何か嫌なことをされたときこそ・・・
この前、ジョギングをしていたんです。
それが細い道だったんです。
すると、前から大きな車が、すごいスピードで走ってくるんです。
てっきりスピードを緩めると思っていたんですが・・・
全く緩めず走り去っていきました・・・
僕の格好は、というと・・・
壁にへばり付いていました・・・
ペタっと。
そして、咄嗟に・・・
その車に向かって・・・
「馬鹿ヤローーー」
って・・・
言おうとしたんですが・・・
ぐっと、こらえました。
そして、力いっぱい、顔に集中して笑顔を作りました・・・
多分、へんな笑顔だったと思います。
「KAMEさん、いったい何の話をしているんですか?」
なんて、言われそうですが・・・
こんな話は知りませんか?
イチロー選手の話です。
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イチロー選手の話・・・
イチロー選手がバッターボックスに立つんです。
ピッチャーが振りかぶり、第1球を投げるんです。
ボールううう
ここからは実況風でいきますね。
きわどい球です。
もう少しでデッドボールでした。
第2球投げました。
ああっと、イチロー避けきれないいい。
デッドボールうう・・・
かなり痛そうです。
イチロー、うずくまっていますうう。
ああっと、立ち上がったああ。
イチローそのまま何も無かったかのように、一塁ベースに進んでいます。
下を向いたまま、一塁ベースへ向かっていますうう。
その後のイチロー選手のコメントで、こんなことを言っているんですよ。
僕はデッドボールを受けたとき、投手を睨み付けたり、怒ったりはしない。
絶対に投手を見ないで、下を向きながら、黙々と1塁へ向かっていく。
それがぶつけた投手に、1番こたえることを、僕はよく知っている。
っと。
そうなんですよ。
睨み付けたり、怒ったりすると、それだけで許されてしまうんです。
免責されるというんですか・・・
何か嫌なことをされた相手に、怒ったり、文句を言ったり、悪口を言うと・・・
すると・・・
その相手は許されてしまうんです。
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嫌なことをされた相手に何も言わない・・・
だから、何も言わない。
そうすれば、逆に相手は、悪い気になるんですね・・・
悪いことをしたのに、何も言われない・・・
なんで?
みたいに。
ぐっと力を入れて笑顔を作る。
一体、何が起こったのかわからなくなりますよね。
脳が状況についていけなくなるんです。
そうなんです。
何か嫌なことをされようが・・・
何か嫌なことがあったとしても・・・
怒ったり・・・
文句を言ったり・・・
悪口を言ったり・・・
一切をしない・・・
ように、がんばってみる・・・
それが、一番こたえるんです。
そして・・・
それが一番の解決法なのかもしれません・・・
僕たちは、すぐに仕返しを考えます・・・
必要以上に感情的になって・・・
必要以上に心を震わせます・・・
そして、それは・・・
何よりも・・・
自分の・・・
心や体に・・・
悪いのかもしれませんね・・・
だとしたら・・・
なおさら、笑顔ですね。
といっても・・・
大変難しそうですが・・・(汗)
ではまた。