納豆の効果や種類や納豆菌とは

納豆の効果とは

納豆は大豆を納豆菌で発酵させた食品で、納豆を作り出す納豆菌は納豆100グラムあたりに1000億個存在するんです。

納豆菌は胃酸にも強いため、生きたまま腸に届くんです。

発酵食品の菌は熱や胃酸に弱いものが多いんですが、納豆菌は激強いといわれているんです。

また、納豆に含まれるナットウキナーゼという成分は、血栓を溶かす効果があるんです。

血栓とは血管の中で血液が固まったもので、これらを溶かしてくれるんですね。

ただ、ナットウキナーゼは熱に弱いので、炊き立て熱々のご飯に納豆を載せて食べると効果がなくなってしまうんですね。

このナットウキナーゼは70度の熱を加えると死滅してしまうんです。

ですので、ご飯に載せないで食べるほうが良いんですね。

また、血栓は寝ている間にできやすいので、夜に食べて寝るのがおすすめといわれているんです。

そして、継続して食べることで血栓を溶かす作用は向上するので、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症の予防になるんですね。

納豆に含まれる食物繊維とビタミンB2は血糖値の上昇を抑えてくれるんですね。

血糖値は急激に上がることで、糖分が脂肪に変わりやすくなるんですね。

ですので、血糖値を緩やかに上がるようすることは、ダイエットにつながるんですね。

また、血糖値の上昇を抑えることは糖尿病の予防にもなるんです。

納豆に含まれるポリアミンという成分は、肌のハリを良くし動脈硬化を防いでくれるんです。

納豆に含まれるビタミンKは骨粗鬆症を予防してくれるんです。

大豆に含まれるレシチンは、神経伝達物質を生成する働きがあり、これによって記憶力を高める効果があるんですね。

納豆のネバネバに含まれるレバンにはアレルギー抑制効果があるので、花粉症や気管支喘息、じんましんなどのアレルギーに効果があるんですね。

ご存知の通り、納豆菌には整腸作用がありますから、免疫力のアップにもつながるんですね。

スポンサードリンク

納豆の種類とは

納豆の種類は2種類で、大まかにいうとひきわり納豆と粒納豆に分けられるんです。

ひきわり納豆は大豆の皮を取り除き、細かく砕いてから発酵させるんです。

そのため、納豆菌が付着する面積が多く、粒納豆よりもうまみが多いんです。

ビタミンKは粒納豆の1.5倍も含まれているんです。

ビタミンKは出血したときに血液を固めて止血する因子を活性化させるんですね。

また、骨にあるタンパク質を活性化し、骨の形成を促してくれるんですね。

骨粗鬆症の治療薬としても使われているんですね。

血管(動脈)の健康にも役立っているんです。

粒納豆は大豆の皮がついたまま発酵させるので、食物繊維が多く含まれているんです。

また、ひきわり納豆の製造過程で溶け出してしまうミネラル類も多く含んでいるんですね。

粒納豆には大粒と小粒とがあり、大粒は食べごたえがあり、ご飯にかけずにおかずの1品としても重宝しますよね。

小粒はたれとからみやすいので、ご飯にかけて食べるのに向いているんですね。

また、原料となる大豆にもいろいろな品種があるんです。

黄大豆や青大豆があり、一般的なのは黄大豆でスーパーなどでよく見かけるものですよね。

青大豆は風味が強く、違ったおいしさがあるんです。

また、黒い納豆は黒豆を使ったもので、これも独特の風味があっておいしいんですね。

スポンサードリンク

納豆に含まれる納豆菌とは

納豆の糸を引くネバネバや納豆特有の臭い、この2つが納豆菌の正体なんですね。

納豆の糸の成分は「Y-ポリグルタミン酸」と「レバン」という2種類の分子が絡み合った状態で生成されているんですね。

納豆特有の臭いは大豆に由来する揮発性成分と、煮る、蒸すことによって生成される揮発性成分と、納豆菌によって生産される揮発性成分が混ざり合っているんですね。

ある実験でビフィズス菌や納豆菌を食べた人の便を採取し、便の中に残っている腸内細菌の種類を調べるという実験をしたそうです。

すると、生きて採取されたのは納豆菌だけだったんですね。

他の腸内細菌は寿命が短いので、常に補給しなければならないんです。

納豆菌だけは長く生きて、長い時間整腸効果を保ってくれるんですね。

口から入った納豆菌は空気と水と温度と体内の食物の栄養を得て、分裂繁殖を繰り返し、大腸全体に広がって何日も腸内細菌のバランスを整えて、下痢や腸炎を予防し、便秘を防いでくれるんですね。

赤ちゃんのお腹の中ではビフィズス菌が95%を占めているんです。

離乳期を過ぎるとビフィズス菌の種類も乳児型から成人型に変化するんです。

そして、ビフィズス菌の占める割合は10%ぐらいまで減ってくるんですね。

老年期に入るとさらに減少し、大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌が優勢になるんです。

腸内の善玉菌を増やすには、ミネラルバランスの良い食品や食物繊維を多く含む食品を摂る必要があるんですね。

納豆菌は腸内の善玉菌と共同して特殊な酵素を作り出すんです。

その酵素で悪玉菌を殺し善玉菌を増やしてくれるんですね。

納豆菌は他の菌よりも分裂が早く、約30分ごとに倍増し、16時間で1個が40億個まで増えるんです。

納豆菌は二日酔いにも効くっていわれているんですよ。

納豆をおつまみにすると多少の飲みすぎても悪酔いはしないんですよ。

納豆菌はとにかく強い菌なんですね。

納豆についていろいろ話しましたが、参考にしてくださいね。



Pocket
LINEで送る

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする