楽に生きる?

楽に生きる?

僕は今、自営業をしているんですね。

「何で自営業なの?」なんて言われそうですが・・・

実は、ずっと、憧れていたんです。

お金と自由に。

お金という話で言えば・・・

裕福になりたかった・・・

俗にいう・・・

成功に憧れていました・・・

だから、自営業だったんです。

自分ひとりで、いくらでも稼げる自営業に。

そんなことを考えているものだから、いろんな成功法則本を読みましたし・・・

成功にまつわる、いろんな情報を集めました・・・

そして、実践しました。

成果は出てきて・・・

商売を始めた当初の2年は、夜にバイトに行っていたんです。

週5日ぐらいバイトすると、15万円ぐらいバイト料があるんです。

それを家族の生活費にしていたんです。

そのバイトを辞めてもいいぐらいになりました。

そして、家族3人が生活するぐらいなら、全然平気なぐらいには、仕事が来るようになりました。

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仕事が来るようになっても・・・

そして、もっともっと、って・・・

いつも望んでいました・・・

今ある自分に感謝もせずに、ずっと思っていたんです。

もっと、もっと、って。

こんなこと5年も6年もしていたら、どうなるかわかりますか?

疲れるんですよ・・・

だって、キリがないんですから・・・

そして思うんです・・・

いつまで「もっと、もっと」なのって。

そんなことを考えてるときに、こんな話を聞いたんです。

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3億円もらえる?

今ここに3億円あります。

凄い札束が目の前にあるんです。

宝くじの当選と同じ金額です。

この3億円を全てもらえるんです。

ただし、条件があります。

その条件とは・・・

目と耳をください。

目と耳と交換で3億円あげます、と。

・・・・・・・・・・・・・・・

どうしますか?

天秤はどちらに傾きましたか?

・・・・・・・・・・・・・・・

この話を聞いてどう思いますか?

3億円が少し軽くなりませんでしたか?

目があって、いろんな綺麗な景色が「見える」ことが幸せだったんです。

大切な人達が、どんな容姿をしているかを「見える」だけで幸せだったんです。

そして・・・

音楽が「聞ける」ことが幸せだったんです。

大切な人達が、どんな声をしているかが「聞ける」だけで幸せだったんですよ。

今生きているだけで幸せだったんですよ。

僕は、その話を聞いた時、痛感しました・・・

あんまりがんばらなくていいって・・・

だって、もう持っているんですよね。

3億円相当のものを。

最初っから持っていたんです。

だから、あんまりがんばらなくていいんですね。

こう思うだけで楽になりませんか?

もうちょっと楽に生きてもいいのかも・・・

なんて思います・・・

続く

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