エステナードソニックの効果とは・・・
「お肌に最も大切なこととは・・・
それは保湿すること
保湿とは、水分を補うのではなく、肌そのものの保湿力を高めること」
エステナードソニックは、お肌の水分量を認知し、乾燥部分や水分の多い部分を感知し、自動的に最適な2つのトリートメントを行います。
この2つのトリートメントが、超音波トリートメントとイオントリートメントです。
超音波を肌に当てる効果とは
人間が聞こえる音域より周波数が高いものをいい、だた、これは特別なものではなく、空気や水の振動です。
要するに、何か危険なものではなく、自然に普通にあるものなのです。
超音波の微細な振動を利用して、汚れの微粒子を落としたり、マッサージをするというものなのです。
例えば、メガネ屋さんの前に置かれているメガネの洗浄機や超音波風呂は、この効果を利用したものです。
お肌でいえば、目には見えない振動で毛穴の汚れを落とし、毛穴を小さくし、肌のハリをよくするのです。
イオンを肌に当てる効果とは
微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分を肌の奥に届けることができるのです。
肌の一番表面、角質層は酸性で、陽イオン(+)が多くなっています。
しかし、その内側の顆粒層は陰イオン(-)に保たれ、互いに反発しあい、角質層と顆粒層の間には電気の膜ができています。
普通は、この電気の膜に阻まれて、美容成分は角質層よりも奥に浸透することができません。
イオンを肌にあてる(=電流を肌に流す)と、角質層と顆粒層が中性に傾き、反発が弱まります。
すると、浸透の邪魔をしていた電気の膜の働きが弱まるので、美容成分(ビタミンC誘導体やプラセンタ)を届けることができるのです。
また、ビタミンC誘導体は(-)イオンを帯びており、マイナス同士、プラス同士は反発しあうため、(-)の電流を流してあげると、(-)イオンを帯びるビタミンC誘導体はそれに反発して肌の奥まで押し込まれていくのです。
ビタミンC誘導体とは
生体内で酵素反応によりビタミンCになるものをいいます。
ビタミンCは強力な抗酸化作用がありますが、そのままのビタミンCは不安定で分子構造が壊れやすく、また、皮膚は水溶性物質をはじく作用が強いので、皮膚に浸透しやすいように合成されたものです。
ビタミンCの効果である抗酸化作用は、紫外線に対する抵抗力もあるので、日焼けなどによるシミを予防することもできます。
また、コラーゲンの合成を促したり、美白を保ち、ニキビや毛穴のたるみ防止に効果があります。
プラセンタとは
英語で胎盤という意味で、健康食品や化粧品でプラセンタと呼ばれるのは、胎盤から細胞分裂を促進する成長因子や他の栄養素を抽出したものをいいます。
単なる栄養成分だけでなく、細胞の分裂を適切にコントロールする成分が含まれており、この成分は、胎児が子宮の中で驚異的な成長を確実に行うために必要とされるものです。
つまり、体全体の様々な部位に対して、細胞分裂が必要なのですが古くなって弱った細胞や、怪我などでダメージを受けた細胞から新しい細胞を作り出すのを助ける働きがあると考えられています。
要するに、エステナードソニックは、
エステナードソニックという電化製品のスイッチを入れて、それをお肌に当てて、超音波でお肌の汚れを落とし、マッサージし、そのあと専用の美容ジェルをお肌に塗ってイオンを当てるということなのです。
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肌のしくみとは・・・
肌のしくみがどのようになっているのかを知っておくと、化粧品がどの部分にどのように効くのか、なぜそのケアが必要なのかがわかってきます。
とくに、「表皮」と「真皮」は、そのしくみや働きを分けて考えるとわかりやくなります。
表皮は皮膚のもっとも表面にある部分で、いちばん表面が角質層、いちばん深いところが基底層と呼ばれています。
真皮は表皮の下にあり、おもにコラーゲンやエラスチンという繊維状の成分と、ヒアルロン酸というゼリー状の物質でできています。
汗腺は汗を分泌する細胞が集まっています。
皮脂腺は皮脂を分泌する細胞が集まっており、分泌された皮脂は、毛をたどって肌の表面に排出されます。
毛包はいわゆる「毛穴」のことで、毛根部分で毛がつくられて伸び、そして毛が抜ける、というサイクルが繰り返されています。
血管は真皮の中を網目状に通り、栄養や酸素を運んでいます。
<表皮>
表皮では、基底層で表皮細胞が生み出され、その表皮細胞がだんだん上に押し上げられて、やがて死んだ細胞である角質細胞となり、アカとなって排出される「ターンオーバー」が繰り返されています。
角質層で肌が絶えず入れ替わることによって、すこやかな肌やうるおいが保たれているのです。
角質層は皮膚のいちばん外側にある部分で、厚さはわずか0.02mmほどです。
角質細胞が何層も重なってできていて、その層の中に約20~30%の水分が保たれています。
角質層はバリアのようにからだを覆い、外からの刺激が体内に入らないように守ったり、体内から水分が蒸発しないようにしたりしています。
表皮細胞は基底層で生み出され押し上げられた表皮細胞が層になっています。
表皮細胞は、角化して角質細胞になる前の生きた細胞で、摩擦などの外的刺激を神経に伝えたり、アレルギー反応を起こしたり、“生きた臓器”として働いています。
基底層では、基底膜を通して真皮にある血管から栄養や酸素を受け取り、細胞分裂によって新しい表皮細胞を生み出しています。
また基底層には、紫外線に反応してメラニンをつくり出すメラノサイトがあります。
<真皮>
真皮の主成分はコラーゲンで、コラーゲンはゴムのように弾力のある繊維状の成分で、真皮の中に網目状に存在し、それをエラスチンという別の線維が支えています。
この構造によって、肌の弾力が保たれています。
コラーゲンとは「膠原線維」とも呼ばれる繊維状の成分で、真皮の約70%を占めています。
コラーゲンは古くなると分解され、一方で新しくつくられていきますが、いちじるしく減少したり変性したりすると肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因となります。
エラスチンとは「弾性線維」ともいう真皮の約5%を占める成分で、コラーゲンと同様に、ゴムのように弾力のある線維です。
ところどころでコラーゲンをつなぎ止め、肌の弾力を保っています。
ヒアルロン酸はゼリー状の物質で、コラーゲンやエラスチンの間を埋め尽くしています。
すぐれた保湿力があるため化粧水などによく配合されますが、ふつう化粧水が浸透するのは角質層までで、真皮のヒアルロン酸が補給されるわけではありません。
線維芽細胞とはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくり出す働きをしています。
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20代のお肌の状態とは・・・
肌の状態は、年齢や生活習慣によって変わってきます。
状態が変わっているのにいつも同じケアをしていては、効果が出ないどころか、肌にダメージを与えてしまうかもしれません。
それぞれの年代の一般的な肌の状態を参考に、自分のスキンケアを見直すことが大切です。
<20代前半までの肌>
表皮の角質層はうるおいを保ち、外的刺激から肌を守る役目を果たしており、一方、真皮のコラーゲンはしっかりとした網目状の構造をつくり、肌の弾力も十分です。
不規則な生活などによる肌あれやニキビをのぞき、大きな肌トラブルは起こりにくい状態です。
見た目には若々しくても、肌老化は少しずつ始まっており、年齢を問わず徹底したいのは∪∨ケアです。
紫外線のダメージは若いころから着々と蓄積され、ある日突然シミとなって現れます。
20代のうちから正しい方法で∪∨ケアをする習慣をつけます。
また、極端なダイエットや睡眠不足は、ターンオーバーを低下させて肌にダメージを与えるので注意します。
<20代後半の肌>
肌の若々しさを保つ「エストロゲン」という女性ホルモンは、25歳をピークに減り始めるといわれています。
エストロゲンが減少すると肌老化が進みやすくなり、乾燥、毛穴の開き、小ジワ等が現れてきます。
生活習慣の乱れは肌トラブルのもとで、エストロゲンは加齢だけでなく不規則な生活やストレスによっても減少します。
まずは健康的な生活が基本で、スキンケアでは、保湿に重点をおいて、化粧水+美容液でケアします。
とくに化粧水は、ビタミンC誘導体配合のものを使い始めるのがおすすめで、長く使っていくことで、シミやシワ、ニキビの予防になります。
∪∨ケアも忘れずにします。
「肌老化は何歳から始まる?」とよくいわれますが、ある意味で生まれたときから始まっているともいえます。
まず、肌の水分量は、生まれてから減っていく一方で、たとえば真皮の場合、赤ちゃんのときには約80%の水分がありますが、20代では約65%にまで減り、その後も減り続けます。
これは、おもに真皮のヒアルロン酸が減るためで、肌のうるおいを保つセラミドや、弾力を保つコラーゲンも、年齢とともに減少していきます。
また、紫外線についていえば、多くの人が、10代までに一生に浴びる紫外線の約6割を浴びているともいわれます。
紫外線の影響は、少しずつ蓄積してシミやシワの原因となります。
生まれたときから少しずつ起こっている肌老化が、実際目に見えてくるのは、25歳すぎかもしれませんが、見えないところで肌の変化は日々起こっているのです。
このように、加齢にともなう肌の衰えを食い止める対策が「アンチエイジング」で、アンチエイジングを始めるのは早いにこしたことはないのです。