やりたいことができない・・・

やりたいことができない・・・

ちょっと昔話をしますね。

僕が自営業をはじめて、数年になるんですけど・・・

最初の2年間ぐらいは、これだけでは食べていけませんでした。

それで、夜にアルバイトをしていたんです。

正直、きつかったのを覚えています。

朝から、夕方までは自営業。

ほとんど仕事はありませんでしたから、チラシ配りや、ホームページ作りをしていました。

そして、夕方の5時から12時ぐらいまで、飲食店でアルバイトです。

体が疲れきっていたのはもちろん、正直、心が一番疲れていたのかもしれません。

「こんなことをするために商売を始めたんじゃない・・・」

みたいな・・・

かなり疲れていたように思います。

そんなときに読んだ漫画があったんです。

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全てはやりたいことにつながっている・・・

「リアル」
著 井上雄彦

何巻だったか忘れましたが、こんな場面があったんです。

主人公が引越しのアルバイトをしているんですね。

ある時、その引越しのアルバイトの主任に誘われて、アルバイトみんなで飲みに行くんです。

しかし、アルバイトの連中は、みんな嫌々参加しているんです。

そして、アルバイトの連中が口を揃えて言うのは、お金のためだけにアルバイトしている、と。

だから、こんな飲み会に本当は参加したくない、と。

アルバイト仲間で仲良くなんて、したくない、と。

そして、バンドをしているというアルバイトが、主人公に言うんです。

「俺には音楽というやりたいことがある」

「アルバイトなんてどうでもいいんだ」

「金のためだけにやっている」

「お前にはやりたいこと無いのかよ?」

みたいなことです。

すると主人公が言うんです。

「確かにやりたいことは見つかっていない」

「しかし、今やっているこのアルバイトは、必ず自分の未来につながっている

「だから、今、目の前のこのアルバイトを一生懸命やるんだ

もし、台詞を間違っていたらすみません。

こんな感じのことを言っていたんです。

それを読んだときに思ったんです。

確かにアルバイトは、自営業には関係ないけど、僕の未来については関係あるわけです。

すべて無駄なことは無いわけなんですよね。

だから、今を大事に一生懸命アルバイトに取り組む。

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今目の前のことを一生懸命生きる・・・

今を生きる」って言うのは、そういうことなんだと思ったんです。

今はアルバイトはしていません。

贅沢もできませんが・・・

まあ、これからどうなるかはわかりませんが・・・

ただ、今こうあるのは、当時のアルバイトがあるからだと・・・

全てがつながっているんですね。

今の自分に・・・

ですので・・・

何にも考えないで・・・

何にも心配ないで・・・

何にも悩まないで・・・

今、目の前のことを・・・

やっていれば良いんだと思います・・・

そう考えれば・・・

肩の荷がおります・・・

ほっ・・・

ではまた。

続く

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