三蔵法師はどんな人・・・
三蔵法師の話は知っていますか?
そうです、西遊記です。
あれ、本当の話なんですよ。
違いますよ・・・
孫悟空とか猪八戒とか・・・
そこじゃないですよ・・・
天竺まで旅をして、お釈迦様の経典を取りにいったんです。
天竺(北インド)までは遠く、旅の途中いろんな苦難に会ったらしいんです。
しかも、行くまでに6年かかり、帰るのに3年かかりました。
「なんで、行きは6年なのに、帰りは3年なの?」
なんて、聞かれそうですよね。
行きはですね・・・
旅の途中、行く先々の国で、頼まれれば仏法を説いていたそうなんです。
いろんな国の王様などに頼まれれば、その国にとどまり、仏法を説いたんですね。
また、庶民から頼まれれば、その村にとどまり、仏法を説きました。
そんなことをしている度に・・・
行きは6年という年月がたったらしいんです。
三蔵法師には、目標があったはずなんです。
そうです。
天竺へ行くことです。
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三蔵法師の目標は天竺に行くこと・・・
頼まれたことを、断れば・・・
もっと早く天竺に行けたはずなんです。
でも、そうしなかった。
なんででしょうか?
こんなことを思っていたように思います。
今、目の前の人を大事にしなければ・・・
何を大事にするんだろう・・・
今、目の前の人を救えなければ・・・
天竺に行く意味があるのだろうか?
「今を大事にする」
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三蔵法師は今を大事にした・・・
まさにお釈迦様の教えなんです。
三蔵法師という人は、そういう人だったらしいんです。
ちなみに帰りは何故3年だったのかと言いますと・・・
また、いろいろ頼まれたんですが・・・
その頼まれごとこなしながら・・・
行きで知り合った国々や人たちに、助けてもらって帰り道を進んだんです。
いろんな国の人たちに助けてもらいました。
だから、3年で帰れたんです。
というか・・・
この旅が無事に出来たんだと思います。
目標があったとしても・・・
進む道のりには・・・
いろんなことが起こります。
目標と関係ない頼まれごと・・・
目標と関係ないたくさんの人との出会い・・・
しかしですね・・・
あえて、目の前のことを・・・
大切にするからこそ・・・
目標にいち早く辿り着くのかもしれませんね。
ではまた。