妊娠初期の便秘で踏ん張るいきむとどうなるか?

妊娠初期の便秘で踏ん張るいきむとどうなる?

妊娠初期3か月ぐらいは、子宮の大きさはグレープフルーツぐらいの大きさになっているんです。

そのため腸を圧迫して、便秘になることがあるんですね。

また、その他の原因として、次のようなものがあります。

・ホルモンの増加

・運動不足

・食生活

・体の冷え

これらの原因が重なることで、妊娠をすると便秘になりやすくなるといわれているんですね。

便秘になると、硬い便になり、便を出すときに踏ん張ったり、いきんだりすることになります。

この踏ん張る、いきむということを繰り返すと、肛門周辺に傷ができるんです。

そのため痔になってしまうんです。

妊娠中の痔は、切れ痔といぼ痔に分かれます。

切れ痔とは強く踏ん張り、いきむと肛門周辺の粘膜が傷ついたり、切れたりすることをいいます。

ただ、切れ痔の場合はほとんどが薬で治ります。

いぼ痔とは肛門付近の血行が悪くなり、血管の一部がしこりになることをいいます。

この場合には、手術が必要になることもあるんです。

またですね、妊娠中に便秘で踏ん張ったり、いきんだりするとお腹の赤ちゃんに影響があるんじゃないかと思う人もいるようです。

便秘で踏ん張ったり、いきんだりする腹圧で流産をすることはないようです。

妊娠初期の流産の原因は、遺伝子の異常といわれているんですね。

そして流産する場合は、それを防ぐことはできないともいわれているんですね。

どちらにしても、便秘を解消するしかないようですね。

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妊娠初期の便秘を解消する?

便秘の予防改善には、まずは食物繊維を多くとることが大切なんですね。

食物繊維

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があるんです。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のカサを増してくれます。

また、便意を起こしやすくしてくれるんです。

この不溶性食物繊維を多く含むのは、きのこ、ごぼう、アボカド、さつまいも、豆類、かぼちゃなどです。

水溶性食物繊維は、腸内で水分を含み、便を柔らかくして排泄を促してくれるんです。

この水溶性食物繊維を多く含むのは、わかめ、寒天、こんにゃく、海藻類、果物、中でもいちご、いちじくなどです。

これらを食事でとることが便秘の予防改善には大切なんですね。

また、便秘の予防改善にはたっぷりの水分も必要なんです。

たっぷりの水分

つわりなどで食べ物が食べられないなら、無理をしないで、水分補給に切り替えてみるんです。

大腸の中に水分が少なくなると、便が乾燥して固まらなくなり、腸のぜん動運動を起こすほどの便の量が作れなくなってしまうんですね。

飲んだ水が大腸に届くのは10%程度で、大腸でも水分が吸収されるので、便に行くのはわずかなんですね。

1日の目安量は1.5リットル~2リットルといわれているんです。

そうなると、ペットボトルを常にそばに置いて、意識的に水分補給をする必要がありそうですよね。

お気に入りの水筒を買ったりすると、やる気が出るかもしれませんよね。

またですね、朝起きてすぐ飲む水は便秘解消に効果があるといわれているんです。

大腸で作られた便は、寝ている間、直腸近くのS状結腸に下りてくるんですね。

朝起きてすぐに水を飲むと、胃が刺激を受けて腸に信号を送るんです。

それによって、腸のぜん動運動が起こり、S状結腸にたまっていた便が直腸に送られるんですね。

その情報が脳に伝わって、便意が起こるんですね。

つまり、朝起きてすぐの水だけで、便意が起こることもあるんですね。

また、乳酸菌も腸内の環境を整えてくれます。

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乳酸菌

善玉菌の活動を活性化し、腸のぜん動運動を促してくれるんです。

乳酸菌は、ヨーグルト、チーズ、キムチ、味噌などに多く含まれています。

また、オリゴ糖も腸内を整えてくれるんです。

オリゴ糖

オリゴ糖の特徴はそのまま腸まで届くので、腸に届くと善玉菌であるビフィズス菌のエサになるんですね。

そして、腸内のビフィズス菌を強力に増やしてくれるんです。

オリゴ糖は砂糖の半分のカロリーで、ダイエット効果もあるんです。

ですので、料理やコーヒーや紅茶に入れてもいいですよね。

また、妊婦さんの体にとても優しいですよね。

ちなみに妊娠中の便秘薬の服用ですが、効き目の穏やかな薬なら服用してもよいといわれます。

ただ、激しい下痢になる薬は、子宮を収縮させる心配があるため、注意が必要なんです。

いろいろお話しましたが、参考になれば幸いです。

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