小魚や魚の血合いは肝臓に良い食事?
頭から丸ごと食べられる小魚には、エラスターゼという成分が含まれているんですね。
エラスターゼとは、牛や豚のすい臓で作られる酵素の一種なんです。
このエラスターゼは血管の弾力性を保つ効果があるんですね。
脂肪やカルシウムの沈着を防いで、動脈硬化を予防する効果もあるんです。
脂肪を分解する効果もあり、脂肪肝を防いでくれるんですね。
またですね、魚の血合いにもエラスターゼは含まれているんです。
魚の血合いには、ビタミンB1、B2が魚肉部分の6~10倍含まれているといわれているんです。
また、魚の血合いにはビタミンB12も多く含まれているんですね。
ビタミンB1、B2、B12は肝臓の働きを助けてくれるんです。
良質のタンパク質と一緒に、これらを多く含んだ食品を摂ることが大切なんですね。
また、魚の血合いにはメチオニンも多く含まれているんです。
これは肝臓の脂肪を運び去ってくれる役目があるんですね。
こうやって見てみると、小魚や魚の血合いは肝臓に良い食品なんですね。
スーパーに行くと魚のアラなどすごく安く売っていますよね。
その中には魚の血合いがたくさん入っているんですよ。
「料理の仕方がわからない?」
なんて、聞こえてきそうですが、簡単でいいんですよ。
しょうゆ2、みりん1、お酒1に水を入れて、アラを煮詰めていけばいいだけです。
臭みを消したいならショウガを入れてくださいね。
これだけで立派なおつまみに・・・
また、お酒ですね・・・
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しじみやカキは肝臓に良い食事?
しじみにはタウリンが多く含まれているんですね。
タウリンは肝細胞の膜を丈夫にする働きがあるんです。
タウリンは肝細胞でのATPという酵素の合成を高める働きもあるんです。
ATPは壊れた肝細胞を修復するんですね。
また、しじみにはメチオニンやビタミンB12が多く含まれているんです。
これも肝臓の働きを助けてくれるんです。
カキにはグリコーゲンが多く含まれているんです。
グリコーゲンが代謝されると、グルクロン酸の原料となるんです。
これが肝臓を強くし、解毒作用を持つんですね。
カキにはアミノ酸も多く含まれているんです。
グルタミン、グリシン、メチオニン、シスチン、タウリンなどです。
これらは体内にできた毒素を分解したり、包み込んだりして、体外に運び出す役目があるんです。
カキのグリコーゲン、アミノ酸、亜鉛は、肝臓の働きを高め、解毒作用を促進してくれるんです。
そして、アセトアルデヒドをすばやく分解し、無毒化してくれるんですね。
アルコールが体内に入ると、肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質になるんです。
このアセトアルデヒドが二日酔いの原因なんですね。
しじみやカキは肝臓に良い食品なんですね。
しじみやカキは全てのエキスを飲み干したいですよね。
そんな場合には鍋がいいんですね。
そうなんです、最後に雑炊やうどん、ラーメンなんかを入れて、スープまで全部飲むんです。
しじみとカキのスープに溶けだしたエキスを、すべて飲むことができるんですね。
スープを飲む前は、もちろんしじみとカキで、一杯・・・
またですね・・・
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納豆も肝臓に良い食事?
大豆は良質なタンパク質を多く含んでいるんです。
しかし、大豆は消化が悪く、煮豆であっても消化率は65%程度なんですね。
では、大豆から良質なタンパク質を摂ることは難しいのかというと、そうではありません。
納豆を食べればいいんです。
納豆の消化率は80%以上ですので、多くの良質のタンパク質を摂ることができるんです。
なぜ、同じ大豆なのに納豆の消化率がよいかは、発酵の過程でタンパク質が分解され、アミノ酸などに変わるためなんですね。
納豆は肝臓を守るビタミンB群も多く含むんです。
ビタミンB2は大豆の2倍以上も摂れるんですね。
このビタミンB2は、ビタミンEの抗酸化作用を4倍以上にもさせるんです。
ビタミンB12も含んでおり、これは大豆には含まれておらず、納豆菌がこのビタミンB12を作り出すんですね。
ビタミンB12は、タンパク質、脂肪、炭水化物の代謝を活発にしてくれるんです。
ビタミンB12は、神経と血液を元気にしてくれるんです。
納豆には、胃と肝臓を守ってくれる成分、ムチンとナットウキナーゼも含まれているんです。
ナットウキナーゼは血栓を溶かし、血液をサラサラにしてくれるんですね。
ムチンは納豆のネバネ成分で、このネバネバが胃壁全体に広がり、胃酸で胃粘膜が傷つくのを防いでくれるんです。
アルコールの強いお酒を飲むと、胃の内壁を覆って保護している粘液が壊され、流されているんですよ。
そうなると、胃粘膜がむき出しになるんですね。
それで胃酸によって胃粘膜そのものが損傷を受け、出血を起こしてしまうんですね。
また、大豆は脂肪肝を抑える不飽和脂肪酸を多く含むんです。
これはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸などなんです。
大豆は脂肪を分解する働きを持つコリンも多く含むんです。
また、脂肪の代謝をよくするレシチンも豊富なんですね。
大豆はこれだけ肝臓に良い食品なんですね。
そして、これを納豆で摂ることが効果的なんですね。
なんかいろいろ話しましたが、難しいことは考えないで、肝臓に良い食事をおいしく食べることが大切なのかもですね。
お酒と一緒に・・・また・・・