天然にがりの飲み方は?
天然にがりはどのくらいを目安に摂取したらよいのでしょうか?
1日当たりのマグネシウム量としては、50~150mgの摂取が理想的なんですね。
まずは、1日にマグネシウムを50mgを摂取すると考え、天然にがりをどのくらい飲むべきかを計算してみてくださいね。
豆腐の凝固剤として使われるにがりは、ミネラルが少ないという傾向があり、また、「天然にがり」と書かれていても、ミネラルが少ないものもあるので注意が必要なんですね。
事前に含有率を確かめ、自分に合った商品を把握しておいたほうがよいかもしれませんね。
天然にがりは飲み物の中に数滴垂らして飲むことが基本で、その時の注意点は次のようなことなんです。
①1日当たりのマグネシウム摂取量は、50mgから始めてくださいね。
②一度に飲まないで、なるべく1日分を3~6回ぐらいに分けて飲むようにしてくださいね。
③最大マグネシウム摂取量は、1日当たり150mgを限度としてくださいね。
それ以上飲むと、下痢になる可能性がありますからね。
④下痢気味になる量は個人差があり、1日の摂取量は便の硬さの状態を見ながら、調整して使うようにしてくださいね。
⑤基本的には、小学生は大人の1/2、幼稚園児は1/3、乳幼児は1/5までを限度にしてくださいね。
⑥病気の治療で、薬を飲んでいる人でも一緒に飲用して構いませんからね。
ただし、腎臓に疾患のある人は、担当医と相談してから使うようにしてくださいね。
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天然にがりはダイエットに効果が?
天然にがりには食事から摂取した糖分や脂肪の吸収を遅らせる作用があるんですね。
つまり、インシュリンの上昇を抑えて肥満を予防するといったことが証明されているんです。
人によっては、体重が減るなどといったダイエット効果につながるのではないかと考えられるんですね。
ただ、その程度には個人差があって、少なくとも食事と一緒に天然にがりを摂取すれば、太りにくい体質になるのは間違いないんですね。
また、肥満が解消されれば、糖尿病や高血圧の予防にもなりますよね。
天然にがりには60種類以上もの海洋ミネラルが含まれていますので、水に数滴加えるだけで、自家製ミネラルウオーターを作ることができるんですね。
市販のミネラルウオーターに比べて、自分で作れば値段も大変安いんです。
天然にがりのボトルをいつもバッグに入れておけば、レストランや喫茶店、オフィスでも、いつでもどこでも気軽にミネラルウオーターを飲めるんですね。
最近飲食店などで天然にがりのボトルを手にしている人をよく見かけますよね。
お店で出される「お冷や」にも、天然にがりを入れてもいいですからね。
天然にがりを数滴飲んだだけでも下痢気味になってしまう人は、まず1日3回ぐらい、コップ1杯の水に対してにがり1滴から始めるようにしてくださいね。
すると、だんだん体が慣れてきて、天然にがりの量を増やしても下痢が起こらなくなるんですね。
それはホメオスタシスという体の調節作用が起こるからなんですね。
生体内の諸器官は、気温や湿度など外部環境の変化や、体位、運動などの身体的変化に応じて統一的かつ合目的性をもって働いているんです。
体温、血液量や血液成分などの内部環境を、生存に適した一定範囲内に保持しようとする性質があり、内分泌系と神経系による調節がそれを可能にしているんですね。
これをホメオスタシスというんですね。
慣れてきたら、徐々に量を増やしていき、あまり恐れず、なるべく忘れないようにして、やめずに飲み続けるようにしてくださいね。
妊娠中に天然にがりを飲むことには、まったく問題がありませんからね。
昔の日本人は、自然塩や豆腐の中からミネラルを摂取していたんですね。
今、天然にがりを摂るのはそれと同じというわけで、その歴史から毒性がないことも証明されているんですね。
しかも、妊娠中は胎児の成長により腸の動きが悪くなって便秘になりやすいんですね。
また、大切な栄養分をどんどん胎児に送らなければならないんです。
便秘の解消、ミネラルの補給だと思って、天然にがりを飲み続けることが大切なんですね。
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天然にがりを飲むと低血圧になる?
天然にがりは血圧を下げてくれる効果あるといわれているんです。
では、低血圧の人が天然にがり飲むと、血圧が下がりすぎてしまうんでしょうか?
そんなことはないんですね。
というのは、高血圧と低血圧はまったく違う病気なんです。
高血圧の原因は塩分の採り過ぎやストレスなどによる血管の収縮が主な原因なんですね。
低血圧の場合は心臓のポンプが弱い、自律神経のバランスが悪い、赤血球の数が少ないといったことが原因なんです。
ですので、天然にがりを飲むことによって、自律神経の働きが良くなる、ミネラルの補給により貧血が改善されるなど、かえって低血圧が改善された人が多いんですね。
またですね、天然にがりには抗菌、殺菌作用があるので、アトピー性皮膚炎のほか、二キビ、水虫、化膿性皮膚炎など細菌感染による皮膚病に効果があるんですね。
天然にがりローションをスプレーしたり、原液を塗ってみるといいんですね。
寒冷じんましんなどにも、口ーションをスプレーするといいんです。
食物アレルギーを治すならば、塗ることよりも毎日の飲むことがより効果的なんですね。
天然にがりはすぐに効くというわけではありませんが、毎日飲み続けることで食物アレルギーが改善した人もいるんですね。
またですね、ヨーロッパ産などのかなり高度な硬水や、他のミネラルウオーターと一緒に飲んでも大丈夫ですが、下痢気味になった時は、飲む量を減らすようにしてくださいね。
天然にがり自体が濃縮されたミネラルウオーターそのものですから、天然にがり水を飲んでいれば、わざわざ高価なミネラルウォーター買う必要はないんですね。
一緒に飲んでいるのは、金銭的にもったいないですからね。
一緒に飲む場合には、飲んでいくうちに天然にがりの量を自分なりに調節するようにしてくださいね。
そしてですね、天然にがりに含まれる成分、つまりミネラルそのものは腐敗したりしませんからね。
また、抗菌や殺菌効果もあるぐらいですから、常温保存でも心配はないんです。
常温での持ち歩きも大丈夫なんですが、どうしても菌が入り込む可能性はあるので、心配な人は夏場だけ冷蔵庫に保存するようにしてくださいね。
外出先に持っていくのなら、小さな容器に入れるのも一つの方法ですよね。
天然にがりについていろいろお話ししましたが、参考になれば幸いです。