鍋料理でカロリーを抑える・・・

鍋料理でカロリーを抑える・・・

野菜がたくさん食べられて、しかもあまりカロリーが気にならない、肉や魚もあっさりと食べられる、そんな便利な料理の代表といえば鍋です。

白菜、水菜、ねぎ、ほうれん草、春菊などの葉物野菜、にんじんや大根、もやしなどのほか、しいたけやしめじ、えのきだけなどのきのこ類もたくさん食べられます。

これらの野菜やきのこには食物繊維が豊富に含まれていて、しかも低カロリーです。

内臓脂肪を減らし、脱メタボを目指すなら、鍋はぴったりのメニューです。

食物繊維のコレステロール吸収抑制効果や、血糖値の上昇抑制のほか、お通じをよくして代謝を助ける働きも見逃せません。

ビタミン類も豊富で栄養的にもスグレモノで、また、スープに脂が溶けて落ちるしゃぶしゃぶなら、肉や魚も安心して食べられます。

豆乳鍋やキムチ鍋も美味しくて健康効果が抜群です。

豆乳に含まれる大豆イソフラボンは「植物由来のエストロゲン」などとも言われ、更年期の女性に多く見られる不定愁訴の症状改善や、骨租軽症予防に役立つとして注目された成分ですが、血圧やコレステロールを低めに安定させる働きがあるなど、メタボ予防効果も期待されています。

前立腺がんの抑制作用などの報告もあります。

また、キムチ鍋の辛さのもと、唐辛子にはカプサイシンが含まれています。

カプサイシンは代謝を活発にさせる働きがあり、体脂肪の燃焼を促すので肥満予防にも効果大です。

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野菜スープは脂肪燃焼する・・・

野菜をたくさん使った具だくさんスープは食物繊維たっぷりで効果的ですが、さらに「プラスワン」で内臓脂肋燃焼力を強化したスープに仕上げることができます。

たとえば、プラス酢、野菜や豆腐、きのこなどを使ったスープに酢を加えて酸辣湯風にすれば、酢の働きで代謝アップスープにできます。

また、プラス唐辛子もおすすめです。

鷹の爪やラー油をプラスすることで、いつもの野菜スープがカプサイシンの働きで、ぴりりとした脂肪燃焼スープになります。

このほか、プラス豆乳などでもできます。

具だくさんの味噌汁に豆乳を加えれば、大豆に含まれるβコングリシニンの働きで、アディポネクチンが増える味噌汁になります。

また、糸コンニャクを細かく切ってスープや味噌汁に加えると、カロリーは増やさずボリュームアップ、しかも食物繊維たっぷりの二品になります。

たとえば市販のインスタント卵スープや寒天スープに酢を加えたり、輪切りの唐辛子や一味唐辛子をひと振りプラスすれば、代謝アップ効果が加わったスープに変身します。

このほか豆乳もおすすめです。

また、ひと手間かけて、刻んだトマトやコーンのようなオスモチン含有野菜を加えればアディポネクチンを増やすスープに早変わりします。

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夕食のおかずに肉料理が続くと・・・

朝昼晩の食事で考えると、朝は献立の内容にそれほど手をかけられません。

昼食は外食となれば限界があります。

そこで、夕食のとり方が重要になってきます。

まず心掛けてほしいのが肉料理を続けないことで、肉は動物性タンパク質源として大切ですが、飽和脂肪酸が多く含まれるので、摂りすぎると内臓脂肪を減らすどころか、肥満や高コレステロールなどの心配が高まります。

ランチに生妻焼きやカツなどの肉中心のメニューを食べたときは、夕食のタンパク質源は魚、豆腐、牛乳、卵などを食べるような献立を工夫します。

また、メタボ予防のためのダイエット中でも、カルシウムを不足させないために牛乳やヨーグルトは毎日200mlはとりたいものです。

牛乳はそのまま飲む以外にも、スープヤシチューに使うほか、コーヒーや抹茶と混ぜて飲んだりします。

またヨーグルトなら、乳酸菌がお腹の調子を整え、便秘予防・改善に役立ちます。

毎日のお通じがよくなれば、肥満防止の援護射撃にもなります。

果物と一緒に食べれば、ビタミンもプラスされて、忙しい朝食にもピッタリの一品になります。



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