一生懸命って何・・・

一生懸命って何・・・

戦国時代の話なんですが・・・

敵陣が、城に攻めて来たんです。

城側の軍勢は、それを知っていました。

城側の軍勢は、その襲来を受けて立ちます。

当然、守りのフォーメーションはできています。

皆、それぞれ持ち場につきます。

それぞれの持ち場では・・・

その持ち場を是が非でも守り抜きます。

どんなに状況が変わったとしても・・・

その持ち場だけは守り抜きます。

その持ち場だけは、絶対に離れません。

それが、その持ち場の人たちの使命だからです。

与えられた使命だからです。

このことを一「所」懸命といいます。

今では一「生」懸命という言葉になっています。

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一つの所を守る一「所」懸命だった・・・

そうです、「所」と「生」が違っています。

でも、もともとは「一所懸命」だったわけです。

一つの所を守る。

戦国時代に出来た言葉らしいんです。

僕はこの「一所懸命」の方がしっくり来ます。

僕達の生活で、「一所懸命」って実践できているでしょうか?

何かをやりはじめたら・・・

過去のことが気になったり・・・

未来のことが気になったり・・・

今、目の前のことに集中できていないような・・・

せっかく作ってくれたご飯を、おいしく食べているでしょうか?

他のことを考えていないでしょうか?

仕事のこととか・・・

悩んでいることとか・・・

ご飯は、別と良しとして・・・

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一所懸命を実践できているか・・・

例えば・・・

プロ野球選手になったとします。

9回裏、ツーアウト満塁・・・

バッターボックスに立ちます。

今日はノーヒットです。

さて、バッターボックスに立ち、ピッチャーが投げる球を待ちます。

そのときに、本当に集中していますか?

今、投げ出される球に集中していますか?

まさか・・・

前の打席に三振したこととか考えていませんよね・・・

まさか・・・

三振したらどうしよう、とか考えていませんよね・・・

過去も未来もどうでもいいんです・・・

今、投げられる球に集中してください。

今に集中してください。

今だけです。

一「所」懸命でいいんです。

一「生」ずっと懸命になる必要はないと思います。

やっぱり「一所懸命」の方がしっくりきます。

しかも、これの方が楽です・・・

また、楽な方に・・・(汗)

ではまた。

続く

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