営業のテクニックとは・・・
突然ですが・・・
ある小さな町があるんです。
その町の人たちは、みんな揃って、T社の車に乗っていたんです。
そしてその町には、ある一人の車のディーラーがいたんです。
そして、その一人のディーラーがT社の車を売っていたんです。
そうなんです。
この町の人たちは、みんなこの一人のディーラーから車を買っていたんです。
別にT社の車が、ずば抜けて性能が良いわけではないんですよ。
そして、この町には他のディーラーもたくさん参入してきていたんです。
しかも凄腕の営業マンたちが・・・
しかしですね・・・
町の人たちは、それでもその一人のディーラーからしか買わなかったんですよ。
そしてですね・・・
それを聞きつけたテレビ局が取材にきたんです。
そして、町の人に聞くんです。
「何故、T社の車に乗っているんですか?」
すると、町の人はみんな言うんです。
「あの人が売るなら、H社でもI社でもどこでもいいんです。」
そして、さらに町の人に取材を続けると・・・
「あの人から買うと、事故したときでも飛んできてくれる。」
「あの人から買うと、いつでも相談に乗ってくれる。」
「あの人から買うと、車に関することは何も心配なくなる。」
そうなんですよ。
そのディーラー、車に関しては、その町の人達の絶大なる信用を得ていたんです。
スポンサードリンク
絶大なる信用を・・・
すご腕だったんです。
ではですね・・・
どんな営業テクニックを使っていたのか?
そこで、テレビ局がそのディーラーに聞いたんです。
「どんなテクニックがあるんですか?」と・・・
すると、そのディーラーは言うんです。
「何もしていないのに、車を売ってくれと電話がかかるんです。」
「えっ・・・」
これ、本当らしいんです・・・
本当に集客は何もしていないらしい・・・
スポンサードリンク
集客は何もしていない・・・
しかし、このディーラー、車に関するいろんなサービスをしていたんです。
真夜中でも相談にのってくれたり・・・
事故を起こすとすぐに来てくれたり・・・
事故相手のヤ●ザと交渉なんかもしてくれる・・・
それが町中に知れ渡ったわけなんですよ。
そして、そのディーラーは言うんです。
「喜ばれることだけを考えてきた。」
と。
考えさせられますよね・・・
もう・・・
売上を上げたりするために・・・
営業努力なんていらないのかもしれません。
極めてシンプルに・・・
喜ばれることを考える
これだけでいいんじゃないかと思います。
それを積み重ねていく度に、周りの人たちが全て味方になるんじゃないでしょうか?
何とか式営業戦略だとか、何とかの法則だとか・・・
あまり難しく考えなくてもいいのかもしれません・・・
喜ばれることだけ考える・・・
本当にシンプルに生きてみるのもいいかもしれませんね。
ではまた。