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ゴキブリの生態ってどんなの?
ゴキブリは紀元前2500年前にすでに繁栄していたんです。
石炭紀には多くのゴキブリが生息していて、ゴキブリの時代ともいわれているんです。
そのゴキブリが今もなお生き残っているのは、驚異的な生命力の強さかもしれませんね。
チャバネゴキブリは水さえあれば45日も生きていけるといわれれいるんです。
ゴキブリをつぶしたときに白っぽい液体が出てきますよね。
この液体は脂肪体といって、新陳代謝のほとんどをここでまかなっているんですね。
窒素や栄養分を蓄えておけるので、食べ物が不足してくると、これを使って生き延びるんです。
そしてですね、長生きするのはオスよりもメスなんです、どの世界も一緒ですよね。
また、ゴキブリは尾角の毛に空気の動きを感じたら、すぐに動き出すんです。
逃げ出す速さは人間世界でいうと、時速320キロなんです。
すごい速さなんですね。
またですね、ゴキブリが飛んでいるのを見たことがありますよね。
あれは、飛んでいるのではなく、ムササビのように高い所から低い所へ滑降しているんです。
目の前に飛んできて、背筋が凍りそうになったのを思い出しました・・・
さらにですね、一匹のゴキブリのメスからどれくらいゴキブリが生まれると思いますか?
1年の終わりには、一匹のメスから100,000匹(10万匹)のゴキブリが生まれるんですよ。
とてつもない繁殖力ですよね、そりゃ生き延びるわけですよね。
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ゴキブリの種類ってどんなの?
チャバネゴキブリ
チャバネゴキブリは成虫でも体長10mmぐらいと小型で茶色の色しています。
環境が良ければ、驚異的な繁殖力を持っているんです。
日本で生息しているゴキブリの中では最も多いんですね。
生息場所は冷暖房が完備されたビル内などが多いといわれています。
飲食店の厨房などは多いところで、何万匹という数が生息しているともいわれているんですよ。
家に住む昆虫の中でナンバーワンなんですね。
また、他のゴキブリと比べても成虫になるまでの成長期間が短く、すぐに成虫になるといわれているんです。
またですね、殺虫剤に対して抵抗力を持っている奴までいるんですよ。
ただですね、日本の冬の温度では生きていけないんですね。
10度以下では繁殖能力を失うといわれているんです。
クロゴキブリ
クロゴキブリは一般家屋や屋外で最もよく見られるゴキブリで、黒く光沢のある外見をしているんです。
生息場所は屋外のごみ置き場などで、外の環境に多いんですね。
つまり、屋外で越冬することができるんですね。
成虫に育つ期間は2年くらいかかるようですね。
移動速度が異常に早く、住宅に侵入してくる経路は床下通気口や屋根や壁の隙間などの割れ目から侵入するようですね。
昔の家はゴキブリの出入りが自由だったようですね。
今の新築の家は、逆にゴキブリが入ることができないといわれているんですよ。
ゴキブリが入ってくるのは引っ越しの時に一緒に持ってきたり、窓などから入ってきた場合なんですね。
ですので、見つけたらかならず仕留めるようにすれば、ゴキブリのいない家にずっと住むことができるらしいですよ。
ワモンゴキブリ
家に住むゴキブリでは国内で最大といわれています。
大きなものは45mmを超えるといわれていて、前胸背板に黄褐色の紋があるんです。
ただ、あまり見かけることはなく、生息場所はビル内の地下マンホール内や下水などで、1年を通して温度と湿度が高い場所に多いようですね。
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ゴキブリの赤ちゃんってどんなの?
チャバネゴキブリの赤ちゃんは3mm~1cmで、形状は成虫とよく似ているんですね。
ふ化した直後は白い米粒のような形をしていて、成長すると黒っぽい体に黄色い縞模様が現れるようです。
あまりにも小さいのでゴキブリだと気付かないことも多いようですね。
何度かの脱皮を繰り返し、自分が脱皮した殻も食べて大きく成長するんですね。
成虫になるのに2~3か月ぐらいといわれているようです。
クロゴキブリの赤ちゃんは最小で4mmぐらいで、ふ化した直後にはやはり米粒のような形状をしているんです。
黒い体に白い縞模様が入って、成虫とよく似た形状をしているんですね。
ゴキブリの赤ちゃんのうちは集団で移動することが多いようですね。
ゴキブリの赤ちゃんを見かけたということは、産卵してふ化した証ですから、大量発生の前兆でもあるんです。
ゴキブリは寒いところはあまり得意ではないですし、赤ちゃんの行動範囲も狭いですから、その場で過ごしやすいところを選んで産むようですね。
家電の近くなど熱源があったり、水分が得られるジメジメしたところや、エサとなる食べ残しが簡単に手に入るところで産むようです。
冷蔵庫の裏や下、洗濯機の下、テレビの裏側、エアコン室外機の近く、段ボールや新聞紙の中、観葉植物の下など、注意して見てみてくださいね。
ゴキブリのメスは一度オスから精子を受け取ると、その精子を活用して、1週間おきくらいに卵を産み続けるんですね。
クロゴキブリは産んだ卵はしばらく持ち歩いた後に、適した場所に産み付けるようです。
チャバネゴキブリはふ化するまで持ち歩くようです。
卵鞘(らんしょう)というカプセルに入れられた数十個のゴキブリの卵は、時期が来ると次々とふ化するんです。
ゴキブリの寿命は半年なんですが、世代交代を繰り返すことで生息数を増やしていくんですね。
ゴキブリのことをいろいろ話しましたが、参考にしてくださいね。