、胚芽油、大豆、穀類、緑黄色野菜に多く含まれているんですね。
ビタミンK
ビタミンKは骨を丈夫にしたり、ケガで出血をしたときに血液を固める働きがあり、ビタミンDとともに骨の健康に欠かせないビタミンなんですね。
ビタミンKが不足すると、ケガをしたとき血が止まりにくくなったり、骨がもろくなったりするんですね。
ビタミンKは納豆、緑黄色野菜に多く含まれているんですね。
水溶性ビタミンはどんな働きをするの?
水容性ビタミンは、ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオナンで、水に溶けやすい性質をもっているんですね。
たくさん取っても体の中で溜めておくことが難しいため、こまめにとる必要があるビタミンなんです。
ビタミンC
ビタミンCはうるおったお肌の維持や風邪の予防、イライラに対する抵抗力をはじめ、その他にも多くの働きがあるんです。
一度にたくさんとっても、体の中で溜めておくことができないため、尿と一緒に排泄されてしまうんです。
ですので、こまめにとる必要があるんですね。
ビタミンCは熱にも弱く、水にさらすと溶け出してしまうため、果物や生野菜のサラダなどでとることがおすすめなんです。
ビタミンCが不足すると、肌が乾燥しやすくなったり、シミやシワができやすくなったり、イライラしやすくなったり、風邪をひきやすくなるんですね。
ビタミンCは緑黄色野菜、果物に多く含まれているんですね。
ビタミンB1
ビタミンB1は、脳や神経の働きをサポートするビタミンで、糖質をエネルギーに変える酵素の働きをサポートするのに使われるビタミンなんです。
ビタミンB1が不足すると、疲れやすくなったり、精神的に不安定になりやすくなったりするんです。
ビタミンB1は肉、豆、玄米、チーズ、牛乳、緑黄色野菜に多く含まれているんですね。
ビタミンB2
ビタミンB2は脂肪燃焼や美肌維持に関係しているビタミンで、抗酸化酵素の働きを助ける役割ももっているんです。
ビタミンB2が不足すると、口内炎ができやすくなったり、目がつかれやすくなったりするんです。
ビタミンB2は肉、卵黄、緑黄色野菜に多く含まれているんですね。
ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質の代謝を助ける働きや月経前症候群やつわり、妊娠中毒症などに効果的に働くビタミンなんです。
ビタミンB6はレバー、肉、魚、卵、乳、豆に多く含まれているんですね。
ちなみに、ビタミンCとビタミンC誘導体には違いがあるんですよ。
ビタミンCは水溶性で、お肌の中に入ることができないんですね。
そのため、ビタミンC誘導体という加エをしてお肌の中に入りやすい状感にして化粧品に配合しているんですね。
ビタミンC誘導体はシミなどに効果的な成分として注目されている成分なんですね。
スポンサードリンク
ミネラルはどんな働きをするの?
ミネラルの中でよく知られているのは、カルシウム、ナトリウム、亜鉛、鉄などですよね。
人間の体重の約4%がミネラルで、体をつくっているもと(元素)のことを指すんですね。
ミネラルはビタミンの働きを助け、筋肉や神経の働きを調節してくれるんですね。
酵素・補酵素の材料として、代謝活動でも重要な働きもしているんです。
また、ミネラルは、身体組織の材料にもなり、細胞や臓器の働きと深く関係しているんです。
ミネラルはビタミンと同じで多く摂取しすぎても、不足しても体に影響を与えるため、上手に摂取する必要があるんですね。
カルシウム
カルシウムは丈夫な骨をつくるのに欠かせないミネラルですよね。
また、血液の状態を正常に保ち、高血圧の予防や精神を安定させる働きもあるんです。
カルシウムが不足すると、イライラしやすくなったり、骨折しやすくなったり、虫歯などができやすくなるんです。
カルシウムは小魚類、牛乳、乳製品、ほうれん草、ヒジキ、ナッツ類に多く含まれているんですね。
鉄
鉄は酸素を全身に送る働きをもっているんです。
体内に取り入れられた鉄は、約6%が血液中のヘモグロビンを形成するんです。
また、女性の月経時にも鉄は失われるため、摂取が必要なミネラルなんですね。
鉄が不足すると、貧血が起こりやすくなったり、動悸や息切れがしやすくなったり、爪が変形しやすくなったりするんですね。
鉄はレバー・腎臓・心臓などの内臓、緑黄色野菜、ヒジキ、卵黄に多く含まれているんですね。
亜鉛
亜鉛は細胞分裂や酵素の働きを活性化させるとともに、体内の様々な代謝を助ける働きをするんです。
味覚や性機能を正常に保つほか、髪の毛やお肌のトラブルとも深く関係しているんです。
亜鉛はカキ(貝)、牛肉、卵、ナッツ類に多く含まれているんですね。
マグネシウム
マグネシウムは筋肉の収縮を助けたり、精神を正常に維持するためには欠かせないミネラルなんです。
特にカルシウムとのバランスは大事で、どちらが多すぎても、上手に機能しないんです。
マグネシウムが不足すると、疲労感が残りやすかったり、不眠になりやすくなったり、イライラしやすくなったりするんです。
マグネシウムは魚、果物、野菜、豆類、海藻に多く含まれているんですね。
美肌に効果的なフルボ酸やビタミンなどについてお話ししましたが、参考にしていただければ幸いです。