免疫力を高める運動や食事とは?

免疫力を高める運動とは?

免疫力を高めれば、疲れない病気にならない体を作ることができるといわれているんです。

疲れない体とは疲れをためない体、疲れてもすぐに回復する体なんですね。

そんな体を作るためには、呼吸や心臓を動かしている生命活動の神経である「自律神経」を整えることが大切なんです。

自律神経が乱れて、免疫力が低下すると疲労物質を処理することができなくなるんです。

そして、自律神経を乱し、免疫力を低下させる一番の原因は過度のストレスで、これによって交感神経を緊張させるんです。

働き過ぎによる眼精疲労や睡眠不足などによって、精神的なストレスになっていくんですね。

逆にたるんだ生活も、副交感神経を優位にさせすぎてしまいます。

つまり、ストレスのない生活も疲れを生み出す原因なんですね。

疲れを生む原因は両極端の生き方、バランスの悪い生き方にあるといわれているんです。

仕事や勉強に集中し過ぎた時に、呼吸が浅くなっていることがありませんか。

これは交感神経が緊張しすぎたために起こる現象なんですね。

そして、血液中の酸素と糖が不足し始めると、それを知らせるために疲れの感覚が出てくるんです。

軽い疲れが出た時には深呼吸をしたり、甘いものを食べたりして休息をとるようにします。

休息をとらずに活動を続けると、どんどん疲れがたまっていきます。

体が少し重く感じるなら、コリや重さを感じる部分を動かす運動をしてみる。

体を動かすことで血流を回復させ、体の中から熱を発生させてあげます。

全身に疲れがたまったときは、気分がイライラしたり、怒りっぽくなったりしますよね。

全身が疲れるような場合には、活動量が多すぎてやせたり、ストレス解消のために食べ過ぎて肥満になったりするんです。

さらに、肌の調子が悪くなり、顔などに吹き出物も出るようになります。

首、肩、背中、腰のコリが出て、目は疲れて耳鳴りがしたり、睡眠中にこむら返りや寝違えを起こしやすくなるんです。

いびきもひどくなり、歯ぎしりなども現れてきて、良いことがないんですね。

こんな全身の疲れに一番良いのはもちろん休息なんですが、なかなかゆっくり休むことができないような時は、体を温めてみる。

疲れがたまったな、と思ったら、ゆったりとお風呂につかって温まる。

だんだんと血流が回復してきますからね。

また、数十分でいいので、日光をよく浴びてウオーキングをする。

どんどん血流がよくなってきますよ。

歩くことって健康にすごく良いといわれているんです。

どんな病気でも歩けば治る、ともいわれているんですよ、極端ですが・・・

風邪をひいたときに熱が出るのは、免疫細胞が頑張っている証拠なんですね。

免疫細胞が働くときには酵素が重要な役割を持っていて、この酵素の働きが活発になる体温が37度で、普段よりも少し高いぐらいなんですね。

ですので、お風呂につかって体を温めたり、ウオーキングなどの軽い運動で基礎代謝を上げたり、全身の血流を良くしておくことが大切なんです。

血流を良くすることは、体温の維持につながり免疫力をアップさせるんですね。

そしてですね、免疫力は腸で作られるといわれているんです。

良質のタンパク質や脂肪、ビタミン、ミネラルをバランスよく食べることで、腸内環境を整えることが大切なんですね。

腸内環境を整えてくれる食品として、ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品は有名ですよね。

これらの発酵食品を意識して、毎日少しでも食べると体の調子がかなり違うんですよ。

またですね、笑うことも免疫力を高めるといわれているんです。

健康な人の体にも1日に3000~5000個のがん細胞が発生しているといわれているんです。

これらを退治しているのが、リンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)なんです。

人間の体には、NK細胞が50億個も存在しているともいわれているんです。

その働きが活発だとがんや感染症にかかりにくくなるんですね。

笑うと免疫のコントロール機能を司る間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されるといわれているんです。

神経ペプチドは血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着しNK細胞を活性化させるんですね。

逆に悲しみやストレスなどマイナスの情報を受け取ると、NK細胞の働きは鈍くなり免疫力もダウンしてしまうんですね。

笑って悪いことはないんですよ。

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免疫力を高める食事とは?

免疫力の60~70%は腸にあるといわれているんです。

つまり、腸内環境を良好に保つことで、免疫力の低下を防ぐことができるといわれているんです。

先ほどもいいましたが、ヨーグルト、漬物、味噌といった発酵食品や食物繊維、オリゴ糖など腸内環境を整えてくれる食材はたくさんあります。

これらの食材で、腸内の免疫細胞のバランスを改善することが大切なんですね。

食物繊維をエサとして増える酪酸菌も酪酸を生成して腸の粘膜を修復して、免疫機能を高めてくれるんです。

トマトやリンゴ、お茶などに含まれるポリフェノール、青魚に含まれるEPAなども腸の炎症を抑えてくれるんですね。

また、免疫細胞を活性化させるにはタンパク質やビタミンA、ビタミンEが必要なんですね。

では、どんな食事を心がけるべきなんでしょうか?

簡単に言うと、多くの食材を食べることが大切なんです。

主食は白米よりも玄米が食物繊維が豊富ですし、海藻やキノコには良質の食物繊維が含まれています。

また、丸ごと食べる煮干しや干しエビなどの小魚は、丸ごとの栄養素を摂ることができます。

そして、味噌、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品に、いろんな種類の緑黄色野菜。

まあ、あまり難しく考えないで、いろんなものを食べるようにすることが大切なんですね。

いろいろ免疫についてお話ししましたが、参考にしてくださいね。



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